食品添加物は悪?子どもへの影響は?食品添加物の安全性をわかりやすく解説

今や、どの食材にも含まれている「添加物」無添加食材を探す方が難しいですが、健康への影響をご存知でしょうか?

特に、子どもが好きなお菓子やアイスには、多くの添加物が含まれています。体の小さな子どもだからこそ、添加物の悪影響が強く出てしまわないか心配です。

今回は、「食品添加物は悪?子どもへの影響は?食品添加物の安全性」についてご紹介します。

 

身近には添加物の入った食事がこれだけある!

添加物と聞いても、具体的にどの食材に、何が使われているのかまでご存知の方は少ないかもしれません。意外なものが添加物であることもあります。そのくらい添加物は、私たちの生活に身近に存在しています。

 

日常でよく食べる添加物が含まれている食品

  • ハムやウインナーなどの加工肉
  • お豆腐
  • お菓子
  • 菓子パン
  • ジャム
  • フルーツヨーグルト
  • ゼリー
  • カレー粉
  • マヨネーズ
  • ケチャップ
  • ペットボトルのお茶
  • アイス

など、普段何気なく食べている食材が多いと思います。

また、食品だけでなくマウスウォッシュや入浴剤など体に吸収されるものにも添加物は含まれています。

 

食品添加物は危険?代表的な添加物を徹底解説

近年、添加物の安全性を問題視する声が多いです。

「安全だから、たくさんの食品に使われているんでしょ?」「国が認めている添加物じゃないの?」と思う方もいるのではないでしょうか。
添加物全てが健康に害を及ぼすわけではありませんが、添加物の危険性は知っておきましょう。

 

亜硝酸塩

ハム・ウインナー・魚肉ソーセージなどに含まれている亜硝酸塩は、きれいな色を出す発色剤として使用されています。
毎朝食べるご家庭もあると思いますが、いくつか危険性があります。

  • 発がん性
  • 下痢
  • 嘔吐   など

亜硝酸塩は、毒性のある添加物と言われており、アメリカでは使用禁止となっています。(ベビーフードにおいて)

 

タール系色素

お菓子・アイス・ジャムなどに含まれるタール系色素は、カラフルな色を出す人工着色料です。いかにも子どもが好きそうな、はっきりとした色を出します。

危惧されている危険性はこちらです。

  • 発がん性
  • 蕁麻疹
  • 胎児への影響   など

日本では使用されていても、ヨーロッパ諸国では禁止されている人工着色料もあります。体内に留まりやすい添加物であるので、体内に蓄積されていく懸念があります。ちなみに、発色の良い色を出すために口紅やアイカラーにも使われています。

また、自閉症やADHDに添加物が関係していると指摘されています。ADHDの子どもが、添加物を摂らない生活を続けた結果、症状に改善がみられた報告があります。しかも、アレルギー症状の改善にも関係があり、子どもへの影響は少なからずあると言えるのではないでしょうか。

 

添加物が体に与える影響

ご紹介した通り、健康への悪影響はいくつかあります。もう一つ、子どもへ与える大きな影響として「味覚異常」があります。

食品添加物は、保存期間を延ばしたり、目に留まるような色を付けたりと使用目的はいくつかありますが、「食品を食べやすく加工すること」でもあります。

例えば、果汁100%無添加のジュースは、酸味がありますが、人工甘味料の多いジュースは酸味がなく、甘いです。人工甘味料は、血糖値の上昇や腸内環境への悪影響が指摘されています。

ジャンクフードの濃い味を知ってしまうと、家庭でも濃い味を好むようになります。塩分の摂り過ぎは、高血圧になりやすく血管へ負担をかけます。

どちらも、生活習慣病につながりますし、味覚が鈍感になることで太りやすくなります。思春期の子どもは自分の体形を気にするため、過度なダイエットにつながる可能性もあります。

 

添加物をできるだけ避ける方法

これだけ身近な添加物ですが、できるだけ摂取しない方法もあります。

 

原材料チェック

買い物に行った際は、商品裏の「原材料表示」を確認しましょう。使用されている材料が載っていますが、「/」(スラッシュ)以降が添加物の表示です。最初は、「/」以降の添加物が何種類使われているかだけでも確認しましょう。

 

自炊する

自宅でご飯の支度をするだけでも、添加物の摂取量は減ります。ひと手間加えるだけなので簡単です。

  • ハムは茹でる
  • ウインナーは切り込みを入れてから茹でる
  • 野菜に付いている農薬は、しっかり水で洗い、水につける。気になる人は、農薬除去スプレーを使用するのもおすすめ。
  • 根菜類は皮を剥く
  • 果物もしっかり水洗い。特にイチゴは農薬が多いので、洗ってから食べる

濃い味を好む人は、出汁の旨味が感じられません。出汁を使う献立に変更すると、鈍感になった味覚を正常に戻してくれます。スープを作る時に、コンソメを入れるのではなく、出汁をベースに作ると物足りなさが和らぎますよ。塩分の調整ができるので、可能な範囲で自炊をしましょう。

 

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