在宅で副業をしたい！「内職」の仕事内容と、報酬目安

「毎月あと2～3万円多く収入があれば、家計がラクになるのに」
「副業をしてみたいけれど、子どもが小さいから在宅でできるものはないかな？」

政府が働き方改革の一環として副業を推奨するようになり、副業をOKとする企業が増えてきました。けれども、子どもが小さいうちは、飲食店でアルバイトするなど外で働く副業が難しいと考える方も少なくないでしょう。

そこで「在宅」でできる副業として「内職」を紹介します。
自宅で副業がしたい、すき間時間にできる仕事がしたい、という方におすすめの内職ですが、どういったものがあるのかや、その報酬などを解説していきます。仕事の探し方・流れについても紹介しますよ。

在宅での副業・内職について興味がある方は、ぜひご覧ください。

そもそも内職とは？

内職とは、「業者から業務を請け負い、部品や材料の提供を受けて、自宅などで製品の加工や製造をし、完成品を納品する仕事」です。手作業で行う単純作業が多く、初心者でも気軽に始められます。

内職は、企業や業者に雇用されて働く雇用形態になるので、「家内労働法」が適用され、最低賃金や労働環境が保証されます。

メリットは、自宅で好きな時間に働けること・人と接しなくて良いことなど。最近では、本業が在宅勤務になった方などが、浮いた通勤時間を利用して内職をするといったケースもあるようです。

デメリットは、作業工賃が低いため大金を稼ぐのは難しいこと。作業内容によっては、作業スペースの確保が必要になることがあげられます。

内職の仕事と、単価目安

「内職」には多くの仕事内容があります。報酬は作業1点あたりの単価と、完成数によって計算される出来高制。たとえば、人気の内職「シール貼り」であれば、1点につき単価1円で1,000個納品すれば、報酬は1,000円となります。

作業内容が簡単なものは、その分単価も低い傾向にありますが、内職初心者であれば、最初はあまり難しくないものからはじめるのをおすすめします。

それでは、内職の仕事内容と、単価目安を詳しくみていきましょう。

内職はどんな人に向いている？

内職の仕事に向いているのは以下のような方です。

• 細かい作業を得意として丁寧にできる人
• コツコツとした単純作業の繰り返しが苦にならない人
• 作業スケジュールをたて、計画的に進められる人
• 作業効率を考え、工夫できる人
• 自宅にパーツや完成品の置き場がある人
• （小さな子どもがいる家庭では）作業部屋が確保できる人

手作業が嫌いでないことに加えて、報酬を上げるために自身の作業効率を工夫する必要も。単純作業をもくもくとこなすだけでなく、「どうやったら品質を落さずに作業スピードが上げられるか？」を考えられる人は、内職でも報酬をあげられるでしょう。

また、内職に必要なパーツや完成品の置き場も必須です。家族の共有スペースには置かず、子どものいたずらや、パーツを誤飲するなどのトラブルを避けましょう。

内職を始めるうえで、気を付けるポイント

気軽に始められる内職ですが気を付けるポイントが3点あります。

本業である職場に、許可をとる

本業である職場が「副業OK」であっても、「副業許可申請書」の提出が必要なケースがあります。内職に限らず、副業をするには「本業がおろそかにならないこと」が大前提です。細かな就業規則に違反する業務内容ではないか、内職が忙しくて本業を休むなど悪影響がでないかなど、企業ごとに定められている方針にのっとりましょう。

詐欺案件に注意！

内職はインターネットの求人サイトや、クラウドソーシングサイトで探せますが、なかには悪質な詐欺であるケースも。詐欺の被害にあわないためにも、以下のようなことに注意してください。

• 内職をはじめるための初期費用を請求される（資料費、レクチャー費用など）
• 仕事内容に関係のない個人情報を聞いてくる
• 友だち紹介キャンペーンとして、知人の情報を聞いてくる
• 単価が低すぎる・高すぎる

確定申告が必要になることも

副業とはいえ、年間で一定額以上を稼いだら納税義務が発生します。給与所得以外で年間20万円を超えた場合は確定申告が必要です。

内職の仕事の探し方

内職の仕事はどのように探せばよいのか、解説していきます。

住んでいる地域の自治体から探す

住んでいる都道府県または市区町村の公式Webサイトから探す方法があります。サイトのTOPページに「サイト内検索」が設置されていることがほとんどですので、「内職」と入力して検索します。

参考：東京都公式Webサイト

内職の求人ページや、相談窓口の案内ページなどが出てきますので、詳細を確認してくださいね。自治体によりますが、内職をはじめとする在宅ワーク全般についての講習会が開催されていることもあります。仕事の詳細説明や、トラブル事案への対策など講習内容はさまざまですが、詳しく知りたい方はぜひ参加してみてください。

求人サイトで探す

パソコンやスマートフォンで、求人サイトにアクセスし「内職」「内職　求人」などの検索ワードで探します。手軽に仕事を探せるのがメリットですが、報酬部分は「完全出来高制」という記載が多く、詳しい金額がわからないことも。問い合わせ可能であれば、応募の前に報酬額について確認してみましょう。

新聞や折り込みチラシで探す

内職の仕事は新聞や求人の折り込みチラシで募集されることがあります。周辺地域の求人情報がほとんどのため、聞いたことのある企業やメーカーである可能性も。安心して応募できるのは、大きなメリットといえます。

クラウドソーシングサイトで探す

パソコンやスマートフォンで、求人クラウドソーシングサイトで探す方法があります。クラウドソーシングサイトでは、クチコミ機能があるため依頼主の評価を確認できます。信頼できる依頼主かどうか判断したうえで応募しましょう。ただし、クラウドソーシングサイトでは、報酬額から手数料が引かれますので、手取りはさらに低くなることも含めて検討してください。

内職の仕事の一般的な流れ

一般的な内職の仕事の流れをみていきましょう。

仕事を探し、応募する

前章に記載のとおり、内職の仕事を探し応募します。

仕事の契約を結ぶ

面接の有無は依頼元によります。動画による作業説明のみや、自宅での作業前に依頼元の工場での手順説明や訓練などがあるケースも。それらをふまえて、契約を決めましょう。

作業の材料を受け取る

材料の受け取りは、自分で職場に取りに行くか、配送業者や依頼元によって自宅配送される2パターンがあります。

作業完了後に納品する

材料の受け取りと同様に、納品も自分で職場に持って行くか、配送業者や依頼元が自宅に受け取りにくる2パターンです。

納品物に問題がないか検品される

依頼元による検品が実施され、完成品に問題がないか確認されます。

賃金が支払われる

賃金の支払いは、口座振込のほか、現金支給のケースも多いようです。

まとめ｜副業で在宅希望なら「内職」という選択も◎

自宅にいながら簡単な手作業で報酬を得られる内職は、さまざまな仕事内容があるということがおわかりいただけたと思います。

ちょっとしたすき間時間や、子どもが就寝後などを活用できる内職。あまり多くは稼げませんが、家計の足しや自分のおこづかいにできますよ。

コツコツとした手作業が好きな人はぜひ検討してみてください。

時間を有効に活用したいなら、今時間がかかっている家事を見直すのも手です。
思い切って作り置きの宅配サービスを頼ってみるのはいかがでしょうか。

添加物不使用のお惣菜を週替わりでご自宅にお届けする「シェフの無添つくりおき」です。
定番メニューから普段自分では作らないものまで、新しい食体験のツールとしてもご活用いただけます。

献立作成から調理までの、食事にまつわる手間とストレスをフリーに。
家族のために安心できる添加物不使用の食事を選ぶことで、罪悪感からも解放してくれます。

ぜひこの機会にお試しください。

シェフの無添つくりおき公式サイト