食べる時間も、作らない時間も大切に。親子の未来を育む「おやさいクレヨン」

「忙しい毎日の中で、できるだけ手軽に、でも安心できる食事を選びたい」
そんな想いから生まれたのが、「シェフの無添つくりおき」。
私たちの食卓を支えるこのサービスは、「食事を作る時間を短縮する」だけでなく、「生まれた時間をどう使うか?」という視点も大切にしています。
では、その時間をどのように活かせば、親子の未来につながるのでしょうか?
今回お話を伺ったのは、mizuiro株式会社 代表の木村尚子さん。
「おやさいクレヨン」を通じて、食と環境、そして子どもの創造力を育む未来を描く彼女のものづくりの視点から、親子の時間の新しい過ごし方を考えます。
<目次>
食事の準備が短縮できたら、何をしますか?
「おやさいクレヨン」の誕生は、木村さんのある気づきから始まりました。
「ある日、夕食を作っているときに、野菜の色の美しさにふと目を奪われたんです。『この色で絵が描けたら楽しいかも』と思ったのが、おやさいクレヨンの最初のきっかけでした」
このエピソードを聞いて、「確かに、旬の野菜や果物の色って美しい」と思う方も多いのではないでしょうか?
「シェフの無添つくりおき」の料理も、無添加ならではの自然な色を活かしています。
食材の本来の色が持つ美しさは、見た目の満足感だけでなく、「安心して食べられる」という心の満足感にもつながります。
(写真:mizuiro株式会社 代表の木村さん)
「私は、食べる時間と同じくらい、“作らない時間”も大切にしたいと思っているんです」
料理を手軽に済ませられたら、その分、子どもと一緒に何かを創造する時間が生まれる。
シェフの無添つくりおきを利用されているみなさんは、食事の時間は大切にしたいけれど、準備にかかる時間は短縮したいと考えていると思います。
そこから生まれた「ゆとりの時間」をどう過ごすか——その選択肢のひとつが、「親子で何かを一緒につくること」ではないでしょうか。
食べるものと、子どもが触れるもの。どちらも「未来の選択」
「私たちは、子どもに安心できるものを食べてほしい。だからこそ、食べるものだけでなく、子どもが手に取るものも、未来を考えた選択をしたい」
おやさいクレヨンは、本物の野菜や果物から生まれた、安全なクレヨン。
誤って口に入れても安心な素材で作られています。
「青森の農業とつながりながら、捨てられてしまう野菜を再利用し、環境にも貢献できるものづくりをしたいと思いました」と木村さん。
原料には、規格外の野菜や果物、加工時に出る端材や残渣を使用。りんごの皮、キャベツの外葉、ごぼう茶の端材などが、クレヨンの色素として活かされています。
スーパーで「規格外野菜」を見かけたことはありませんか?
形が少し違うだけで、味や栄養価は変わらない。でも、市場には出回りにくく、行き場を失うことが多いのが現実です。
おやさいクレヨンは、そんな“もったいない”野菜たちに、新たな役割を与えています。
さらに、主成分には米油とライスワックスを採用。原料は食品レベルのものを用いているので、小さな子どもが安心して使える設計になっています。
「親御さんが『安心して子どもに持たせられる』と思えることが大切でした。食べられないけれど、食べものからできているクレヨン。そんな発想を形にしました」
食べるものを選ぶように、子どもが使うものも選ぶ。
食品ロスを減らすことは、環境だけでなく、未来の子どもたちの食の安全を守ることにもつながります。
青森の色彩が教えてくれた、「自然の色を楽しむ時間」
木村さんが「色」にこだわるようになったのは、青森の伝統工芸である藍染との出会いがきっかけでした。
「藍染は、何度も染め重ねることで、深みのある独特な色を生み出します。自然の力と伝統技術が合わさって、唯一無二の色ができあがる。その奥深さに魅了されました」
mizuiroという社名も、この藍染の影響を受けています。
「青森の“青”と、自分が好きな“青色”を掛け合わせて、“mizuiro”という名前を付けました。でも、藍染の深い青は、野菜や果物の天然色には存在しない色。だったら、他の天然の色を活かして何か作れないかと考えました」
おやさいクレヨンも、そんな「自然の色を楽しむ」発想から生まれています。
「色にはストーリーがあるんです。食材の色、藍染の色、野菜のクレヨンの色……どれも、親子で楽しみながら、その背景を知ることで、もっと豊かな時間になるはずです」
mizuiroの「ものづくり哲学」——未来をデザインするということ
「mizuiroは“ただ便利なもの”を作るのではなく、“人と自然のつながりを感じられるもの”を大切にしています」
おやさいクレヨンの原料は、安心・安全な素材であることはもちろん、環境や社会にとっても価値のあるものであることが大前提。
「たとえば、素材選びから製造工程まで、すべてに“未来への想い”を込めています」
mizuiroが目指すのは、単なるエコ商品ではなく、「未来のデザイン」。
食べものを選ぶように、子どもが使うものも選ぶ。そんな視点を持つことで、「食」と「ものづくり」、どちらも未来を考えた選択になるのです。
「食べるもの」と「使うもの」。どんな未来を選びますか?
私たちは、食べるものを選ぶとき、「安心できるものを選びたい」「未来のために良い選択をしたい」と考えます。
それは、子どもが手に取るものも同じ。食べるものに気を配るように、遊び道具や身の回りのものも、未来を考えた選択ができたら素敵です。
木村さんから、最後にみなさまへメッセージをいただきました。
「忙しい日々の中でも、親子の時間を大切にしてほしい。完璧じゃなくてもいいから、安心できる選択肢を少しずつ取り入れてほしい。おやさいクレヨンが、そんな“安心のひとつ”になれたら嬉しいですね」
無添加の食事を選ぶように、子どもの使うものにも安心を。
今日の食事の時間を、親子で創る時間に変えてみませんか?
編集後記
インタビュー当日は京都へお越しいただき、弊社オフィス近くの東寺を歩きながら写真を撮らせていただきました。
「食の時間短縮」は親子の時間を生み出す手段でもあること、無添加食品を選ぶように、子どもが触れる玩具も安心できるものを選ぶこと。 今回木村さんにお話をお伺いし、「食べるもの」と「使うもの」どちらも未来を考えて選べたら素敵だなと感じました。
シェフの無添つくりおきが目指す「食事の先の未来」。その未来をどうデザインするかは、私たちの選択にかかっています。
あなたなら、この時間をどう使いますか?
「おやさいクレヨン」について、詳しくはこちらをご覧ください。
https://oyasai-crayon.com/
『シェフの無添つくりおき』とは?
添加物不使用のお惣菜を週替わりでご自宅にお届けする「シェフの無添つくりおき」。
よくある「無添加」表示ではなく、使用する原材料に本気で向き合うサービスです。
使用する原材料の規格書をメーカーに取り寄せ、豆腐を固めるにがりやこんにゃくを固める水酸化カルシウム以外は使用しないという徹底ぶり。
献立作成から調理までの、食事にまつわるストレスをフリーに。
家族のために安心できる添加物不使用の食事を選ぶことで、罪悪感からも解放してくれます。
ぜひ一度お試しください。
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