【最新】共働き子育て世帯必見!ワーキングペアレンツの課題と解決法
仕事と育児を両立させる「ワーキングペアレンツ」は年々増加傾向にあります。
しかし、仕事も家事も育児もバランスを保ちながらこなすのは思った以上に大変です。
この記事では、ワーキングペアレンツの現状や課題、ストレス対策や解決方法などさまざまな角度から注目してみました。
仕事と育児を両立させたいと考えている方、日々奮闘している方の参考になれば幸いです。
ワーキングペアレンツの現状
限られた時間の中で多くのタスクをこなす「ワーキングペアレンツ」は、年々増加傾向にあります。
厚生労働省による最新調査では、共働き世帯は右肩上がりに増加しており1,247万世帯、無業の妻からなる世帯は566万世帯という結果が出ています。
ワーキングペアレンツは仕事と育児を両立しているため、時間管理やストレス対策は必須ですね。
政府や企業による支援も少しずつ増えてきてはいますが、依然として課題が多いのも事実です。
また、制度が導入されても「利用しづらい」など、理想と現実のギャップを感じることも。
さらに家庭内では働く女性に負担が偏るケースも多く、社会全体で解決していかなければならない問題を抱えています。
仕事と家事の両立で直面する課題とメリット
やるべきことが多く、直面する課題も多いワーキングペアレンツ。
わたしはフルタイムで働いていた頃にコロナ禍となり、一時期リモートという形で仕事ができるようになりました。子どもが体調を崩してもリモートなら休まず働けます。
リモートというこれまでになかった働き方は、子育て中のわたしにとっては本当に働きやすい環境でした。
しかしコロナが落ち着くと、以前の出社体制が基本に・・・。
この経験は、共働き世帯の一人として働くわたしにとって、「働き方」について深く考えるキッカケとなりました。
ここでは、ワーキングペアレンツが直面する課題について見ていきたいと思います。
また、課題だけでなくメリットについても注目してみましょう。
直面する3つの課題
ワーキングペアレンツが直面する課題には、大きく次の3つが挙げられます。
- 1 時間管理の難しさ
- 2 ストレスと疲労
- 3 サポート不足
仕事と育児の両立には効率的な時間管理が不可欠です。
しかし当事者以外にはなかなか理解してもらえないこともあり、それがストレスや疲労にも繋がります。
時間に追われる中で常に選択を迫られている働く親たちは、気が抜けない状態を維持し続けている人も多いのではないでしょうか。
同僚が仕事をしている中、ひとり切り上げて保育園に子どもを迎えに行くとき、帰宅後家事に追われゆっくり我が子に向き合えないとき、どちらも申し訳ない気持ちになると思います。
わたしも何度も経験してきました。
以前働いていた職場では、家に帰宅すると18時過ぎ。そこから子どもが布団に入るまでは、まさに時間との勝負です。パートナーは単身赴任のため充てにできず、一人黙々とタスクをこなす日々でした。
寝る時間は毎日4時間ほどで美容院に行く時間さえなく、心身ともに疲れてしまうことも多かったと記憶しています。
ストレスや疲れから、肌荒れや体調不良にも何度もなりました。
また、周りに頼れる人が少なかったことも疲弊する一因になっていたと感じています。
課題だけでなくメリットも多い
課題ばかりがあるような気がしますが、ワーキングペアレンツにはメリットもたくさんあります。
- 1 効率が良くなる
- 2 経済的に安定する
- 3 情報が入りやすい
ワーキングペアレンツはいつも効率を考えて過ごしているため、優先順位をつけて行動することが得意です。
また夫婦ともに働くことで、経済的にも安定し子どもの教育や将来の計画にも余裕が生まれることもメリットと言えるでしょう。
職場での人間関係やネットワークは、仕事のみならず育児において有益な情報が手に入ることも。社会との繋がりを持つことで、より充実した時間を過ごせるという人もいると思います。
自分たちと同じ働く親である同僚や先輩などと交流するのも、大きなメリットですね。
共働き世帯に必要な時間管理術とストレス対策
ワーキングペアレンツにとって、時間管理やストレス対策は必須事項です。
内閣府による調査では、有償労働時間と無償労働時間の合計時間を諸外国と比較した場合
・男性:613分
・女性:496分
となっており、日本は男女ともに比較国中の総労働時間が最長ということが分かっています。
各国に比べて総労働時間が長い日本人には、より効率的な時間管理が必要と言えそうです。
上手に時間管理ができれば、自由な時間やリフレッシュに繋がりますね。
ここでは、効率的な時間管理術とストレス対策について見ていきましょう。
3つの時間管理術
効果的な時間管理は、ワーキングペアレンツにとっては最も重要視したいことのひとつです。
時間管理術における大切なことは次の通り。
- タスクの分担化
- 定期的な見直し
- 外部サポートなどの活用
ママやパパ、どちらかが大変な思いをしていては仕事も家事も両立できません。
日々の家事内容を紙などに書き出し、子どもも含め家族全員で協力しながら分担を決めましょう。
わたしは子どもにも自分でできることを基本に家事を手伝ってもらっています。
・自分が使ったお皿はキッチンの流しまで運ぶ
・自分の洗濯物は自分で管理する(たたんで片付ける)
ちょっとしたことですが、一人でやっていたときよりも楽になりました。
また、定期的にスケジュールの見直しを行いブラッシュアップしていくといいですね。
時間と労力を節約するには、宅配食の作り置きサービスなどを活用するのもひとつの方法です。
食事を準備する必要もないため、後片づけも楽ちん。
いつもと違った食卓を囲み、家族との時間を増やすこともできます。
宅配食サービスでおすすめなのが『シェフの無添つくりおき』。
食品添加物を使わずに丁寧に手作りした食事が週替わりで届きます。(豆腐を固めるにがり等は使用)
子どもにも安心して食べさせられるので「料理をしない」という罪悪感もなし。
調理はもちろん、献立を考えたり買い物に行く手間がなくなるので子どもに全力で向き合えます。
3つのストレス対策
ストレスを抱えないためにできる対策を3つお伝えします。
- 1 趣味の時間を持つ
- 2 定期的な運動
- 3 今だけと思い楽しむ
どんなに忙しくても、自分の好きなことや趣味の時間を少しでも楽しみましょう。
短時間でも趣味に没頭できれば、それだけでリフレッシュでき「またがんばろう」と思えます。なかなか難しいことではありますが、どこかで時間の確保をしてみてください。
わたしは週末の金曜日、子どもが寝てからが唯一の趣味の時間です。
映画を見たり音楽を聴いたり、誰にも邪魔されない時間を満喫しています。定期的な運動もおすすめですよ。
また、あえて忙しいことを楽しむのもひとつの手。
子育てで忙しい時期は、意外と長くはないものだそうです。
フルタイムで定年まで働き続けた母には、いつも「子育てなんてあっという間に終わった。忙しいけれど充実していて楽しかった」と言われます。
わたしも今まさに仕事・家事・育児に追われる日々ですが、子どもが「ママ、ママ」と頼ってくれるのも今だけと思い、あえて忙しさも楽しむ気持ちでいるようにしています。
ワーキングペアレンツに役立つ支援やサービスの紹介
子育て世帯においては、支援制度や利用できるサービスについて気になることがあるかもしれません。
主に利用できるサービスや制度をまとめてみました。
- ファミリー・サポート・センター事業
- ベビーシッター
- 家事代行
- 学童保育や児童クラブ
- 延長保育
- 民間と行政サービスの併用
ファミリー・サポート・センター事業は、子どもを預けたり預かったりする相互援助組織です。
厚生労働省「子育て援助活動支援事業(ファミリー・サポート・センター事業)」
事前に登録をして、利用の際にはアドバイザーによるマッチングを経て成立となります。
時間は1時間500円~1,000円程度。各市町村や時間帯によっても異なります。
民間に依頼するよりも比較的安く利用できるため、わたしの友人は残業が発生する日に子どもの送迎をお願いすることがあると言っていました。
他にもベビーシッターや学童クラブなど、ワーキングペアレンツは民間や行政のサービスをうまく活用しながら両立している人がたくさんいます。
また、民間の家事代行サービスも価格はやや高くなりますが、その分きめ細やかなサービスが特徴。
必要なものだけをチョイスしたり、スポット的に利用するという方法もおすすめです。
まとめ
ワーキングペアレンツは、時間に追われながら効率を考え日々奮闘しながら過ごしている人がたくさんいます。
心も体も豊かな生活を送るためには、家族が協力し合うこと・社会全体で理解する心を持つことが大切ですね。
利用できる制度やサービスを上手に活用しながら、今を楽しむ気持ちで忙しくも充実した生活を送っていってください。
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