多くのワーママが悩む「マミートラック」とは?原因と対処法を解説
妊娠・出産を機に働き方の変更を強いられ、仕事へのやる気が失われているとお悩みではありませんか。
仕事と育児を両立する働き方ではあるものの、マミートラックによってこれまでの頑張りを否定されたように感じるかもしれません。
育児だけでなく、仕事も頑張りたい方は、マミートラックから抜け出す方法を把握しておきましょう。
この記事では、マミートラックの概要と起こりうるデメリットについて解説します。
先輩ママの体験談や、マミートラックから抜け出す方法もご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
<目次>
マミートラックの意味と原因
マミートラックとは、育児中の女性が意図せず働き方を変えられてしまうことです。
育児と仕事を両立できるよう会社が配慮してくれた結果ではあるものの、キャリアをどんどん積んでいきたい方にとっては、大きなデメリットだといえるでしょう。
マミートラックが起こる原因として、多様な働き方に対応できていない点が考えられます。
子どもが病気になった際、病児保育の利用やリモートワークへの切り替えができなければ、母親は仕事を休まなければなりません。何度も欠勤が続くことでファーストトラック(出世コース)から外れ、マミートラックが起こるのです。
(参考:公益財団法人 日本女性学習財団HP)
マミートラックのデメリット
マミートラックには以下のようなデメリットがあります。
- 出世を諦めなければならない
- これまでとは異なる業務を担う
- 働く意欲が失われる
マミートラックは育児と両立する働き方なので、育休前と同じようには働けません。
役職や担当業務が変わり、出世への道が閉ざされれば、働く意欲も失うでしょう。
ワーキングママにとって、見過ごせない大きなデメリットを抱えているといえます。
先輩ワーママはどうしてる?みんなの体験談を紹介
マミートラックが起こり、悩んでいるのはあなただけではありません。
同じ悩みを抱える先輩ワーママの経験談を見てみましょう。
Aさんの場合
「会社で初めての育休・産休を取得し、復帰しました。同僚や上司から最大限のサポートを受けていますが、配慮が手厚すぎるかなと感じています。少しの残業もさせてもらえないような状態なので、会社に貢献できているのかが不安です。ほかの人に負担をかけるくらいなら、専業主婦として育児に専念したほうがいいか悩んでいます」
参考:https://www.realme-career.com/articles/10363
Bさんの場合
「育休復帰後、マミートラックで思うように仕事ができませんでした。仕事へのイライラと育児のストレスが重なって、常にイライラしていたと思います。それを察した夫が相談に乗ってくれて、自宅での仕事が私の希望に合っていることに気付きました。フリーで働くことは大変だけど、マミートラックでイライラしていた頃よりは良いと思います」
参考:https://woman.excite.co.jp/article/child/rid_Papimami_108892/pid_2.html
マミートラックが原因で退職を考える人もいれば、違う働き方を見つける人もいます。現状に納得できなかったり、ストレスが溜まったりするのなら、あなたなりの抜け出し方を見つけることが大切です。
マミートラックから抜け出すには
マミートラックから抜け出したいなら、まずはロールモデルを探しましょう。
あなたが求めるキャリアを実現している人から話を聞けば、今から何をすべきかがわかります。社内だけでなく、SNSからキャリアを積んでいる人を探すこともおすすめです。
希望するキャリアが曖昧な方は、社内のワーママと交流してみてはいかがでしょうか。
マミートラックが起こっているか、今後キャリアを積んでいく意思はあるのかなど、同じ立場の人にしか相談できないことを話せます。交流を深めれば、同じワーママとして良き相談相手になってくれるでしょう。
パートナーや会社に理解してもらうためには
マミートラックによって苦しい思いをしているなら、パートナーと会社に相談しましょう。
パートナーには家事・育児の分担について相談することがおすすめです。
負担が減れば余裕が生まれるため、無理なく仕事に専念できます。
会社にはキャリアについて相談しましょう。
会社側が育児中であることを考慮して、意図的に業務量を減らしている可能性があります。キャリアを諦めたくないなら、会社に率直な気持ちを打ち明けてみましょう。
産休・育休前と同じ業務量にはならなくても、マミートラックから抜け出すきっかけになるかもしれません。
なんでも完璧をやめる!自分じゃなくてもいいことは頼るのも手
ワーママは、社会人としての役割と母親としての役割を担っています。
どちらも完璧にこなすことが理想ではあるものの、頑張りすぎると疲れてしまうので、誰かにお任せすることも大切です。
ほかの人の手を借りれば、あなたの負担を大きく減らせるので、無理なく仕事・育児を両立できます。
ほかの人にお任せする際にまず試してほしいのが、ご飯の用意です。
食事は献立作成・買い物・調理の3つをこなさなければならないので、家事の中でも最も手間がかかります。食事の用意がなくなるだけで、心と体に大きなゆとりが生まれるでしょう。
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食事のお届けサービスの利用は、決して家事の手抜きではありません。
任せられる部分をサービスに頼り、あなたにしかできない育児と仕事を上手に両立しましょう。