簡単レシピ10選!作り置きおかずメニューと日持ちさせるポイント

「簡単に作り置きできるおかずを知りたい!でも日持ちするか不安」

そんな悩みを解消できるレシピをご紹介します。

忙しいパパやママたちにとって、作り置きのレパートリーが増えるのは嬉しいですよね。
仕事や育児に追われる中で、手間を省けられれば少しは気持ちも楽になります。

日持ちさせるポイントや調味料、食材などにもスポットを当てながら、簡単に調理できる作り置きおかずのレシピをご紹介します。

冷蔵庫で寝かせて完成!簡単作り置きおかずメニュー2選

作り置きのおかずにはおすすめの調味料があります。

  • ・酢
  • ・塩

お酢や塩を使用したものは進んで取り入れたい調味料です。

酢を用いると食べものは傷みにくくなる。これは酢に含まれる酢酸が細菌の繁殖を妨げるから。

出典:ミツカン水の文化センター

 

塩の「水分を抜く」性質を活かす。食材はもちろんのこと、付着する細菌からも水分を奪うので、保存できる期間が長くなる。

出典:ミツカン水の文化センター

昔から保存食には「酢」や「塩」が使われてきました。
古くから使われてきたこれらの調味料を使ったレシピをご紹介します。

レシピ1:冷蔵庫で一週間!色どり鮮やかピクルス

<材料>

  • ・トマト 3個
  • ・きゅうり 1/2本
  • ・にんじん 1/2本
  • ・パプリカ 1/2個
  • ・たまねぎ 1/3個
  • ・酢 100ml
  • ☆水 100ml
  • ☆白ワイン 20ml
  • ☆砂糖 大さじ3
  • ☆塩 小さじ2
  • ☆とうがらし 1本
  • ☆ローリエ 2枚
  • ☆鷹の爪 お好みで

<作り方>

  1. ①鍋に☆の調味料を入れて中火で沸騰させる
  2. ②火を止めて酢を入れる
    ※酢に火を通すと酸味が飛ぶので沸騰後に入れます
  3. ③野菜をそれぞれ棒状に斬る(容器の高さに合わせる)
    ※トマトはヘタを取り、その他の野菜はくし切りにする
  4. ④粗熱が取れたら保存瓶へ移し野菜を漬け込む
  5. ⑤冷蔵庫で半日程度漬ければ完成

ピクルスはレシピ以外の野菜でも作れます。
セロリや大根、ヤングコーン、ミョウガなどもおいしいですよ。

一方、ほうれん草などの葉野菜はえぐみが強いので避けましょう。

色どり鮮やかな作り置きは、食卓を華やかに演出してくれます。鷹の爪を入れなければお子さんでも食べられますよ。

レシピ2:冷蔵庫で3日!にんじんラペ

<材料>

  • ・にんじん 1本
  • ・レーズン 少々
  • ☆塩 少々
  • ☆酢 大さじ1
  • ☆オリーブオイル 大さじ1
  • ☆はちみつ 小さじ1

<作り方>

  1. ①にんじんを千切りにしてボウルへ入れる(スライサーでもOK)
  2. ②☆の調味料を加える
  3. ③全体を混ぜて味を馴染ませる
  4. ④半日程度冷蔵庫で寝かせて完成

にんじんラペは、甘めの味付けなので酢が苦手なお子さんも食べやすいです。
また、レーズン以外のドライフルーツを使っても美味しいですよ。

ピクルスは冷蔵庫で一週間、にんじんラペは冷蔵庫で3日程度保存可能です。

冷凍できるメイン作り置きメニュー3選

冷凍できる作り置きのメリットには次のようなことが挙げられます。

  • ・日持ちする
  • ・鮮度が保てて味落ちしない
  • ・小分け保存可能

ここではメインになり冷凍保存もできるレシピを3選ご紹介します。

レシピ3:冷凍なら3週間!煮込みハンバーグ

<材料1・タネ>

  • ・合いびき肉 300g
  • ・玉ねぎ 中1個
  • ・片栗粉 大さじ2
  • ・卵 中1個
  • ・水 大さじ1
  • ・塩コショウ 少々
  • ・ナツメグ 少々

<材料2・ソース>

  • ・ケチャップ 大さじ4
  • ・水 大さじ4
  • ・ウスターソース 大さじ2
  • ・砂糖 小さじ1
  • ・バター 5g

<作り方>

  1. ①<材料1・タネ>の食材を全てボウルに入れる
  2. ②粘りが出るまでこねる
    ※使い捨て手袋なら衛生的に調理できるのでおすすめ
  3. ③6~8等分に分けて形を整えたら冷蔵庫で30分程度寝かせる
    ※お弁当用なら8~10等分がおすすめ
  4. ④油を引いたフライパンにタネを並べて焼き色がつくまで5分程度焼く
  5. ⑤裏返したら蓋をして中火で5分ほど焼く
  6. ⑥<材料2・ソース>の調味料を全て合わせて、ハンバーグに加える
  7. ⑦煮立ったら弱火にして蓋をして2分~3分煮る
  8. ⑧完成
  9. ⑨保存容器に入れて粗熱が取れたら冷凍庫へ

ハンバーグは、タネを形成し焼く前のものでも冷凍できますが、完成したものを冷凍したほうが長持ちします。
調理前のものを冷凍した場合は2週間程度日持ちします。

菌の増殖を防ぐためにも、しっかりと冷ましてから保存するのがポイントです。

レシピ4:子どもが大好きな照り焼きチキンは簡単レシピの王道

<材料>

  • ・鶏もも肉 2枚
  • ☆酒 大さじ2
  • ☆醤油 大さじ2
  • ☆みりん 大さじ2
  • ☆砂糖 大さじ1

<作り方>

  1. ①鶏もも肉の両面をフォークで数か所穴を開ける
  2. ②ジッパー付の保存袋に肉と☆の調味料を全て入れる
  3. ③しっかりもみ込んで、平らにしてジッパーを閉じる
  4. ④冷蔵庫で30分以上寝かす
  5. ⑤油を引いたフライパンに皮目を下にし、5分程度焼く
  6. ⑥裏返してフタをして5分程度焼く
  7. ⑦完成
  8. ⑧粗熱が取れたら保存容器に入れて冷凍庫へ

こちらも調理前の状態でも冷凍保存が可能です。

ハンバーグ同様、その場合は2週間程度で使い切ってください。調理済のものは3週間程度持ちますよ。

レシピ5:ヤンニョムポークが簡単すぎる!

<材料>

  • ・豚バラ 300g
  • ☆コチュジャン 大さじ3
  • ☆ケチャップ 大さじ3
  • ☆砂糖 大さじ1.5
  • ☆みりん 大さじ1.5
  • ☆ごま油 大さじ1.5
  • ・片栗粉 適量(解凍後)

<作り方>

  1. ①豚バラを冷凍用保存袋に入れる
  2. ②☆の調味料を全てジップロックに入れる
  3. ③よく揉み込む
  4. ④平らにして冷凍庫へ

コチュジャンは好みにより調節してください。辛いのが苦手な方やお子様のいるご家庭なら半量以下がおすすめです。

また解凍後、焼く前に軽く片栗粉をつけて焼くと、タレが絡みやすく出来上がりも美味しく仕上がります。
こちらは下味処理での冷凍なので、2週間程度で使い切ってください。

また冷凍保存する場合には保存容器にも気を配りましょう。

  • ・耐熱ガラス
  • ・プラスチック
  • ・ホーロー
  • ・冷凍用保存袋

全ての保存容器に共通して大切なことは、「密閉」できるかどうかです。
密閉は鮮度を保つ上でも重量なので保存容器を選ぶ際には気を付けたいポイントです。

お弁当にも使える!簡単作り置きメニュー3選

作り置き用のおかずを作る際には3つのポイントが重要です。

  • ・火をしっかり通す
  • ・煮詰める
  • ・水分は少な目に

ちょっとしたポイントですが、作り置きメニューを考える上では欠かせません。
この3つのポイントを意識した、お弁当にも使えるレシピをご紹介します。

レシピ6:火をしっかり通すきんぴらごぼうは作り置きにおすすめ!

<材料>

  • ・ごぼう 1本
  • ・にんじん 中1/2本
  • ・ごま油 適量
  • ・酒 大さじ3
  • ☆醤油 大さじ2
  • ☆砂糖 大さじ1
  • ☆みりん 大さじ1
  • ・鷹の爪 お好みで

<作り方>

  1. ①ごぼうはよく洗って泥を落とし、人参は皮をむく
  2. ②ごぼうはささがきに、人参は千切りにする
  3. ③ごぼうを水にさらす(およそ10分)
  4. ④水を切ったごぼうとにんじんをごま油を引いたフライパンで炒める
  5. ⑤しんなりしてきたら酒を全体的にかける
  6. ⑥☆の調味料を入れて煮汁がなくなるまで煮詰める
  7. ⑦完成(お好みでごまや鷹の爪を入れてもOK)

きんぴらはごぼうに限らずさつまいもやれんこん、ピーマンなどでも代用できますよ。

野菜を簡単に摂れるので体に優しい作り置きメニューです。冷蔵庫なら3日程度で食べきりましょう。

 レシピ7:さつまいものはちみつ煮はしっかり煮詰めて作る

<材料>

  • ・さつまいも 200g
  • ☆水 300ml
  • ☆はちみつ  大さじ2
  • ☆砂糖 小さじ1
  • ☆レモン汁 小さじ1
  • ☆塩 少々

<作り方>

  1. ①さつまいもを洗い1cm幅に切る
    ※輪切りでもいちょう切りでも可
  2. ②鍋にさつまいもと☆の材料を入れ煮立たたせる
  3. ③沸騰したら弱火にして煮汁がなくなるまで煮る
  4. ④完成

箸休めにもなるこのレシピは、切ってお鍋に入れて煮るだけと作り方も簡単です。色合いもきれいなのでお弁当にも大活躍し、もし味に飽きたらお味噌汁などに入れてもOKです。

冷蔵庫なら3日程度で使い切りましょう。

レシピ8:炒りこんにゃくは水分を飛ばすのがポイント

<材料>

  • ・こんにゃく・・・・1枚
  • ・片栗粉・・・・・・大さじ2~3
  • ・ごま油・・・・・・適量
  • ☆にんにくチューブ・小さじ1/2
  • ☆醤油・・・・・・大さじ2
  • ☆酒・・・・・・・大さじ1
  • ☆みりん・・・・・・大さじ2
  • ☆砂糖・・・・・・・小さじ1
  • ・ごま・・・・・・・・お好みで
  • ・鷹の爪・・・・・・・お好みで

<作り方>

  1. ①こんにゃくに格子状の切り込みを入れる
  2. ②1.5cm×1.5cmの角切りにする
  3. ③切ったこんにゃくと片栗粉をビニール袋に入れシャカシャカ混ぜる
  4. ④ごま油を引いたフライパンにこんにゃくを並べて炒める
    ※表面がカリッとしてきたらOK
  5. ⑤☆の調味料を混ぜてフライパンに回し入れ、汁気がなくなるまで炒める
  6. ⑥完成(お好みでごまや鷹の爪を入れてもOK)

こんにゃくの甘辛い味付けがクセになり、お箸が止まらなくなりますよ。

調理の際のポイントですが、こんにゃくは水気をキッチンペーパーなどでしっかり取ってから調理しましょう。
また焼く際は何度も裏返すと片栗粉がはがれてしまうので注意してください。こちらも冷蔵庫なら3日程度保存できます。

どのレシピもお弁当に入れられるものばかりで、お子様がいるご家庭でも重宝します。

「きんぴらごぼう」と「炒りこんにゃく」は、どちらも最後にお好みで鷹の爪を入れられるので、子どもと大人の分を別々に取り分けておくことも可能です。

「さつまいものはちみつ煮」は、レモンが苦手であれば入れなくても美味しくいただけます。
全て時短で簡単に作れるので、忙しいママたちにぜひ作って欲しい簡単レシピです。

夏でも心配無用な作り置きメニュー2選

夏の間は気温も湿度も高く、作り置きしても食材の鮮度が保たれるか不安になります。
夏だけではありませんが、作り置きのおかずを調理する際は衛生面を特に注意しましょう。

  • ・清潔な調理器具を使う
  • ・しっかり冷めてから保存

上記2点を気に留めるだけで、暑い季節でも心配なく作り置きメニューができますよ。
ここでは暑い季節も心配無用なメニューをご紹介します。

レシピ9:冷蔵庫で3日!ズッキーニのナムル

<材料>

  • ・ズッキーニ 1本
  • ☆鶏ガラスープの素 小さじ2
  • ☆醤油 小さじ1
  • ☆ごま油 大さじ1
  • ・ごま お好みで
  • ・鷹の爪 お好みで

<作り方>

  1. ①ズッキーニを薄めに切る
    ※スライサーを使用してもOK
  2. ②切ったズッキーニを沸騰したお湯で1分茹でる
  3. ③水気を切って冷めたら☆の調味料を入れてなじませる
  4. ④完成(お好みでごまや鷹の爪を入れてもOK)

ナムルといえばもやしのイメージですが、夏野菜の定番であるズッキーニでもおいしくいただけます。
茹でた後はキッチンペーパーなどでしっかり水気を取ってくださいね。このひと手間が日持ちさせる上で大切です。冷蔵庫で3日程度持ちます。

 レシピ10:冷蔵庫で3日!夏野菜の焼き浸し

<材料>

  • ・なす 2本
  • ・ピーマン 2~3個
  • ☆めんつゆ(2倍濃縮) 150ml
  • ☆水 150ml
  • ☆しょうがチューブ 小さじ1/2

<作り方>

  1. ①多めの油を引いたフライパンにカットしたなすとピーマンを入れて焼く
    ※油を染みこませしっかり焼くことがポイント
  2. ②その間に☆の調味料を合わせて保存容器に入れておく
  3. ③野菜にしっかり火が通ったら熱いうちに保存容器に入れ和える
  4. ④完成

「ズッキーニのナムル」も「夏野菜の焼き浸し」も、しっかり火を通して濃いめの味付けをしているので、暑い夏にも安心のレシピです。
食欲が落ちる時期ですが、冷たくても食べやすいこの2つのレシピなら暑い時期にはうってつけではないでしょうか。

どちらのレシピも他の野菜でも代用できるので、いろいろ試してみるのもおすすめです。

まとめ

簡単に作れてかつ日持ちする「作り置きのおかず10選」のご紹介をしました。
どのレシピにも共通しますが、作り置きを調理する際には注意すべきポイントがあります。

  • ・「酢」や「塩」など作り置きに向いている調味料を選ぶ
  • ・新鮮な食材を使う
  • ・味は濃いめにする
  • ・清潔な調理器具を使う
  • ・水分が多い・変色しやすい食材は避ける

注意すべき要点を抑えておくと、作り置き用のおかずを調理する際も安心して作れますね。

少しでも家事の負担が減ればその時間を有意義に過ごせるので、調理の際のひと手間を意識してぜひ作り置きおかずにチャレンジしてみてください。

少しでもこの記事が忙しいパパやママたちのお役に立てれば嬉しいです。

 

 

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