子ども(未就学児)の誕生日の食事・喜んでもらえるポイント&メニュー例

 

もうすぐわが子の誕生日!さあ、何を作ろうか?と食事メニューに悩まれる方も多いのではないでしょうか。

 

かくいう筆者も、息子の誕生日で食事メニューに悩んだひとり。4歳を目の前にして、いろいろなものが食べられるようになったけれど、好き嫌いもはっきりしてきました。喜んでもらいたいけれど、どんな食事を用意すれば良いかわからずどうしよう……?

 

そこで、料理サイトやSNSで、保育園児や幼稚園児が喜ぶ誕生日メニューを徹底的に調べてみることに。調査の結果、どのようにメニューを決めればいいのか、どんなことに気を付けたら良いのかポイントがわかりました!

 

この記事では、筆者が調査した「子どもが大喜びする食事メニュー」について解説します。大切なわが子の特別な日……誕生日を最高なものにする食事メニューが作れる手助けになればと思います。ぜひ参考にしてみてくださいね。

 

子どもの誕生日|食事メニューの決め方

子ども(未就学児)の誕生日食事メニューの決め方は以下です。

 

  • 誕生日の主役にリクエストを聞く
  • 特別な料理ではなく、食べ慣れた好物を出す
  • 誕生日当日に忙しくないメニューにする

 

それぞれについて解説します。

 

誕生日の主役にリクエストを聞く

まずは本人に「誕生日になにを食べたい?」と聞きましょう。誕生日の目的は、主役を盛大に祝うこと。本人の気持ちを尊重するのが一番です。

 

「〇〇ちゃん(くん)の誕生日だから、あなたの大好きなものを作るよ」

 

と伝えることで、子どもは「自分は愛されている」という幸福感を得られます。誕生日を迎える楽しみが大きくなり、当日までの日常をワクワクして過ごせるメリットも。

 

特別な料理でなく、食べ慣れた好物を出す

未就学児の誕生日メニューには、食べ慣れた好物を出してあげましょう。保育園・幼稚園に通う年頃の子どもは、初めて見るものを警戒して食べない傾向も。特別な日だから……!とはりきって挑戦した料理に、警戒して手をつけてくれなかったら悲しいですよね。

 

「せっかくの誕生日なのに、いつものメニューはつまらない……」

 

そう感じてしまう気持ち、よくわかります。いつもの料理の味はそのままに、見た目をパーティー仕様にする方法を後ほど詳しく紹介しますね。

 

誕生日当日に忙しくないメニューにする

誕生日当日、パパママがキッチンに立ちっぱなしにならないようにします。パパママがあくせく動き回るより、いっしょに遊び、楽しく過ごす時間が子どもにとっては何よりのプレゼント。

 

前日に下処理を済ませる、週末に下味をつけて冷凍しておくなどが有効。料理の手伝いや、仕上げを子どもと一緒にするのもおすすめです。まぜる、きる、飾り付け……親子で楽しく料理する時間は、普段大慌てで準備する平日の夕食とはちがった、素敵な時間になることでしょう。

 

子どもが喜ぶ!誕生日の食事作りのポイント3点

子どものリクエストや、好物をパーティーらしい誕生日メニューに変身させるポイントをお伝えします。

 

カラフルにする

料理の盛り付けに、にんじんやブロッコリーなどの鮮やかな色をそえます。にんじんは、型抜きを使ってかわいらしいフォルムに。にんじんのグラッセを多めに作り、料理の至るところにトッピングするのも◎

にんじんのグラッセは、耐熱ボウルに材料(水、砂糖、バターなど)を入れてレンジで加熱するだけで簡単に作れますよ。わが家の野菜嫌いの3歳児もこれならパクパク完食です。

 

カラフルな紙皿やナフキンで、パーティーらしいテーブルセッティングにできます。100円均一店で購入できるので、準備のハードルも高くありません。子どもの好きな色や、好きなキャラクターアイテムを利用して、子どもを喜ばせましょう。

 

盛り付けに高さをだして立体的に

料理をお皿に平らに盛り付けるよりも高さを出したほうが、華やかな印象になります。すべての料理に高さを出す必要はありません。テーブル内に高低差を作ることによって、視覚効果をうむのだそう。

 

たとえばパスタは、お皿に山を作るイメージで高さを出しましょう。トングなどで麺をつかみ、手首をひねるようにするとより美しく盛り付けられますよ。トマトやチーズも、お皿に並べるだけでなく、ピックをさして自立させれば、立派なパーティーメニューに♪

 

手でつまめるように工夫する

小さい子どもが主役のパーティーでは、手でつまめるメニューがおすすめです。楽しい誕生日会で、おしゃべりに夢中になれるようにひょいっと食べられるのがいいですよね。

 

主食なら、おにぎりや一口サイズのサンドイッチ。メインディッシュなら、小さめのからあげなどはどうでしょう。

 

子どもの誕生日を彩る、食事メニューのアイデア集

ポテトサラダ(サラダ・副菜)

サラダはさまざまな応用がきく、ポテトサラダがおすすめです。トッピングにコーンや枝豆などの子どもが好きな食材をつければ、おしゃれに変身。我が家では透明なカップに入れて、子どもの大好きなエビをのせましたよ。

 

キッシュ(サラダ・副菜)

卵液に好きな食材をまぜ、型に入れて焼くだけなので簡単に作れます。ケーキのような見栄えがするのでホームパーティーに最適です。

 

煮込みハンバーグ(メインディッシュ)

中まで火が通っているか心配になるハンバーグも煮込んでしまえば安心。市販のデミグラスソースに赤ワインやバターを追加すれば、お店で食べるような煮込みハンバーグが完成。フライパンでハンバーグの表面に焼き色をつけてから、電気調理器に煮込みをお任せできますよ。我が家はホットクックを使いましたが、炊飯器などでも煮込めますよ。

 

からあげ(メインディッシュ)

子どもも大人も大好きなからあげ。揚げ作業は目が離せなくなるので、いつもより小さめサイズで揚げ時間を短縮しましょう。ひょいっとつまめるサイズはパーティーに最適です。また、からあげ自体の味付けを控えめにして、ディップ式もおすすめ。さまざまな味が楽しめるのも喜ばれますよ。

 

主食(ご飯もの・パン・麺)

おにぎり、サンドイッチ、ピザなどは、パーティーの万能選手です。おにぎりは数種のふりかけで色とりどりに。サンドイッチは小さめサイズで見た目もかわいらしく。ピザはトッピングを子どもにお願いすれば大喜びでお手伝いしてくれますよ。

 

スープ類

野菜のポタージュは冷凍保存ができるので事前の準備が可能。余裕のある週末に作れば2週間はおいしくいただけます。お助けアイテムとして缶詰を利用するのも◎牛乳と混ぜるだけで簡単においしく作れます。

 

ケーキ

子どもの好きなケーキを用意してあげればOK。手作りしたいけれど、時間や技術に不安がある人には「ケーキの仕上げを子どもと一緒にする」のをおすすめします。シャトレーゼではシンプルなケーキがありますので、好きなフルーツを載せたり、100円均一店のデコレーション用のチョコ板やペンで素敵に仕上げてみてください。

出典:シャトレーゼ公式サイト

シャトレーゼ|ショートデコレーション17cm

 

誕生日の食事・事前準備から当日のスケジュール例

我が家の息子(4歳)の誕生日の食事作りの計画から誕生日当日を例に、やることをご紹介します。

誕生日以前の週末や前日までにすること

 

1 メニュー決め 子どもに誕生日に何が食べたいか聞き、メニューを決定。
2 買い出しリスト作成 買い出し先で欲しい食材がない場合の代替案があると安心です。
3 買い出し 週末や前日に買い物を済ませておくと当日焦りません。誕生日当日の買い出しは避けたいところ。
4 小物準備 飾り付け用ピックの準備。ピックの使用については、子どもが飲み込んでしまうなどないように取り扱いには気を付けてくださいね。
5 事前調理 日持ちする料理や下味冷凍を作成する。
6 ケーキ予約 お店のケーキを注文する場合は、お早めに予約を。ケーキも子どものリクエストを聞いてくださいね。

 

誕生日当日の動き

事前準備していた食事の仕上げ調理をします。グリル、ホットクックなどの電気調理器、トースター、レンジをフル活用!どの調理器具で、何を作るかを考えておくと当日スムーズですよ。

項目 メニュー 調理日 調理方法
サラダ・副菜 ポテトサラダ 前日

当日

ホットクックで卵とじゃがいもをゆで、タネを作っておく。当日はゆでエビをそえるなど盛り付けのみ。
サラダ・副菜 ひとくちアメリカンドッグ 当日 ソーセージを横半分にしてつまようじにさし、ホットケーキミックスをつけて2~3分揚げる。
メインディッシュ1 煮込みハンバーグ 当日 フライパンで表面に焼き目をつけ、煮込みはホットクックにおまかせ。
メインディッシュ2 手羽先の香味焼き 前日

当日

前日までに下味。当日はグリルに並べて焼くだけ。
主食 ひとくちサンドイッチ 前日

当日

ゆでたまごは前日準備。当日は子どもと一緒に作るスタイルに。
スープ かぼちゃのポタージュ 前日 ホットクックで自動調理。冷ましたあとに冷凍保存も可能なので、早めに作っておいても◎
その他彩り・1 にんじんのグラッセ 当日 材料(水、バター、砂糖)を耐熱ボウルにいれレンジで加熱。
その他彩り・2 ゆでブロッコリー 当日 レンジで加熱で簡単に。ちょっとした彩りに大活躍。

 

まとめ・子どもの誕生日は「楽しい食事」が一番♪

誕生日は主役が食べたい好きなものを作ってあげましょう。どんなごちそうよりも、パパやママが作ってくれる食事が一番です。

 

「いつも作っているものとあまり変わらない」というお悩みも誕生日パーティーらしい華やかな盛り付けにすればOK。料理にそえるにんじんやブロッコリーでカラフルにしたり、高さを出したりするなど、難しい作業はありません。

 

食事の準備でバタバタしないように、事前準備をしっかり行い、誕生日当日は子どもとしっかり遊べる余裕をうみましょう。

子どもに全力で向き合えるよう、食事はアウトソーシングするのもおすすめです。

栄養バランスの整った食事を用意したいけれど、献立を考えるのが大変……とお悩みの方は「シェフの無添つくりおき」を利用してみてはいかがでしょうか。
無添加で栄養バランスを考慮した主菜・副菜が届くので、お皿に盛り付けるだけでご飯が完成します。共働き世帯にもおすすめのサービスなので、ぜひ活用してみてくださいね。

普段親が作らない食材や味付けなど、新たな発見や経験ができるのも特徴。
お料理を電子レンジで温めている間、お野菜は何色に変わるかな?など声かけをしてみてください。

親子で食べ物に関する会話を増やすことができますよ。
ぜひこの機会に「シェフの無添つくりおき」をお試しください。

シェフの無添つくりおき公式サイト

 

おいしい食事で笑顔あふれる最高の誕生日を過ごしてくださいね。