無添加石鹸はどれがおすすめ?メリット・デメリットや選び方を紹介!

「無添加石鹸を使いたいけれど、どれを選べばいいかわからない」「無添加石鹼の成分表に書かれている成分を見てもよくわからない」という人も多いはずです。

無添加石鹸は、合成界面活性剤や防腐剤、香料、着色料などの化学物質は一切使わずに作られています。ところが、無添加石鹸のなかにはパッケージに「無添加」表記があっても実際は無添加かどうかが曖昧なものもあります。

この記事では、無添加石鹸について解説し、選び方やおすすめの無添加石鹸を紹介します。

 

無添加石鹸とは?

無添加石鹸とは、合成界面活性剤や保存料、着色料、香料などの余計な添加物を含まず、肌に優しく低刺激な石鹸です。天然油脂や保湿成分でできた石ケン素地のみで作られるこも多く、赤ちゃんからご年配の方まで安心して使用できます。

 

無添加石鹸の種類

一般に無添加石鹸と言われる石鹸には2種類あります。それぞれの特徴は以下の通りです。

完全無添加石鹸

完全無添加石鹸とは、香料・着色料・防腐剤・合成界面活性剤などの添加物を一切使用せずに作られた石鹸です。

特徴は、肌に優しく敏感肌、アトピー肌の人でも安心して使えることです。肌に必要な皮脂を残しつつ、不要な汚れをしっかり落とすため、洗った後のツッパリ感が少ない石鹸です。

化学物質無添加石鹸

化学物質無添加石鹸とは、刺激物質となる化学物質はできるだけ使用せず最小限に抑えられ、天然由来の保湿成分が含まれた石鹸です。

特徴は、肌への刺激が少なく、保湿成分が複数含まれていることです。乾燥肌や敏感肌の人におすすめです。

 

無添加石鹸は何がいい?3つのメリット

無添加石鹸3つのメリット

無添加石鹸は肌に優しいというメリットがありますが、それ以外にもメリットがあります。ここでは3つのメリットを紹介します。

 

無添加石鹸のメリット① 肌に優しくつっぱりにくい

無添加石鹸は、肌に優しく敏感肌の人でも使いやすい石鹸です。肌に必要な皮脂を残しつつ、さっぱりと洗えます。皮脂分泌が多いオイリー肌の人でもトラブルの予防効果が期待できます。

 

無添加石鹸のメリット②環境に優しい

無添加石鹸は、合成界面活性剤を含まないため、自然界で分解されやすく環境への負担が軽減できます。実際に行われた「シャボン玉石けん島まるごと実証実験プロジェクト」

では、下水処理場から放出される水の汚れ(有機物)が少なくなり、微生物が豊かになるというデータもあります。

無添加石鹸の使用は、環境保護に貢献する一つの手段とも言えるでしょう。

 

無添加石鹸のメリット③汎用性がある

無添加石鹸は、ご年配の方から赤ちゃんまでが使用できます。洗顔、ハンドソープ、ボディソープ、シャンプーなどさまざまな用途でも使用できるのでコストパフォーマンスに優れた石鹸です。

 

無添加石鹸のデメリット

無添加石鹸のデメリット

無添加石鹸を使用することのデメリットは次の3点です。

 

無添加石鹸のデメリット①乾燥することがある

無添加石鹸は保湿効果の高いものもありますが、肌状態によっては、洗浄力が高いために乾燥や肌のつっぱりを感じることもあります。肌が乾燥している人にとっては、刺激を感じやすくなることもあるでしょう。

 

無添加石鹸のデメリット② 溶けやすい

無添加石鹸は、溶解を抑える添加物を含まないため高温環境では溶けやすくなります。また、使用されている脂肪酸の種類や配合比率によっても溶けやすさは変わってきます。

たとえば、飽和脂肪酸のパルミチン酸やステアリン酸、ラウリン酸が多いと溶けにくく、不飽和脂肪酸のオレイン酸やオリーブオイルなどが多く含まれると溶けやすくなります。

直射日光や高温多湿の環境を避けて、風通しのいい乾燥した場所に保存するようにしましょう。

 

無添加石鹸のデメリット③ 泡立ちにくい

無添加石鹸が泡立ちにくい理由は、使用している成分や作り方(製法)が一般的な石鹸と異なるからです。

無添加石鹸には、泡立ちをよくする合成界面活性剤が使用されていません。そのため、無添加石鹸は一般的な石鹸と比較すると泡立ちにくい傾向にあります。

さらに、使用されている天然油脂は、オリーブオイルやココナッツオイルなどの保湿力の高い油脂であるといった理由があります。

製法のちがいでは、無添加石鹸は伝統的な方法で作られていることが多く、泡立ちを重視した添加物を使用せずに作ります。

これらの理由から、無添加石鹸は肌に優しい反面、泡立ちにくいというデメリットがあります。

 

無添加石鹸を選ぶときにチェックするポイント

選ぶときのチェックポイント

無添加石鹸を選ぶときには、どのような成分が入っているか確認することが重要です。

パッケージに「無添加」と書かれている石鹸はたくさんありますが、どれがいいのかわからないと感じている人も多いのではないでしょうか?

成分表を読み解くポイントをおさえて、自分のニーズに合った石鹸を選びましょう。

 

含まれる成分

合成界面活性剤や着色料、香料、防腐剤が含まれていないかどうかをまず確認しましょう。

無添加石鹸には、石ケン素地・カリ石ケン素地のみでつくられたものや、石ケン素地を中心に天然の保湿成分が含まれているものがあります。

石ケン素地とは、牛脂、パーム油脂、オリーブ油、米ぬか油などの石鹸作りに適した天然油脂(脂肪酸・グリセリン)とアルカリ成分によってつくられます。天然油脂は、それぞれ異なる脂肪酸から組成されています。

たとえば、牛脂はパルミチン酸、ステアリン酸、オレイン酸が含まれています。

天然油脂のそれぞれの特徴として、

  1. ・オリーブ油に多く含まれるオレイン酸→ 泡立ちがよく刺激が少ない
  2. ・牛脂に含まれるパルミチン酸→ 水に溶けにくい、ステアリン酸→ 洗浄力が高い
  3. ・ヤシ油に多く含まれるラウリル酸→ 泡立ちがよく溶けにくい、刺激がややある

ブランド

信頼できるブランドを選ぶこともポイントです。ブランドによっては、ホームページなどで製造工程や原材料などがクリアにされていることもあります。情報が開示されているブランドは、信頼できることも多いでしょう。公開されている情報を参考にして選ぶのもおすすめです。

 

おすすめの無添加石鹸5選

ここからは、おすすめの無添加石鹸を5つ紹介します。

 

シャボン玉石けん

成分や製法にこだわって作られたシンプルな石けんです。成分は石鹸成分のみでつくられています。合成界面活性剤をしようしていませんが、もこもこのボリュームのある泡立ちが特徴です。洗い上がりがしっとりの全身に使える石鹸です。

 

ミヨシ無添加白いせっけん

「本当の無添加とは何か」ということを考えて、水と石けん素地のみで作られています。肌の弱い人や敏感肌、赤ちゃんからご年配の方まで、安心して使える石鹸です。

 

カウブランド無添加せっけん

デリケートな肌を考えてつくられた無添加せっけんです。厳選された原材料で、添加物を使用せず石けん素地のみで作られています。泡立ちがよく優しく洗い上がります。

 

MATSU YAMA Mマーク無添加せっけん

あれこれ加えず、毎日心地よく使えるために必要最低限の成分を配合。純石けん分が98%の石けん素地でつくられています。皮脂を過剰にとらず潤いも残しながらさっぱり洗い上がります。

 

パックスナチュロン

素肌のうるおいを保つ天然保湿成分が3種類配合されています。泡で優しく洗えるボディソープで敏感肌・乾燥肌の人にもおすすめです。ヒマワリオイルを原料とした無添加のボディソープで、界面活性剤や石油由来成分を使用していません。

 

まとめ

無添加石鹸について紹介しました。

無添加石鹸は、大きく分けると完全無添加のものと化学物質無添加のものがあります。自分に合った石鹸を探す方法として、成分表を確認するという方法があります。

確認するポイントとして合成界面活性剤や保存料、着色料、香料などが含まれていないかどうかや、石ケン素地のほか余計なものが使用されていないかどうか。

成分表を確認し、自分のニーズに合った無添加石鹸を探してみましょう。

 

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