子どものアレルギーは食品添加物と関係があった!知っておきたい原因と改善方法をご紹介!
生活のあらゆるところに潜んでいる「アレルギー」。
特に心配なのは食物アレルギーではありませんか?
最も心配するその理由は、アレルギー検査をしなければ、どの食べ物にアレルギー症状が出るのか分からないからです。
重篤な場合は、アナフィラキシーショックを起こす場合もあるので、離乳食が始まると食材選びに慎重になります。
また、何かしらの食物アレルギーを持つ親の場合、子どもに遺伝する可能性もあり心配は付きません。
実は、食物アレルギーの発症リスクと食品添加物の摂取が関係していることをご存知でしょうか?
添加物の摂取が少ないと、アレルギー体質になりにくいと言われています。
今回は、「子どものアレルギーは食物添加物と関係があった!知っておきたい原因と改善方法」をご紹介します。
<目次>
年々増加している子どものアレルギーは検査をしなければ分からない!
大人よりも子どもの方がアレルギーを発症しやすく、1つだけでなく複数のアレルギーを抱える子どもも多いです。成長するにつれアレルギー症状は改善される傾向にありますが、小さい体に反応が出ると心配ですよね。
主なアレルギーの種類は以下です。
- 食物アレルギー
- アトピー性皮膚炎
- 鼻炎
- 花粉症
- 喘息
離乳食が始まる時に不安になるのは、「食物アレルギー」ではないでしょうか?
今まで母乳やミルクのみの食事でしたが、少しづつ新しい食材を食べる子どもだからこそ「アレルギー反応」が出ないか気になります。
子どもに多いアレルゲン食物とは
アレルギーが現れる食物のことをアレルゲンと呼びます。
アレルゲンは、年齢により変化します。子どもの時は食べられたのに、大人になってからアレルギー反応がでてしまう場合も多いです。
子どもに多いアレルゲンの食物はこちらです。
- 卵
- 牛乳
- 小麦
- 魚卵
- 木の実
- 果物 など
初めて食べる食材の場合は、「小児科の開いている時間に食べさせましょう」と市などから、指導があった方も多いと思います。体内で起こっているアレルギー症状には、家庭では対処が難しいです。
食物アレルギーが怖いのは、検査をしなければ何の食材のアレルギーがあるのか分からないことです。大丈夫だと思って食べさせた食材に反応してしまうことも多く、離乳食が始まる時の不安要素の1つです。
事前にどのアレルギーを持っているのかは、食物アレルギー検査を受けることで分かります。産婦人科等や幼児検診では詳しく教えてくれない場合もあるので、気になる方は調べてください。検査費用は、約5,000円ほどです。検査内容は、血液検査や食物の成分を皮膚に塗り、反応が現れるか検査をするものなどがあります。
親や兄弟のアレルギーが多い場合や、早い月齢のうちに保育園へ預ける場合など、食物アレルギーの有無を知りたい方は医療機関での検査をおすすめします。
家庭では、初めての食材は様子を見ながら少量づつ食べさせましょう。
(参考文献:消費者庁 食物アレルギーに関連する調査研究事業 報告書食品表示に関する独立行政法人 環境再生保全機構 近年のアレルギー疾患の動向)
添加物とアレルギー発症には関係があった!理由と予防方法とは
少しでも食物アレルギーのリスクを下げる方法はあるのでしょうか?
アレルギーは親の遺伝も関係しますが、食品添加物の摂取を少なくすることで食物アレルギーの発症リスクを抑えられます。というのも、日本では食物アレルギーの発症が増加傾向にあります。理由は、食生活の変化です。
加工食品の摂取により栄養バランスが崩れ、免疫機能が下がります。体を守る力が弱くなり、ウイルスや病原菌の侵入を許してしまいます。また、動物性脂肪の摂取量が多くなり、体内では細胞レベルで炎症が起きています。
そして、食品添加物にアレルギーの原因であるアレルゲンが含まれていることもあります。
今では、あらゆる食品に添加物が使用されている為、手軽に購入ができる反面、危険性もあるということを認識する必要があります。
<食品添加物一例>
- ハム→亜硝酸ナトリウム(発色剤)/リン酸塩(増量剤)/L-アスコルビン酸(酸化防止剤)など
- ハンバーガー具材→ソルビン酸カリウム(保存料)/亜硝酸ナトリウム(発色剤)/アスコルビン酸(酸化防止剤)など
- アイス→アセスルファムK(甘味料)/バニリン(香料)など
子どもが好きな食品には、カラフルな色をつける人工着色料が多く使用されています。着色料を含む食品添加物には、アレルギー以外にも多くの危険性があります。
- 発がん性
- 頭痛
- 記憶障害
- めまい
- 発達障害
- うつ症状 など
添加物の恐ろしさは、身体的・精神的なダメージも懸念されています。その為、できるだけ添加物を避けた食生活が好ましいです。
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1週間に2〜3回はスーパーでお惣菜を買うことがある方なら、宅配サービスを使うのもおすすめです。
また、野菜や果物には栽培時に使用していた農薬が残っている場合が多いです。
残留農薬も、アレルギー発症と関係があると指摘されています。
できる限り、農薬不使用の有機野菜または特別栽培野菜を選ぶようにしましょう。
(参考文献:MIKIKO CLINIC 食品添加物や環境ホルモン、有害物質など食物の安全性に関する知識)
アレルギー症状とは、いつどのような症状がでる?主なアレルギー反応を知っておこう!
子どもが、いつ・どの食材でアレルギーを発症するかは、親であっても分かりません。どのような反応が起きて、どのように家庭で対応ができるのか知っておきましょう。
主なアレルギー反応
- かゆみ(皮膚/唇/のどなど)
- 湿疹
- しびれ
- 腫れる など
食後15分以内、遅くても2時間以内に症状が出ることが多く、軽症の場合は徐々に赤みやかゆみが治まります。心配な場合は、かかりつけ医に相談し指示をもらいましょう。できれば症状が出ている部分の写真を撮っておくと医師に説明しやすいです。
翌日には症状が治まることが多いですが、子どもの様子に変化がないか注意して見守りましょう。
中には重症化する場合もあり、この症状をアナフィラキシーショックと言います。消費者庁の発表では、子どもの10人に1人がアナフィラキシーショックを起こしていると報告されているので、決して珍しいことではありません。
アナフィラキシーショックの症状はこちらです。
- 血圧が下がり、呼びかけに反応しなくなる
- ぐったりしている
- 嘔吐
- 頭痛 など
アレルギー症状に加え上記の症状が合わさり、危険な状態となります。このような場合は、迷わずに救急車を呼び医師に診てもらいましょう。
(参考文献:アレルギーポータル アナフィラキシー)
アレルギーは9割が完治する?効果的な治療法は少量ずつ食べること?!
子どものときはアレルギーを持っていたけど、大人になってからアレルギー症状が和らいだ方は多いのではないでしょうか?
その理由は、2つあります。
- 免疫機能アップ
- 消化管の成長
ウイルスや病原体が体内に入ると、体の中では異物が入ってきたと警戒し攻撃します。これが免疫の働きです。この免疫の働きが過剰に強く出る症状がアレルギーです。大人になるにつれ、体の機能が成長し免疫力も高まることでアレルギー症状が改善します。
また、乳児期は消化管も未熟だったので粉ミルクでアレルギー症状が起こることも多いです。牛乳に含まれるタンパク質が原因の消化管アレルギーですが、消化管も成長し徐々にアレルギーは改善されます。
その為、小学校に入学する時までに約9割の子どものアレルギーが改善すると言われています。改善すると言っても、できるだけアレルギー症状が出ないような生活を心がけたいです。基礎となるのは、健康的な食生活です。
(参考文献:厚生労働省 食物アレルギー)
食物アレルギーの治療法
- 完全除去
- 部分除去
- 経口免疫療法 など
アレルギー食材を完全に除去する方法や、症状が出ない量まで摂取するなどの治療法があります。中には、摂取しても症状が出ない量を継続的に食べて、アレルゲンに対する耐性を作る治療もあります。
家庭で行うにはリスクがあるので、食物アレルギーの治療をお考えの方は病院で専門家に相談しましょう。
(参考文献:国立研究開発法人 国立成育医療研究センター 食物アレルギー)
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