「シェフの無添つくりおき」無添加でも3日間日持ちのワケと冷凍保存のポイント
シェフの無添つくりおきは、添加物を一切使わずにつくられています。添加物を使っていないお惣菜であれば「日持ちはどのくらい?」「無添加のお惣菜って冷凍してもいいの?」と、疑問に思われる人も多いのではないでしょうか?
シェフの無添つくりおきは、届いた日を含め3日間冷蔵保存で日持ちします。
せっかく届いたお惣菜なので、冷凍することなく食べられるといいですよね。ですが、3日以内に食べきれるときと、食べきれずに残ってしまうこともあるはずです。
この記事では、シェフの無添つくりおきが3日間日持ちする理由にあわせて、冷凍保存するときのポイントについても詳しく解説しています。
正しく保存して安心して食べられるように、ぜひ最後までご覧ください!
筆者が実際に試してみた感想はこちらの記事で詳しくご紹介しています。
<目次>
シェフの無添つくりおきの日持ちは3日間
シェフの無添つくりおきは、届いた日を含め3日間の日持ちが可能です。ただし、水分や繊維が多い食材、一部の食品または調理法によっては冷凍保存ができないこともあります。
無添加のお惣菜の日持ちは、一般的には1〜2日と言われています。シェフの無添つくりおきでは、菌を増やさない工夫や傷みにくくする工夫により、冷蔵保存で3日間日持ちします。
シェフの無添つくりおきのお惣菜は、毎日の食事だけではなく、忙しい朝のお弁当にもおすすめです。温めるだけですぐに使えるので、あらゆる時間に活用することで暮らしにゆとりができます。
「シェフの無添つくりおき」の活用方法
シェフの無添つくりおきの活用方法には、次のような方法があります。
- ・いつもの食事のおかずとして
- ・お弁当のおかずに
- ・食材を追加して簡単にアレンジ料理
- ・お惣菜を1品追加して食卓を豊かに
あらゆる食事の場面で、簡単に栄養のある料理が楽しめます!
お惣菜の数は、家族の人数に合わせて2つのプランから選べるため、食べ切れないことも少なく食品のロスがありません。
無添加なのに3日間日持ちするのはなぜ?
シェフの無添つくりおきは、冷蔵保存で3日間日持ちします。一般的に、無添加のお惣菜は傷みやすいイメージがありますが、シェフの無添つくりおきでは、傷みにくくするために2つの工夫をしています。
- ・窒素充填冷蔵
- ・急速冷却
窒素充填冷蔵
窒素充填冷蔵とは、お惣菜パックの中に空気のかわりに窒素を充填して冷蔵する方法です。空気中の酸素は、食品を酸化させ腐りやすくします。窒素を入れることで酸化を抑え、食品の風味や香り、色などの日持ちを長くしています。
急速冷却
急速冷却によっても食材の劣化を抑えています。自然冷却ではゆっくりと温度が下がり、20〜50℃の菌が繁殖しやすい状態が長く続きます。
お惣菜では、菌の繁殖によって起きる食中毒のリスクは少なくありません。そのため、一般的なお惣菜では傷みにくくするための添加物が使用されていることがよくあります。
シェフの無添つくりおきでは、急速冷却をすることによって、菌が繁殖しやすい時間を短かくして、お惣菜が傷みにくくなる工夫をしています。
「シェフの無添つくりおき」冷凍保存のポイント
シェフの無添つくりおきは、届いてから3日以内に冷蔵状態で食べることを基本的にはおすすめしています。ただ、食べきれないときは、冷凍保存不可ではないお惣菜に限り、パック状態での冷凍保存ができるようになっています。
ここでは、お惣菜を冷凍したときのポイントを3つお伝えします。
ポイント① 届いてからなるべく早く冷凍する
冷凍することが決まっている場合は、シェフの無添つくりおきが届いてから、できるだけ早い段階で冷凍するようにしましょう。3日間日持ちはするものの、日を追うごとに多少傷みやすくなってしまいます。そのため、冷凍をしたいときは届いてすぐ保存ができるとより安心です。
ポイント② 解凍は電子レンジで
冷凍状態から解凍をするときは、衛生上の観点から冷蔵庫での事前解凍はおすすめしていません。解凍には電子レンジを使用するようにしましょう。お惣菜にもよりますが、目安時間は1パック500Wで4分程度、600Wで3分20秒ほどです。
実際に解凍してみて十分でないと感じた場合は、少しずつ追加して加熱して中心まで十分に加熱しましょう。
ポイント③ 冷凍保存ができる期間の目安は1ヶ月
冷凍保存したお惣菜は、1ヶ月以内に食べるように推奨されています。ただし、添加物の使用が一切ないため、冷凍した場合の品質保証はされていません。冷凍した場合はできるだけ早く食べた方が安心かもしれませんね。
冷凍保存には向かない食品
「シェフの無添つくりおき」では、冷凍によって食感や風味が損なわれるお惣菜に関しては、パッケージに「冷凍不可」と記載されています。
冷凍保存に向いていない食材やメニューには次のようなものがあります。
水分や繊維の多い野菜
水分が多い野菜は、凍結するときに氷の結晶が大きくなって野菜の組織や細胞が壊れ、風味や食感が失われてしまうためです。
さらに、繊維が多い野菜に関しては、解凍したときに繊維の周りが空洞化することによって、口の中に繊維が残りやすくなります。水分が多い野菜はレタスやトマト、きゅうりなどです。繊維が多い野菜には、ごぼう、にんじん、大根といった野菜があります。
豆腐やこんにゃく
豆腐やこんにゃくを冷凍すると、水分が抜けて組織が変形しボコボコと穴が空いた状態になります。この状態を「す(鬆)が入る」と言われます。「す」が入った豆腐やこんにゃくは、弾力や食感が損なわれて風味も落ちてしまいます。
卵料理
卵料理も冷凍には向きません。ゆで卵は白身の部分は硬くなりスポンジ状態に、黄身の部分はボソボソになってしまいます。卵焼きも水分が抜けて食感が損なわれます。
「シェフの無添つくりおき」2つの工夫で日持ちしやすく
この記事では、シェフの無添つくりおきが、無添加お惣菜でも3日間日持ちする理由と、冷凍保存について解説しました。
3日間日持ちする理由には、「窒素充填冷蔵」と「急速冷却」の2つの工夫があります。菌を増やさず、食材が傷みにくくなる工夫です。
届いたお惣菜は、基本的には3日以内に食べ切ることをおすすめされていますが、冷凍保存をすることもできます。ただし、冷凍保存不可の記載がないお惣菜に限ります。
冷凍保存するときには、以下の点に注意しましょう。
- ・届いてからなるべく早い段階で冷凍保存
- ・解凍は電子レンジを使用
- ・冷凍保存から1ヶ月以内を目安に早めに食べる
これらのポイントをふまえたうえで、食べ切れないときは冷凍保存しましょう。
できれば、3日以内の一番おいしい状態のお惣菜を、あらゆる食事の時間に楽しめるといいですね。