私だけじゃなかった。育児に不安を感じる理由。よくある悩みランキングTOP10

「子育てにこんなに不安になるのは、私だけかな?みんなはどう思ってるの?」
「これから大きくなって、いくらお金がかかるんだろう…」
「仕事と子どもと家のことでヘトヘト。両立なんてできるのかな?」

子育てに悩みや不安はつきもの。
初めての子育てで、ちゃんと育てられるか不安になることもあるでしょう。大切な我が子を思うからこそ、不安になりますよね。
この記事では、政府が行ったアンケート結果をご紹介します。子育てに悩んでいるママやパパはぜひ参考にしてみてください。

全国のパパママが抱えている悩み

子育てについての悩みや不安の程度

どのくらいの割合の人が子育てに不安を感じているか見てみましょう。
文部科学省が令和2年度に行った、子育ての悩みや実態等に関する調査研究 から、子育てに関して不安を感じる女性は8割近くと高いことがわかります。
また調査から、女性が男性より14.6ポイント高くなっており、不安を抱えているママは実に多いです。

引用:令和2年度「家庭教育の総合的推進に関する調査研究

子育てについての不安や悩みの実態

平成27年の厚生労働白書より、子どもを育てていて不安に思うことや悩みについてのアンケートの10位までの結果は以下です。

 

 悩み第1位 「子育てに出費がかさむ」

最も大きな悩みは、教育費などの金銭的な不安。
半数以上のママやパパが不安に感じており、子育て世帯にとって、教育費は大きな悩みの種です。
子どもを育てるためにはお金が必要。そのために働くが、働くためには子どもを預ける必要がある。預けるにはお金が必要。保育料は高いし、せっかく働いても手元に残らないと感じる方も多いでしょう。第2子、第3子に踏み切りにくいことも容易に理解できます。
子どもが大きくなると、習い事、塾、交通費とたくさんお金がかかるようになってきます。調査からも、末子の年齢があがると経済的な負担感は高くなる傾向がみられます。
希望の進路を叶えてあげたい。そのための備えはいったいどのくらいの費用がかかるのか。物価高や賃金がなかなかあがらないといった経済状況もあり、不安は重くのしかかります。

少子高齢化が急速に進んでおり、児童手当の見直し等、国の制度は少しずつ子育て世帯にも目を向けたものになっていっています。NISAといった国の金融政策なども利用し、賢く子育ての資金を用意したいですね。

悩み第2位 「自分の自由な時間が持てない」

子育ては、子どものペースに合わせる時間の連続。全く自分の時間がないと感じるママやパパは半数近くと少なくありません。
日々子どものペースに合わせ忙しくがんばっているんです。子育て中の親だって、自分のペースで動ける時間がほしいと思うのはごくごく自然なことです。

ほんの少しずつでも自分の時間をもつことで、またがんばれる。子どものペースに合わせる時間と、自分のペースで動ける時間のバランスをとることは親達の永遠のテーマともいえるでしょう。

 悩み第3位 「子育てによる身体の疲れが大きい」

子育ては体力勝負。
体力が足りないと感じるママやパパは3割近くいます。調査から、20代30代で特に体力に不安を感じている親が多い傾向がわかっています。
子どもが小さいうちは、まとまった睡眠時間がとれなくて体力が回復しにくい状況です。その上子どもと遊んであげなきゃいけない。疲れがたまると、疲れているのに眠れない。気になって眠りが浅い。そんな睡眠の悩みを抱える声がきこえてきます。
また、子どもが園や学校でもらってきた風邪や胃腸炎などが、看病していた親に感染することも多々。自分が体調を崩しても、受診どころかゆっくり休むことができないのも、子育て中の親の現状ではないでしょうか。

悩み第4位 「気持ちに余裕を持って子どもに接することができない」

イライラして、子どもは悪くないのにきつく言ってしまった。そんな自分に自己嫌悪し、寝顔をみて反省した。このような経験がある人は少なくないはず。
子育てをとっくに終了した年配の方々からもよく同じ声をききます。この悩みは親たちの普遍的な悩みともいえるでしょう。
忙しい、疲れているといった理由で、人は気持ちに余裕がなくなり、ついつい厳しく接してしまいます。
見方を変えると、例え忙しい時でも、気持ちに余裕があれば、子どもに優しく接することもできるのではないでしょうか。ふと立ち止まって、自分を客観的にみることで、ほんの少しの気持ちの隙間をもつことができます。それでも必要以上に強く接してしまったなと感じた時には、素直にごめんねと伝えましょう。

大丈夫、子どもはママパパが大好きです。

悩み第5位 「仕事や家事が十分にできない」

子どもを育てながら家のことや仕事が十分にできないと悩むがんばりやさんのパパやママは多いです。
子どもがいなかった時のようにはできなくて当然です。
もし家事や仕事の状況に悩んでいるなら、家族で話し合い、ルールやしくみを工夫することも必要かもしれません。
子どもは必ず成長し手が離れていきます。子どもの成長に合わせ、自分のできる範囲で社会に貢献する、という考え方が子育てには重要です。

悩み第6位 「子どもが言うことを聞かない」

子どもがなかなか親の言うことを聞いてくれないことは、よくある困りごとの1つです。
2歳から6歳頃は自我の芽生え。小学生になると社会性が出てくる。中学高校生では思春期。いつだってなかなか思うようにはいかないのが子育てです。
子どもは親とは違う人格。親が子どもの言葉に耳を傾け、一方的な押し付けになっていないか振り返ってみるといいかもしれませんね。

悩み第7位 「目が離せないので気が休まらない」

子どもから目が離せない時期は、家にいても口に物を入れてしまうなどでなかなか気が休まらないものです。この困りごとは一時期のものとはわかっていても、毎日気を張って子どもと過ごすことは負担に感じて当然です。
細かな点を気にし過ぎない、あえて子どもと離れる時間を作るなど、一時期だからこその工夫でママとパパができるだけ楽になるよう乗り切りたいですね。

悩み第8位 「子どもを一時的に預けたい時に預け先がない」

色々な一時預かりサービスはあれど、一時的に預けたいと思った時に、登録に日数がかかったり、予約がいっぱいだったり、直近の予約はできなかったりと、すぐ預けられるわけではないことはよくあることです。
もっと気軽に預けられるよう、時代に合わせて子育て施策も変わってきています。
いくつかの預け先を見つけておくとよいかもしれません。

悩み第9位 「子どもの成長の度合いが気になる」

子どもの成長の個人差はとても大きいので、まわりの同年代の子どもと比べて我が子がどうなのかは気になって当然のことです。少し心配になりネットで調べると、たくさんの情報から正しい情報を見つけ出すのは至難の業ともいえます。
保育園や幼稚園などに通い出すことで、日々の成長をともに見守ってくれる大人が増え、親も子も安心につながることも多いです。

 悩み第10位 「しつけの仕方が家庭内で一致していない」

夫婦でも、育った環境、性格、考え方はそれぞれ。夫婦間、家族間でしつけの仕方が違って当然です。もっている価値観が違うのに、しつけがパパとママで同じでなければならないと言う考え方は、元々無理があります。
どちらかが我慢するのではなく、お互いの価値観を理解しあい、最善の方法を見出していくことで、夫婦としても成長できるチャンスとも言えます。

まとめ

アンケート結果から、不安や悩みを抱えながら子育てしているママやパパは多いことがわかりました。

子育てに正解はありません。正解がないから難しい。
どんな親も、これでよかったのかなと思いながら日々なんとかがんばっています。

時には自分で自分をほめながら、体力の悩みや仕事と育児の両立、自分の時間作りなどのための工夫に、アウトソーシングサービスをうまく使いましょう!

 

「シェフの無添加つくりおき」は、忙しい中で日々がんばるママやパパたちを応援するサービスです。

家族のことを考えた健康的な外食を外注することは決して手抜きではありません。

「作らない」ことでうまれたゆとりで、少しでも子育ての不安や悩みを小さくしたい、そんな思いで、無添加の食事を丁寧に作ってお届けします。