まごころケア食は種類豊富!健康のお悩みに合わせて選べる5種類を管理栄養士が解説
みなさんは、まごころケア食とというブランドをご存知ですか?
専門医と管理栄養士が監修した、健康状態やニーズに合わせた食事を提供しているブランドです。
運営しているのは東証一部上場の株式会社シルバーライフで、まごころケア食以外にもさまざまな食事サービスを展開しています。
大手企業ならではの安心感と、豊富なラインナップが魅力ですよ。
(出典:https://magokoro-care-shoku.com/)
まごころケア食には以下の5種類のラインナップがあり、健康やダイエットに関心のある方から食事制限のある方まで、幅広く利用できるようになっています。
- 健康バランス
- カロリー調整食
- 糖質制限食
- 塩分制限食
- たんぱく調整食
これだけ種類が多いと、どれを試したらいいのだろう?それぞれどう違うのだろう?
と疑問に思ってしまいますね。
そこで、本記事ではそれぞれのラインナップについて、管理栄養士が詳しく解説していきたいと思います!
<目次>
- 1.まごころケア食ってどんなブランド?
- 2.まごころケア食【健康バランス】について解説!
- 3.まごころケア食【カロリー調整食】について解説!
- 4.まごころケア食【糖質制限食】について解説!
- 5.まごころケア食【塩分制限食】について解説!
- 6.まごころケア食【たんぱく調整食】について解説!
- 7.選べる5種類!まごころケア食の種類まとめ
<目次>
1.まごころケア食ってどんなブランド?
(出典:https://magokoro-care-shoku.com/)
まごころケア食は、健康状態やニーズに合わせて5種類から選べるラインナップを備えた冷凍弁当ブランドです。
5種類のラインナップはそれぞれ医師が監修を行なっており、管理栄養士が最適なメニューを考案しています。
主な特徴としては、以下が挙げられます。
- 全国送料無料…定期購入では置き配・冷凍庫レンタルサービスもあり
- 管理栄養士が常駐…管理栄養士が献立の監修・考案を行っている
- レンジで調理するだけ…調理の手間がかからない
- 主菜1品+副菜3品…栄養バランスや彩りも考慮されている
- こだわりの味つけ…国内工場で手作りしている
- 定期購入割引…定期購入では180円の割引が適用される
詳しくは、こちらの記事もご覧ください。
(出典:https://magokoro-care-shoku.com/)
まごころケア食が展開しているラインナップは、画像にある通り要望に合わせた5種類です。
忙しくて料理をする暇がない、という気軽なお悩みから食事制限のお悩みまで、幅広い食事のお悩みに対応しているのが魅力です。
とは言え、5種類もあるとどの食事を選んだらいいか迷ってしまいますね。
それでは、まごころケア食のラインナップについて、一つ一つ解説していきましょう。
2.まごころケア食【健康バランス】について解説!
(出典:https://magokoro-care-shoku.com/)
人気商品である健康バランスは、以下のような特徴を持ったラインナップです。
- カロリー300kcal以下
- 塩分2.5g以下
まごころケア食はおかずのみですから、このカロリーにごはんのカロリーを追加することになるでしょう。
お茶碗1杯分のごはんを追加したとすると、1食分のカロリーは以下のようになります。
- まごころケア食の健康バランス+ごはん1杯…約550kcal
ごはんと主菜1品+副菜3品でこのカロリーですから、幅広い年代でちょうどいいと感じる量ではないでしょうか?
参考までに、身体活動レベルⅡ(座位中心だが、家事や仕事などの作業をしている人が該当)の人での推定エネルギー必要量を以下に記します。
<推定エネルギー必要量(kcal/日)>※日本人の食事摂取基準(2020年版)より引用
年齢 | 男性 | 女性 |
18〜29歳 | 2,650kcal/日 | 2,000kcal/日 |
30〜49歳 | 2,700kcal/日 | 2,050kcal/日 |
50〜64歳 | 2,600kcal/日 | 1,950kcal/日 |
まごころケア食を朝食・昼食・夕食のどこで利用するかにもよりますが、ごはんと健康バランスで約550kcalですから、年代や性別、運動量などによっては少し物足りなく感じるかもしれません。
しかし、健康や体型が気になり始め、1日のカロリーを少し抑えたいと考えている人にはちょうどいいカロリーであるとも言えるでしょう。
また、塩分についてはどうでしょうか?
健康バランスの塩分は2.5g以下になるように設定されています。
食事摂取基準では、塩分の基準を以下のように定めています。
<食塩相当量の目標量>※日本人の食事摂取基準(2020年版)より引用
年齢 | 男性 | 女性 |
---|---|---|
18〜29歳 | 7.5g未満 | 6.5g未満 |
30〜49歳 | 7.5g未満 | 6.5g未満 |
50〜64歳 | 7.5g未満 | 6.5g未満 |
この基準を3食で割ってみると、1食あたり2g台に抑えなければならないということが分かります。
自炊しながら減塩にチャレンジするのはなかなか難しいですが、健康バランスでは2.5g以下になるよう設計されているので安心ですね。
以上の特徴から、以下の人には健康バランスがぴったりだと言えます。
- まずはまごころケア食を手軽に試してみたい
- 健康が少し気になり始めた
- カロリーが少し気になっている
3.まごころケア食【カロリー調整食】について解説!
(出典:https://magokoro-care-shoku.com/)
カロリー調整食は、以下のような特徴を持ったラインナップです。
- カロリー240±10%kcal
- 塩分2.5g以下
健康バランスに比べると、カロリーがさらに50kcal少ない設計ですね。
また、塩分は健康バランスと同じ2.5g以下となっています。
冷凍弁当のブランドによっては、カロリーの基準はあるものの献立によって多少のばらつきがあり、
1日のカロリーを厳密に管理している人にとってはそのばらつきが気になる…という意見もあります。
しかしながらまごころケア食のカロリー制限食ではその差を10%に抑えています。つまり、
- カロリー調整食の1食あたりのカロリー:216〜264kcal
の範囲内に収まるように設計しているということですね。
このカロリーにごはんをお茶碗1杯足すとすれば、
- まごころケア食のカロリー調整食+ごはん1杯…約466kcal〜約514kcal
となります。
ごはんをつけても概ね1食あたり500kcal前後で抑えられるわけですから、バランスよくダイエットに挑戦したい方にはうってつけと言えます。
以上の特徴から、以下の人にはカロリー調整食がぴったりだと言えます。
- ダイエットに取り組みたい
- カロリーの制限をしたい
- バランスのいい食事をしつつ、カロリーを抑えたい
4.まごころケア食【糖質制限食】について解説!
(出典:https://magokoro-care-shoku.com/)
糖質制限食は、以下のような特徴を持ったラインナップです。
- カロリー240±10%kcal
- 塩分2.0g以下
- 糖質15g以下
先にご紹介した健康バランスやカロリー調整食に比べ、さらに基準が厳しく設定されていることが分かりますね。
カロリーはカロリー調整食と同じ基準となっていますが、塩分は2.0g以下とさらに低く設定されています。
たった0.5gの違い…ということはなく、1食で0.5gの塩分を減らすのは意外と大変なこと。
糖質を減らそうとすると、どうしても他のおかずなどが増えてしまったり、偏ったメニューに陥ってしまったり…と
塩分の摂り過ぎになってしまったというケースは少なくありません。
糖質を減らしつつ、さらに塩分も減らしている糖質制限食は、自己流での糖質制限に挫折してしまったという人にもぴったりです。
糖質制限がトレンドとなり久しいですが、実際に私たちはどのくらいの糖質を摂取しているものでしょうか?
おいしく楽しく適正糖質を取ることを推奨している『ロカボ』の公式ホームページによれば、
今の一般的な日本人の食生活では、1日に300gくらいの糖質を摂取しています。
おにぎり2個と野菜ジュースだけで100gくらいになってしまうのです。(ロカボ公式ホームページより引用)
とのこと。
おにぎり2個と野菜ジュースがそう重い食事には見えなくても、かなりの糖質を含んでいるのですよね。
- ロカボが提唱する1食あたりの糖質量:20〜40g
ロカボが提唱する基準から考えると、まごころケア食の糖質制限食はより低い数値を目安にしているということが分かります。
現代の日本人は、白いごはんやパスタ、パンなど精製された主食を食べる機会も多く、清涼飲料水やお菓子などからも知らず知らずのうちに多くの糖質を摂取してしまいがちです。
糖質を過剰に摂取してしまうと、食後の血糖値が急激に上がることで太りやすくなってしまったり、さまざまな病気のリスクを高めてしまうことにもつながります。
そのため、以下の人には糖質制限食がおすすめできるでしょう。
- 糖質制限を始めたいと考えている
- 糖質制限に取り組んだが、自炊では難しいと挫折したことがある
- 健診などで糖質の摂りすぎを指摘された
5.まごころケア食【塩分制限食】について解説!
(出典:https://magokoro-care-shoku.com/)
塩分制限食は、以下のような特徴を持ったラインナップです。
- カロリー300kcal以下
- 塩分2.0g以下
カロリーは健康バランスと同じ300kcal以下ですが、塩分はより厳しく2.0g以下に設定されています。
一般的に減塩といえば、「高血圧と指摘された人が取り組む食事」と認識している人も多いかもしれませんね。
しかし、一般の人でも塩分の摂り過ぎに陥っている場合はとても多いのです。
健康長寿ネットによると、日本人の食塩の摂取量はこのようになっています。
令和元年国民健康・栄養調査における食塩の1日の摂取量は平均すると9.7gでした。
食品群別摂取量を見ると、6.5g(67.0%)は調味料から摂取されており、内訳は、しょうゆ1.6g、みそ1.2g、塩1.2g、その他の調味料2.3gです。(健康長寿ネットより引用)
健康バランスで取り上げたように、食事摂取基準では塩分についてこのような基準が設けられています。
<食塩相当量の目標量>※日本人の食事摂取基準(2020年版)より引用
年齢 | 男性 | 女性 |
---|---|---|
18〜29歳 | 7.5g未満 | 6.5g未満 |
30〜49歳 | 7.5g未満 | 6.5g未満 |
50〜64歳 | 7.5g未満 | 6.5g未満 |
目標量からすると、9.7gという摂取量はとても多く感じますね。
現状は血圧などに問題がなくても、日頃から減塩に気をつけておくことは大切であると言えます。
また、普段の食事ではなかなか減塩が難しい…という場合、1食を塩分制限食に置き換えるというのもいいかもしれません。
減塩する上で調味料を減らすことは大切でも、味が薄くなり物足りなく感じて挫折してしまうことがあります。
まごころケア食の塩分制限食では、香辛料や出汁を使用することで美味しさが引き立つようにしてあり、無理せず継続しやすい工夫がされています。
以上の特徴から、以下の人には塩分制限食がぴったりだと言えます。
- 血圧が気になるので、減塩を始めたい
- 減塩に取り組んだが、物足りず挫折してしまった
- 減塩に興味はあるが、何から始めたらいいか分からない
6.まごころケア食【たんぱく調整食】について解説!
(出典:https://magokoro-care-shoku.com/)
たんぱく調整食は、以下のような特徴を持ったラインナップです。
- カロリー300kcal以上
- 塩分2.0g以下
- たんぱく質10g以下
- カリウム500mg以下
- リン200mg以下
カロリーは300kcal以下ではなく「以上」になっており、たんぱく質は10g「以下」、その他カリウムやリンなど聞きなれない基準も設けられていますね。
最近ではプロテインなど「たんぱく質ブーム」が起きていますが、たんぱく質に制限があるこちらの食事にはどんな目的があるのでしょうか?
実は、腎臓の機能と関係があるのです。
私たちの体に2つ備わっている腎臓という臓器は、血液をろ過して老廃物などを尿として排出するという役割を担っています。
腎臓の機能が低下してしまうと、たんぱく質を代謝した後の産物をうまく排泄できず、腎機能が悪化したり尿毒症などを引き起こしてしまうのです。
そのためたんぱく質の量を制限する必要があるのですが、カロリーを抑えすぎてしまうとかえって体内のたんぱく質を壊してエネルギーを作り出そうとしてしまうため、カロリーはしっかりと摂取する必要があります。
そして、カリウム・リンといったミネラルは腎機能が低下すると体内に溜まりやすくなってしまうため、制限が必要になってくる場合があります。
腎臓の機能が低下してしまったりしてこれらの点に注意した食事をするよう指導された場合、前述したようにカロリー・塩分・たんぱく質・リン・カリウム…とさまざまな項目に気を配らなければならないことも。
レンジで温めるだけでこれらの基準に合わせた食事ができるたんぱく調整食は、とても便利に活用できるでしょう。
これらの背景から、以下の人には塩分制限食がぴったりだと言えます。
- たんぱく質や塩分などの制限がある
7.選べる5種類!まごころケア食の種類まとめ
(出典:https://magokoro-care-shoku.com/)
まごころケア食にはそれぞれ解説してきたように、5種類のラインナップが存在します。
それぞれに医師の監修があるため、食事や健康のお悩みに合わせて安心して利用できるブランドであると言えそうですね。
毎日の食事を考えるだけでも大変なのに、その中でいろいろな制限があるとより難しいと感じることも多いでしょう。
そんなとき、レンジで温めるだけでお悩みに合わせた食事ができるまごころケア食は、とても役に立つことと思います。
まごころケア食では、健康バランスのみ初回限定で7食セットが3,980円となるお得なプランも提供されています。
まずは味などを確かめてみるためにも、お試ししてみるのはいかがでしょうか?
お試しや定期購入などについてはこちらの記事で解説しています。