【保育園栄養士がご紹介する】おうちで簡単!親子で楽しみたい子どもの日の行事食メニュー

仕事に子育て、毎日忙しいと、普段のごはんにはなかなか時間をかけられないもの。

せめてお祝い事や季節の行事のときには、手の込んだ料理を作りたい!

でも、ごはんを作っている間、待っている子どもが退屈そうだったり、出来上がったときの反応が今ひとつだったりすると、残念な気もちにもなってしまいますよね。

いっそのこと、子どもにも作業を任せられるような簡単メニューにして、親子で一緒に作って食べてみませんか?

大人が一人で作るよりは、ちょっと時間がかかると思いますが、子どもは、自分が関わった物の方が「食べてみよう!」という気もちになりやすいものです。

ここでは、親子で触れ合う時間を大事に、子どもと一緒に作れる、かわいい鯉のぼりメニューをご紹介します。

クリームがはみ出たり、うろこがいっぱいになったり、ユニークな鯉のぼりになってOK!

途中で味見タイムも楽しみながら、楽しく作ってみてください!

用意する道具

【用意する道具(フルーツ、野菜バージョン共通)】

  • まな板
  • 包丁
  • キッチンバサミ
  • つまようじ 3本
  • ザル 1つ
  • ボウル 2つ
  • キッチンペーパー(またはコーヒーフィルター)

【あったら便利なもの(なくてもOK!)】

  • 生クリーム絞り袋用の口金
  • バット
  • のりカッター 

今回お伝えする2つのレシピでは、大人と子どもの分量が同じになっています。

大人は、残りのパン、おかずなどを食べて、量を調整してくださいね!

また、子どもにもできる作業には、緑のラインを付けてあります。

作り始める前に、鯉のぼりのイラストなどを見ておくと、飾り付けのイメージしやすくなりますよ。

子どものできること、集中具合を見ながら、任せたり手伝ったりしながら、進めてくださいね!

簡単!かわいい!鯉のぼりのオープンサンド(フルーツバージョン)

子どもに人気のフルーツで作った、オープンサンドです。

キウイフルーツやオレンジなどでも、色鮮やかな鯉のぼりが出来上がります!

クリームにヨーグルトを使うことで、生クリームやクリームチーズより脂肪分を抑え、たんぱく質量がUP!

市販のギリシャヨーグルトをそのまま使えば、水切りする時間が不要!時短になります。

【材料】(大人2人、子ども1人分)

  • 食パン6枚切 2枚分
  • プレーンヨーグルト 200g(1/2箱分)または、市販のギリシャヨーグルト1つ分
  • メープルシロップなどお好みの甘味料 適量
  • バナナ 1~2本
  • いちご 1/2パック分
  • スライスチーズ 1枚
  • のり 少々

【作り方】

1.ヨーグルトクリームを作る

  • 水切りヨーグルトを作る(※ギリシャヨーグルトを使う場合は、この工程は不要です)。
  •  ボウルにザルを重ね、キッチンペーパーまたはコーヒーフィルターを乗せる。
  •  そこへプレーンヨーグルトを出し、ラップをかける。
  •  ★ヨーグルトがこぼれないように気をつけましょう!
  •  そのまま2時間以上冷蔵庫に入れておく。
  • 水が切れたヨーグルト、またはギリシャヨーグルトをボウルに出して、好みの甘味料で甘みを加え、滑らかになるよう混ぜておく。

2.トッピング材料をカットする

  • バナナは皮をむく。
  • いちごはヘタを取り、よく洗って水気を拭く。
  • ★いちごは水が出やすいので、キッチンペーパーで優しく挟むようにして水気を取っておきましょう。
  • バナナは5mmくらいに薄切りしてから、1/4にカットする。
  • いちごは5mmくらいに薄切りする。

3.鯉のぼりの体を作る

  • 食パンの耳を切り落として、縦3等分にカットする(パンの耳は取っておく)。
  • 横長に置いたら、片方の端を鯉のぼりのしっぽの形にカットする。

4.鯉のぼりの目を作る

  • スライスチーズ、のりは、鯉のぼりの体の大きさに合わせ、キッチンバサミでカットする。
  • のりカッターがある場合は、カッターを使う。
  • カットしたチーズにのりを重ねて、目を作る。
  • ★のりは、丸のほか、細い棒状にカットすると、鯉のぼりの表情が変化して面白いです!

5.鯉のぼりと竿(さお)を作る

  • 3の鯉のぼりの体に、1のクリームを塗る。
  • その上に、2でカットしたフルーツを並べて、4の目を付ける。
  • 最後に、切り落としたパンの耳を1本、いちご丸ごと1個で、鯉のぼりの竿(さお)を作る。
  • 全てお皿に飾ったら完成!
  • ★クリームは多少はみ出してもOK!

 

簡単!かわいい!鯉のぼりのオープンサンド(野菜バージョン)

きゅうりとミニトマトを使ったオープンサンドです。

旬のアスパラガス、スナップえんどうなどを使っても◎

【材料】(大人2人、子ども1人分)

  • 食パン6枚切 2枚分
  • バター、マーガリンなど、お好みのパン用スプレッド 適量
  • きゅうり 1本
  • ミニトマト 1/2パック分
  • スライスチーズ 1枚
  • のり 少々

【作り方】

1.トッピング材料をカットする

  • きゅうりは、よく洗って水気を拭く。
  • 3mmくらいに薄切り、さらに半分にカットする。
  • ミニトマトは、ヘタを取り、よく洗って水気を拭く。
  • 縦半分さらに、くし型(りんごのように)にカットして、4切れにする。

2.鯉のぼりの体を作る(フルーツバージョンと同じ)

  • 食パンの耳を切り落として、縦3等分にカットする(パンの耳は取っておく)。
  • 横長に置いたら、片方の端を鯉のぼりのしっぽの形にカットする。

3.鯉のぼりの目を作る(フルーツバージョンと同じ)

  • スライスチーズ、のりは、鯉のぼりの体の大きさに合わせ、キッチンバサミでカットする。
  • のりカッターがある場合は、カッターを使う。
  • カットしたチーズにのりを重ねて、目を作る。
  • ★のりは、丸のほか、細い棒状にカットすると、鯉のぼりの表情が変化して面白いです!

4.鯉のぼりと竿(さお)を作る

  • 2にバターなどを塗る。
  • 1の野菜を並べて、3の目を付ける。
  • 切り落としたパンの耳を2本用意し、1本をくるくる丸める。
  • それをもう1本の端と合わせて、つまようじで止めて、竿(さお)を作る。
  • 全てお皿に飾ったら完成!
  • ★つまようじを扱うときは、ケガをしないよう気をつけましょう!

 

まとめ

ここでは、おうちで簡単に作れる鯉のぼりメニューのレシピをご紹介しました。

忙しい毎日も、特別な行事の日も、お食事タイムは家族みんなが楽しい気もちで過ごせることが一番!

行事食を手作りしようと思ったら、気軽にできるメニューを選んで、作る段階から子どもも参加できるメニューにすると、食べる以外の楽しみを親子で共有することができますよ!

温めるだけの作り置きおかずも上手く取り入れながら、楽しいゴールデンウィークをお過ごしください。

 

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