【食の「安心安全」を応援】アサリ産地偽装撲滅! 外国産アサリの旬養ブランドとは?

皆さんの記憶にも新しい、外国産アサリの産地偽装問題。

FIT FOOD HOMEでも、国産(熊本県産)のアサリだという認識で仕入れを行っていたアサリが実は中国産だったことから、一時的に該当商品の販売を中止した経緯があります。
今回、アサリ業界の現状を改めて確認する中で出会ったのが「二枚貝類産地偽装撲滅協議会」の取り組み。

外国産アサリを日本で”旬養”し安全性を見える形で公開するために、クラウドファンディングに挑戦しています。

FIT FOOD HOMEも、アサリ業界の現状を危惧しています。

安全を見える化し、安心してアサリを味わってもらいたい。
その想いは私たちも同じです。

そこで、今回のプロジェクトリーダーである「二枚貝類産地偽装撲滅協議会」の吉川昌秀氏にお話を伺いました。
「消費者の方々と一緒に取り組み、監視監督していただきたい」という真摯な想い、ぜひご覧ください。

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<目次>

  1. アサリがスーパーから消える?アサリ業界の現状
  2. アサリの産地偽装問題は、”見えない”ことへの不安から生まれた
  3. 外国産でも、安全性の見える化ができれば安心につながる
  4. 外国産アサリの”旬養” 国産と同等の安全と美味しさを付加
  5. 生産者と同じ目線で、アサリと食の未来を見つめる

 

アサリがスーパーから消える?アサリ業界の現状

(出典:https://actnow.jp/project/asari/detail)

日本国内では年々アサリの漁獲量が激減している一方、中国では現在年間約400万トン(2019年度)の漁獲量があります。

実は、アサリは環境(海)の変化に敏感な生物。
そのことから、味や身付きの面でも、アサリにとって棲みやすい環境がもしかしたら日本よりも海外に移行してきているのではないか、という専門家の見方もあります。

しかし、中国産というイメージが心理的に不安な気持ちにさせてしまい、ほとんど売れないという状況が生まれています。

そのため国産のアサリ価格が高騰、今まで手軽に買えていたアサリが遠い存在となってしまい、このままではスーパーからアサリが消えてしまう可能性があります。

アサリの産地偽装問題は、”見えない”ことへの不安から生まれた

(出典:https://actnow.jp/project/asari/detail)

消費者の皆さんが購入を躊躇う理由として、外国産が「どのように育ったのか」という中身が不透明であることが大きいのではないでしょうか。

その中で、外国産アサリへの不安な購買心理と国産の価格高騰で苦しい状況に陥ったアサリ業者が、自分たちの生活を守るために苦渋の決断で産地偽装を行ってきた―――
そのような背景が見えてきました。

では、外国産のアサリが国産のものと同等の安全性を担保できたらどうでしょうか。

外国産でも、安全性の見える化ができれば安心につながる

(写真:二枚貝類産地偽装撲滅協議会のメンバー)

通常、外国産アサリについては輸入時に法律で定められた検査を行い、その検査をクリアしたアサリしか国内に流通する事ができない仕組みになっているため、実は安全と言えます。

そこで、産地偽装を撲滅すると同時に、外国産アサリが消費者に届くまでのトレーサビリティをすべて公開し、消費者の方々に今までと同じように安心してアサリを食べてもらいたい。
その思いで活動を行っているのが「二枚貝類産地偽装撲滅協議会」です。

輸入時の検査で法律に定められていない項目を含め、不安材料をほぼ全て取り除けるよう専門家指導のもと検査に取り組み、より安心で美味しいアサリを育てたいという思いから、
今回協議会ではクラウドファンディングに挑戦することになったといいます。

クラウドファンディングについて

 

外国産アサリの”旬養” 国産と同等の安全と美味しさを付加

(出典:https://actnow.jp/project/asari/detail)

外国産のアサリというと、外国で育てられたものを輸入しそのままスーパーで販売されている、と思われる方がほとんどではないでしょうか。

今回ご紹介するプロジェクトでは、基準をクリアした外国産アサリを輸入した後、一定期間日本でアサリの旨味を向上させたり身入りを大きくさせることを目的とした、「旬養」と呼ばれる手順を踏みます。
この旬養期間中、アサリに栄養を与えながらその都度アサリの成分分析を実施します。

中国由来のアサリが日本で生育されて、どのくらいの期間をかけて日本由来に変わるか。

科学的に検査することで、国産のアサリと同等の安全性が担保できることを消費者の皆さまに見ていただきたいと考えました。

検査項目はこちら

 

生産者と同じ目線で、アサリと食の未来を見つめる

(出典:https://actnow.jp/project/asari/detail)

今回お話を伺ったプロジェクトリーダーの吉川氏は、「一方的に発信するのではなく、消費者の方々と一緒に取り組み、監視監督していただきたい」という想いから、
クラウドファンディングにチャレンジしたと言います。

生産者と同じ目線で、きちんと見てもらいたい。

FIT FOOD HOMEは、これまで添加物をはじめとする原材料を一つ一つ丁寧に見てきました。
だからこそ、消費者の皆さまと一緒に、きちんと見ることを大切にするこの取り組みを応援しています。

FIT FOOD HOMEでも、この取り組みで外国産アサリが国産と同等の安全性が保障できれば、今後使用することも検討していきたいと考えています。

ご興味ございましたらぜひプロジェクトの内容をご覧ください。

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FIT FOOD HOMEは、「カラダに不必要な成分は一切使用しない」というポリシーのもと
皆さまに安心してお召し上がりいただけるよう、常に食と向き合っています。

同じように真摯に取り組む生産者の方々についても、今後ご紹介していきたいと思います!

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