こども向け知育グッズの選び方&おすすめのおもちゃ5選【元幼稚園教諭監修】

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子どもたちの成長を支える知育グッズは、遊びを通じて学びと発見があります。

この記事では、元幼稚園教諭が、子ども向けの知育グッズを選ぶときのポイントと、おすすめの知育おもちゃ5選をご紹介します。

子どもの想像力や創造力を育むおもちゃばかりなので、日々の成長のサポートとして大いに役立ちますよ。ぜひこの機会に、お子様の新たな遊び道具を見つけてみてくださいね!

 

知育おもちゃが子どもの発達に与える影響とは?!

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知育おもちゃが子どもの成長に与える影響は計り知れません。遊びを通じて、子どもたちは様々なスキルを身につけることができます。

ここでは、その魅力と効果を詳しくみていきましょう。

 

認知能力の発達

知育玩具は、子どもたちの認知能力を向上させるのに役立ちます。認知能力とは「情報を理解し、記憶し、それを活用する能力」のことです。子どもの発達には欠かせません。

例えば、パズルやカードゲームは、色や形を覚えることで記憶力を強化し、学習や日常生活のさまざまな場面で役立てることができます。また、数学パズルやブロックなどを使った遊びは、原因と結果を考えることで問題解決力を養い、論理的思考力を育てます。

これらのスキルは、学校の勉強はもちろん、将来の職業や日常生活で直面する問題に対処する際にも助けとなります。

 

非認知能力が高くなる

非認知能力とは、学力ではなく、思考力や協調性、コミュニケーション能力など、数値で測れない人間としての基本的な能力のことを指します。

特に幼児期には、脳の発達とともにこれらの能力が形成されるため、適切な知育玩具を使った遊びが非常に効果的です。

知育玩具を通じて子どもたちは、自立心や自制心・自己肯定感・協調性・共感力・倫理性といった非認知能力を自然に身に付けることができるでしょう。非認知能力は、社会で生きていく上での重要な基盤となります。

 

情緒・社会性が安定する

知育玩具は、子どもの情緒や社会性の発達にも重要な役割を果たします。遊びを通じて、子どもたちは自己表現力やコミュニケーション能力を育て、感情の管理や他人との交流を学びます。

例えば、絵画や工作、音楽やダンスを含む活動は、子どもに感情を表現する方法を教え、創造力を伸ばします。これにより、自分の思いを伝える力が向上し、感情が安定しやすくなり、社会的なスキルも高まるでしょう。

 

集中力や思考力が身につく

知育玩具を通じて子どもたちは集中力や思考力を自然に養うことができます。興味のある玩具で遊ぶことで、子どもは没頭し、その過程で集中力が高まります。

大人も自分の趣味に夢中になるように、子どもも好きな遊びに熱中することで集中力を深めることができます。さらに、パズルや積み木などを使った遊びは、ただの遊びではなく、思考を必要とする活動です。これにより、遊びながらでも思考力が自然と育つのです。

 

知育玩具の選び方

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年齢や発達段階に合ったおもちゃ

知育玩具を選ぶ際に最も重要なことは、子どもの年齢や発達段階に合わせた適切なものを選ぶことです。子どもがおもちゃの遊び方を理解し、興味を持てるようにすることで、知育効果を最大限に引き出すことができます。

たとえば、0~2歳の乳幼児には五感を刺激する柔らかくて色鮮やかなおもちゃが適しています。3~5歳の幼児には、言葉や社会性を育むための役割遊びやパズルが良いでしょう。

これにより、子どもたちは遊びながら自然と学び、感覚や認知の発達を促進します。また、適切な知育玩具を選ぶ際は、商品に記載されている対象年齢を必ず確認するようにしましょう。

年齢に合った知育玩具

乳幼児期(0-2歳)

  • 色彩豊かなぬいぐるみや音を出す玩具
  • 手触りの良い布製おもちゃや積み木

幼児期(3-5歳)

  • 役割遊びのおもちゃ(おままごとセット、医者セット)
  • 創造力を刺激するブロックやパズル、工作セット

上記のおもちゃを通じて、子どもたちは各発達段階に応じたスキルを楽しく学べますよ。

 

子どもが興味・関心を持てる

子どもが本当に興味を持って楽しめる知育玩具を選ぶことは大切です。大人が考える知育効果だけでなく、子どもの好みや普段の遊びに合わせておもちゃを選びましょう。

たとえば、動物が好きなら動物のおもちゃ、絵を描くのが好きなら色鉛筆やペイントセットが良いですね!

また、いくつかのおもちゃを用意して、子ども自身に選んでもらうことも自主性を育てられます。子どもの意見を尊重し、自発的に遊べる環境を整えることで、知育玩具の効果を最大限に引き出すことができますよ。

 

伸ばしたい能力に合わせて選ぶ

知育玩具を選ぶときは、「どの能力を伸ばしたいか」を考えるのもおすすめです。例えば、子どもの集中力を強化したい場合は、パズルや積み木がぴったりです。集中力を高める練習になりますよ。

一方で、想像力や創造的な思考を育てたいなら、お絵描きボードや粘土が良いでしょう。子どもが自由に形を作ったり色を使ったりすることで、創造性を広げる手助けをします。

どんなスキルを伸ばすかに合わせて玩具を選ぶと、子どもの学びがより効果的になります。

 

おすすめの知育おもちゃ

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布の仕掛け絵本(0歳~1・2歳)

布の仕掛け絵本は、0歳~1・2歳の子どもたちの好奇心を刺激し、楽しみながら基本的な生活スキルを学べる素晴らしいアイテムです。

カラフルなイラストが目を引き、形合わせやボタンかけ、紐縛りといった遊びを通じて、手先の器用さや問題解決能力を育てます。柔らかい素材で作られており、洗濯可能なので、衛生的にも安心して長く使い続けることができます。

 

型はめパズル&ピックアップパズル(1~2歳)

型はめパズルとピックアップパズルは、1~2歳の子どもたちに特におすすめの知育パズルです。

型はめパズルでは、さまざまな形のピースを対応する穴にはめることで、形の識別能力と問題解決スキルが養われます。

一方、ピックアップパズルは、動物や食べ物などの絵が描かれたパズルピースを、指先でつまんで枠にはめる遊びです。取っ手が付いたピースを使うことで、小さな子どもでも手軽に取り組むことができます。細かな指の動きや視覚的な学習ができます。

子どもの認知能力の発達を効果的にサポートするための理想的なおもちゃです。

 

マグネットの知育玩具(3~4歳)

マグネットを使った知育玩具は、安全なプラスチック素材で作られており、子どもたちが安心して遊べます。磁石でパチパチと繋げて形を作る楽しみを通じて、子どもたちは空間認識能力を自然に育てることができるでしょう。

年齢に応じてさまざまな遊び方が楽しめるので、長く愛用できる教育的価値の高いおもちゃです。子どもの創造力や学びへの興味を引き出すのにぴったりなアイテムですよ!

 

木製の知育玩具・キュボロ(4~5歳)

キュボロは積み木とビー玉を組み合わせた創造的なおもちゃで、子どもたちの空間認識能力と問題解決スキルを高めます。

各ブロックには見える溝と隠された内部の溝があり、ビー玉がスムーズに転がる道を想像しながら構築する必要があります。想像力と協力する力を育み、遊びが成功した際には大きな達成感が味わえますよ。

4歳~5歳の子どもに適しており、親子や友達との協力プレイを通じて、楽しみながら学べる知育玩具です。

 

レゴ(4~5歳)

レゴは、子どもたちの創造力や空間認識能力を育むおすすめのおもちゃです。小さなブロックを組み立てていく過程で、手先が器用になり、脳の発達も促されます。

レゴを使ったプログラミング教室など教育面での活用も進んでおり、学びながら楽しむことができるでしょう。

 

まとめ

知育おもちゃを選ぶ際は、子どもの年齢や興味・関心を考慮することが大切です。適切なおもちゃを用意することで、子どもたちは自然と学び、成長することができます。

そして何よりも大事なのは、子どもたちが遊びを通じて楽しむことです!楽しみながら学ぶ経験は、子どもの発達にとってかけがえのないものとなります。

 

 

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