保育園に入ると夜泣きが再開!?3つの対策で家族が朝までぐっすり

育児休暇が終われば、ドキドキの保育園デビュー!

子どもには一日でも早く保育園に慣れてほしい。そしてパパやママもスムーズに職場復帰を果たしたいと考えていることでしょう。

しかし、夜通し眠れるようになった子どもでも、保育園に入ると夜泣きが再開することがあると聞きます。これが本当であれば、いったいどうすれば良いのでしょうか。

この記事では、保育園に入ったあとに再開するといわれている「夜泣き」について解説します。夜泣きが再開する原因や、対策方法など、パパママが知っておくと助かる内容となっています。

保育園入園準備中の方も、保育園入園後で、夜泣きの再開に困っているという方も、ぜひ参考にしてください。

 

「保育園に入ると夜泣きが再開する」の真相とは

保育園に入ると夜泣きが再開する子もいますが、個人差があります。保育園に入園した子ども全員が夜泣きするとは限りません。

保育園に入ると夜泣きが再開すると言われる理由がいくつかありますので、ひとつずつ見ていきましょう。

 

原因1:入園タイミングが夜泣きのピーク時期とかぶった

保育園入園が夜泣き再開のきっかけだと感じた方の中には、保育園入園と、夜泣きのピーク時期とかぶってしまった方がいます。

 

夜泣きが最も多いのが生後7〜9カ月頃です。昨今は待機児童対策として、1歳になるよりも早く保育園に入ることも増えているため、夜泣きのピーク時期と入園が重なる家庭も多いことでしょう。

また、夜泣きのピーク時期には個人差があります。ちょうど生後7~9カ月にあてはまらない場合でも、「夜泣きしなかった(しなくなった)のに、保育園に入ったら激しくなった」という方は、この理由が考えられます。

 

原因2:生活スケジュールが変化した

保育園に入る前と、入った後で、生活スケジュールが大きく変化してしまうと、夜泣きが再開する場合があります。

家庭保育をしている頃と、保育園に入った後では、以下の時間が異なりがちです。

 

  • 起床時間
  • 就寝時間
  • 昼寝時間

これらの時間が入園後で変わってしまうと、どのような影響があるのか、見ていきましょう。

 

【起床時間・就寝時間】

保育園に入ると、親の出社時間に合わせて起床時間が早くなるのが一般的です。起床時間の変化に、子どもはすぐに適応できません。たとえ朝早くに起きられていたとしても、その後の生活時間にズレが生じてしまい、夜中に目を覚まし、泣いてしまうケースがあります。

起床時間が早くなったにも関わらず、就寝時間が遅いまま、ということも夜泣きの大きな原因のひとつ。早起きをするためには、その分早く就寝しなければなりません。

一日に必要な睡眠時間は、生後6~11カ月であれば13~14時間。1歳を超えると11~12時間程度となります。

(参照:未就学児の睡眠指針|健やか親子21(子ども家庭庁)

親の就寝タイミングに合わせてなんとなく遅くまで起きている、では子どもが体力を回復できる睡眠時間の確保はできていません。

 

【昼寝時間】

家での生活と比べて昼寝時間の増減が顕著ではありませんか?

保育園では、乳児期であれば、午前に1回・午後に1回と、1日2回の昼寝が設けられるのが一般的です。家庭保育をしていた時より明らかに昼寝が少ない、もしくは多いとあれば、子どもにとっての大きな変化と言えます。

すぐに適応できず、夜泣きという結果になってしまいます。

 

原因3:保育園で受ける刺激によるもの

パパやママが中心だった子どもの世界は、保育園に入ったことで大きく変化し、多くの刺激を受けたことによって夜泣きにつながる場合があります。

保育園の先生、異なる月齢の子・異年齢の園児という対人関係の変化。たくさんの人がいる景色や生活音。家庭とは異なる点を、子どもは五感すべてで受けとめています。

子どもはその小さな頭と体で、昼間に経験した情報を整理しなくてはなりません。

整理しきれず、興奮状態のまま就寝し、夜泣きという形で現れてしまうことがあります。

 

夜泣きが再開しても大丈夫!3つの夜泣き対策

夜泣きが再開してしまっても焦ることはありません。

子ども自身が気持ちよく眠れるためにはどうしたらいいのか、3つの視点で対策していきましょう。

 

対策1:生活リズムを整える

まずは、現在どのような生活リズムになっているか振り返ってみましょう。パパ・ママに合わせてなんとなく就寝時間が遅くなっているのであれば、改める必要があります。

就寝時間が遅い場合は、寝室に行く時間を30分早めてみることから始めましょう。それでも夜泣きがおさまらない場合は、就寝時間をさらに早めます。最適な睡眠時間は個人差がありますので、様子を見ながら見極めましょう。

 

また土日の過ごし方も重要です。保育園のスケジュールに合わせて、昼食・午睡を取り、就寝と起床時間も平日と同じように過ごすことで、週明け月曜でも、子どもは体内時計が狂うことがありません。

保育園での昼食時間や午睡時間は、連絡帳などで細かく共有してくれる園もあります。連絡ツールがない保育園であっても、保育士に確認すれば教えてくれますよ。

 

保育園入園前であれば、入園の3~4週間前から早寝早起きの習慣化を始めてください。急に生活リズムが変わることがないよう、事前準備が有効です。

 

対策2:スキンシップを意識的に増やす

スキンシップによって子どもを安心させることで、夜泣きがおさまるというケースがあります。

パパママから離れて保育園で過ごすことは、子どもにとって不安を伴う変化です。保育士や、保育園という場所自体に慣れるまで、日中感じていた不安な気持ちを思い出し、夜泣きという形で現れてしまう子もいます。

「自分はパパママから愛されている」「保育園に行ってもパパママが必ず迎えに来てくれる」という安心感を与えることで、保育園への不安やストレスが軽減できます。そのために、スキンシップを意識的に増やしてみてください。

  • 目を見てお話する
  • 子どもの好きな遊びを一緒にする
  • 抱っこタイムをとる
  • お風呂で手を使って体を洗う
  • 保湿クリームでマッサージをする
  • おひざにのせて絵本を読む

忙しい平日では、ゆっくりとふれあう時間は作れないかもしれませんが、お風呂や寝る前のひとときなど、短い時間でもいいので意識的にスキンシップをとってくださいね。

ぎゅーっと抱きしめたあとの子どもの嬉しそうな表情はパパママにとっても最高の癒し。親子ともに心が満たされるスキンシップによって、夜泣き解消を目指しましょう。

 

対策3:よく眠れる環境を作る

精神的なケアの次は、朝までぐっすり眠れる環境作りに取り組みましょう。良質な睡眠のためには、以下の3つが大切です。

  • 入浴時間と温度
  • 部屋の明かりは暖色
  • テレビ・スマートフォンやタブレットを見せない

 

【入浴時間と温度】

お風呂は眠る1~2時間前に、38~40℃のぬるめの温度で入るのが理想的です。人間は体内深部の温度が下がるときに眠気が起こります。お風呂に入って体内深部の温度を一時的に上げ、1~2時間経過するうちに体温が下がり、自然に眠たくなるという仕組み。

湯船につかることでリラックス効果も高まりますので気持ちよく眠ることができます。

 

【部屋の明かりは暖色】

入浴後の部屋の明かりは、柔らかな暖色を灯しましょう。リモコン操作によって明かりを調節できるタイプでない場合は、間接照明に切り替えるのもオススメです。

昼間のような白昼色では、「まだ寝る時間ではない」と脳が錯覚してしまいます。パパママにとっても明かりの調整は有効ですので、ぜひ試してください。

 

【テレビ・スマートフォンやタブレットなどを見せない】

寝る前に、テレビ・スマートフォンやタブレットを見ないようにしましょう。動画や音楽による強い刺激によって興奮状態になってしまいます。

寝る前は、絵本の読み聞かせや子守歌など、パパママの優しい穏やかな声をかけることで安心した気持ちにさせることが大切です。また、寝室でスマートフォンで時間を確認してしまうこともあるでしょう。時間の確認程度の一瞬の光であっても、子どもの眠りを妨げる可能性があります。

寝る前・寝室ではテレビ・スマートフォン・タブレットは一切見ない、という習慣を家族で取り組んでください。

 

【まとめ】保育園に入って夜泣きが再開しても、焦らなくて大丈夫!

保育園デビューに伴う夜泣きの再開には、個人差があります。夜泣きの原因には、入園と夜泣きのピーク時期が重なったことや、生活スケジュールの変化・保育園生活での刺激によるものが考えられます。

もしも夜泣きが再開してしまったとしても、パパママが焦ることはありません。生活リズムを整える・スキンシップをしっかりとる・良く眠れる環境作りなどに取り組んでください。

子どもの夜泣きは家族全員が疲弊してしまいますが、永遠に続くものではないと理解して、穏やかな気持ちで対応しましょう。

 

 

 

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