子どもの水筒の中身は何がいい?みんなが入れている飲み物と入れてはいけない飲み物を紹介

子どもに水筒を持たせたいけれど、水筒に何を入れればいいかわからないとお悩みではありませんか。
お茶を入れることが一般的ではあるものの、飲み物には水やスポーツドリンクなどのさまざまな種類があります。汗をたくさんかく夏はスポーツドリンクの方がいいのでは?と考える方も多いでしょう。

この記事では、子どもの水筒の中身には何を入れればいいのかを紹介します。水筒に飲み物を入れる際の注意点と、入れてはいけない飲み物も解説するので、ここを読んで最適な飲み物を選択しましょう。

 

子どもの水筒の中身は何がいい?

子どもの水筒の中身は、家庭によって異なります。多くの家庭が入れている飲み物は以下の通りです。

  • お茶
  • スポーツドリンク

最も多いのはお茶、次いで水、最後にスポーツドリンクでした。
お茶にはさまざまな種類があるものの、ほとんどの家庭で麦茶を選んでいます。麦茶は水に茶葉を入れておくだけで作れるため、忙しくても手軽に持たせられるでしょう。家庭で麦茶を飲むことがなく、作ることも面倒という家庭は水を入れています。水道水は成分的におすすめできませんが、天然水であれば問題なく飲めるでしょう。

少数派の意見としてスポーツドリンクもありますが、スポーツドリンクは甘く、子どもがどんどん飲んでしまうので避けた方が無難です。トイレの頻度が多くなり、授業に集中できなくなる恐れがあるからです。
しかも、劣化したものやキズのある金属製の水筒に長時間スポーツドリンクを入れていると、金属が飲み物の中に過剰に溶け出し、思わぬ事故につながる可能性もあるため注意が必要です。

また、お茶を持っていく人のなかには、麦茶以外のお茶を選ぶ家庭もあります。ウーロン茶やブレンド茶、黒豆茶など数多くの種類があるので、子どもの好みにあわせてあげるといいでしょう。

 

水筒の中身を決めるときの注意点

水筒の中身を決めるときは、いくつかのポイントに注意しなければなりません。
注意点を水に中身を決め、入れてしまうと、問題が発生する恐れがあります。子どもが問題なく水筒を持っていけるように、ここで紹介するポイントを参考にしてください。

 

常温の麦茶は腐りやすいのでNG

常温の麦茶は腐りやすいので、きちんと冷やした状態で水筒に入れましょう。麦茶の製造の過程で、麦を焙煎して水につけます。水につけると出てくるたんぱく質やでんぷん質は、腐りやすいため、常温だとさらに腐敗が進む恐れがあるのです。麦茶を作ったら冷蔵庫に入れておき、作った当日、または翌日のものを水筒に入れることがおすすめです。

作ったばかりの麦茶しかないときは、水を入れる、または保冷水筒に麦茶と氷を入れて、しっかり冷やしておきましょう。普段から麦茶を飲まない家庭は、市販のペットボトルに入った麦茶を購入しておいてはいかがでしょうか。麦茶を作る手間を省けるので、大人の負担を軽くできます。

 

中身によっては水筒が汚れやすくなる

麦茶を入れていると、水筒の底や側面に茶渋が付くため、掃除の手間がかかります。茶渋はスポンジでこすればすぐに落ちるものの、毎日付いていると洗うことの面倒さを感じるでしょう。茶渋がこびりつくと、少しこすらなければ落ちないため、水筒用の取っ手の長いスポンジで洗ってください。

お茶類には付き物の悩みなので、毎日きちんと洗うことがおすすめです。茶渋で汚れるのが嫌という人のなかには、お茶ではなく水を持たせる家庭もあるので、水筒の汚れが気になる方は、水を入れましょう。

 

学校や保育園によっては飲み物が制限されている

学校や保育園によっては飲み物が制限されているので、事前に確認しておくことがおすすめです。多くの学校・保育園で許可されているのは、麦茶と水です。それ以外の飲み物は禁止されている可能性があるので、麦茶以外のお茶を持っていく場合も、念のため確認しておきましょう。

近年、夏は35度以上になるところが多く、熱中症で搬送される児童も増えています。熱中症には麦茶や水よりもスポーツドリンクの飲用が適していることから、夏場はスポーツドリンクを持たせたいと考える家庭も少なくありません。

しかし、スポーツドリンクは甘味料が入っていることから、子どもがどんどん飲んでトイレの頻度が高くなってしまいます。また、肥満や虫歯といったリスクも伴うため、禁止している学校や保育園が多くあるのです。熱中症が心配でスポーツドリンクを持たせたいと考えている方は、事前に学校・保育園に確認しておきましょう。

 

季節に応じて子どもに氷の有無を確認する

通年水筒を持たせる場合は、氷の有無を子どもに確認しましょう。保温・保冷の水筒は中身の温度を一定に保ってくれますが、夏は気温の関係で、中身が熱くなってしまいます。熱い状態で一日持っていると中身が腐ってしまうので、氷を多めに入れて、冷たい状態を保つことが大切です。

冬は寒いため、氷は必要ないと考える方も多いかと思います。しかし、学校・保育園の多くは教室に暖房設備を整えており、子どもが快適に授業を受けられるよう室温を調整しています。子どもによっては暑さを感じるほどなので、冬でも氷を欲しがるかもしれません。夏は必須ですが、冬は子どもによって必要性の有無が変わるため、念のため確認しておきましょう。

 

水筒に入れてはいけない飲み物は?

子どもに持たせる水筒には麦茶や水を入れておいた方がいいものの、特に指定がなければ子どもの好きなものを入れるかと思います。中身を自由に選んでいいときに気を付けたいのが、水筒に適していない飲み物です。飲み物のなかには水筒に入れるとトラブルになる種類もあるため、事前にチェックしておきましょう。

水筒に入れてはいけない飲み物は以下の通りです。

  • 炭酸飲料
  • 果汁や酢が含まれる飲料
  • 牛乳や乳飲料
  • スポーツドリンク(金属製水筒の場合は注意が必要)

炭酸飲料には炭酸ガスが含まれており、水筒に入れて蓋をすることで、水筒内の内圧が上がります。飲み物を飲む際に蓋を開けると、中身が一気に飛び出してきたり、内圧によって蓋が開かなくなったりするので、注意が必要です。場合によっては子どもの服が汚れたり、ケガをしてしまうので、炭酸飲料は避けましょう。

果汁が入ったジュースや酢などの酸が含まれる飲料もおすすめできません。果汁や酸はステンレスを腐敗させるため、水筒の保温・保冷機能をなくしてしまう恐れがあります。ステンレスが腐敗した状態で使い続けると、ガスが発生し、中身が飛び出してくる・蓋が開かなくなるといったトラブルも起こるので、入れないようにしましょう。

また、牛乳や乳飲料も同じ理由で避けることがおすすめです。牛乳や乳飲料は腐敗する可能性が高く、水筒の機能をなくしてしまうかもしれません。保温・保冷機能がなくなると、夏場はとても困るため、水筒を長く使うためにも、ステンレスを腐敗させる飲料はやめておきましょう。

先にも触れたように、スポーツドリンクを入れる場合も金属が溶け出す可能性があるため注意が必要です。

 

まとめ

水筒の中身を何にするかで迷う親は少なくありません。一般的には麦茶か水を入れるものの、熱中症が気になる時期は、しっかり水分補給ができるスポーツドリンクの方がいいのでは?と考えるからです。スポーツドリンクは水分補給に適しているものの、子どもががぶ飲みする・肥満や虫歯のリスクがある観点から、学校・保育園で禁止されています。どうしても持たせたい方は、念のため学校・保育園に確認しておきましょう。

飲料のなかには、水筒に適さないものもあるので、入れないよう注意が必要です。子どもの水筒に牛乳や果汁入りのジュースを入れえる家庭はないかと思いますが、遊びに行く際に持たせるとき、うっかり入れてしまうこともあるかと思います。炭酸や果汁入りのジュース、牛乳は水筒の機能を損なうだけでなく、子どものケガのリスクも上がるため、避けておきましょう。

 

 

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