素材の美味しさにこだわったKALDI（カルディ）の「無添加」商品3選

食品を購入する際、「無添加」のものを選ばれている方も多いと思います。できるだけシンプルに、素材の持つ美味しさを味わいたい。そんな消費者の思いに応えるべく、食材や製法を工夫し、極力、食品添加物は使わずに作られた「無添加」の商品があります。

でも、「無添加」と書かれたすべての商品が、食品添加物を一切使用していないというわけではありません。

今回はこの「無添加」をキーワードに、食品表示の見方について考えつつ、KALDI（カルディ）で人気の商品の中から、食品添加物不使用のものをいくつかピックアップしてご紹介します。

＜目次＞

食品添加物と「無添加」表示

食品添加物は、保存性を高める、品質を保持するなどの目的で使われています。

食品の容器や包装にある原材料名欄、または別枠の添加物欄を見るとチェックできます。原材料名欄では、「／（スラッシュ）」または改行を入れて、原材料と分けて表示されています。

一方、商品名の横など目立つ場所に「無添加」と表示された商品も、よく目にします。「○○無添加」といったように、具体的な物質名が明記されたものもあれば、ただ「無添加」と書かれたものもあります。

これでは混乱を招く恐れがあるとして、2022年3月末に消費者庁が指針を発表（「食品添加物の不使用表示に関するガイドライン」）。これにより、何が添加されていないのかを明示せず、「無添加」とだけ表示するのは禁じられることになりました。

以上のことから、食品選ぶときは、容器包装にある原材料名欄または添加物欄を確認し、商品名の近くなどに「無添加」という表示がある場合は、何が無添加なのかをチェックするようにしましょう。

ここからは、数多くのヒット商品を生み出しているKALDI（カルディ）商品の中から、素材や製法にこだわって作られた食品添加物不使用の商品を3つピックアップして、その魅力をご紹介します。

名称（品名）	カレー
内容量	180g
原材料名	ひよこ豆(アメリカ産)、ひよこ豆ピューレー、トマトピューレー、乾燥炒め玉ねぎ、トマトペースト、炒め玉ねぎ、香辛料、なたね油、食塩、にんにく、おろししょうが、（一部に大豆を含む）

こちらは、食品添加物の含まれていないレトルトカレーです。一般的なレトルトカレーでは、「調味料（アミノ酸等）」や「カラメル色素」などが使われることが多いので、こんなにシンプルな材料で作られているのは珍しいです。

実際に食べてみると、玉ねぎとトマトの旨味がたっぷりで、甘みと酸味のバランスがとても良いです。2種類の炒め玉ねぎ（乾燥したものと乾燥してないもの）を掛け合わせることで、深いコクが出ています。辛味がないので、辛いものが苦手な方や小さいお子様にもおすすめできるカレーです。

なお、欄外に次のような表示がされているため、該当する食品にアレルギーの心配がある方はご注意ください。

本品製造工場では卵・乳成分・小麦・えび・かに・落花生を含む製品を製造しています

（出典：https://www.kaldi.co.jp/ec/pro/disp/1/4571244191312）

トルコ産の白いちじくをドライにしたものです。パッケージ表には「無添加・無着色」と書かれています。ドライフルーツには砂糖や食品添加物が使用されることがありますが、この商品には一切使われていません（※）。原材料は白いちじくのみ。とてもシンプルです。

肉厚な果肉の中にはぷちぷちした食感の種があり、噛むほど甘みが口に広がります。ドライいちじくはずっしりと重みがあるので、少量でも満足感があります。

ヨーグルトに1晩漬けておくと、水分を含んで柔らかくなったいちじくと、ヨーグルトに旨味が凝縮されてとても美味しくなります。

※同じドライフルーツでも、レーズンは油で加工されたものが多く、マンゴーは漂白剤や酸化防止剤などの食品添加物が使用されたものが多いです。

（出典：https://www.kaldi.co.jp/ec/pro/disp/1/4515996904387）

名称（品名）	木の実
内容量	250g
原材料名	アーモンド（米国産）、カシューナッツ（インド産又はベトナム産）、クルミ（米国産又はチリ産）、マカダミアナッツ（オーストラリア産又は南アフリカ産）