子どもといっしょに読みたい、食育におすすめな絵本5選【2024年最新版】
好き嫌いや、食べムラ、小食など、子どもの食に関する悩みは尽きないですよね。
栄養バランスを考え凝って作ったものほど、残されてしまったり…。
愛情かけて作った食べ物を残されると、とても悲しくなりますよね。
- 食に少しでも興味を持ってほしい
- 残さず食べてほしい
そんなパパママにおすすめなのが、食育の絵本です。
この記事では、食育の絵本人気5選を年齢ごとにご紹介しています。
食育についての絵本選びにお悩みの方は、ぜひ参考にしてみてくださいね♪
<目次>
食育って、みんなどうしてる?
「食育」と聞くと、栄養や食品についての知識や調理技術を学ぶものなのかな?と思いますよね。「食育」とは、難しいものではなく「食べること」=「生きること」だと伝える教育だと思います。
「食べること」は誰でも一生続くこと。
親は子どもに良いものをしっかり食べてもらって、健康に育ってほしいと願っています。
だけど、子どもにこの気持ちを理解してもらうのがなんと難しいことか。もどかしいですよね。
一緒にごはん作りをしたり収穫体験をできれば良いですが、働くママが多い今、それはなかなか難しいこと。
したいと思っているけどやり方がわからないと、みんな悩んでいるテーマが「食育」といえます。
そして、そんな食育のやり方にお悩みの方におすすめしたいのが、絵本での読み聞かせです!
絵本が食育に適している理由
幼稚園・保育園のカリキュラムでは、「食育」というワードをよく目にするようになった現在。教育現場では当たり前でも、親が食育をするとなると、私にできるのかな…と不安になりますよね。
そんな方でも、「食」に関する絵本を読み聞かせるだけでOK!と言われると、私にもできそうだと思いませんか?
絵本が食育に適しているのは、気軽に取り入れられるからです。
普段寝かしつけの際に、絵本を読み聞かせるパパママが多いですよね。
私も毎晩、絵本を読み聞かせて子どもと一緒に幸せな時間を過ごしています。
その幸せな親子時間に、食育の絵本を加えてみるのはいかがでしょうか。
食育の絵本なら難しい内容ではなく、親も子も楽しんで学べますよ。
今回は、食育におすすめな人気絵本を年齢ごとにご紹介しています。
お子さんの年齢に合わせて、ぜひ参考にしてみてくださいね。
食育におすすめな絵本①おいし~い
おいし~い│作:いしづ ちひろ│絵:くわざわ ゆうこ│くもん出版
0~1歳の子どもにおすすめな食育の絵本
まだ言葉がわからない赤ちゃん。
まずは、食べることは楽しいことだと思ってもらえる絵本がおすすめです。
「おいし~い」は、赤ちゃんがおにぎりやかぼちゃ・スープを食べて喜ぶ物語です。
ページをめくるたび、誰もがおいしいと思う食べ物がたくさん出てきます。
食べ物を見た赤ちゃんのバリエーション豊かなおいしい表情。読み聞かせながら、思わずつられて自然と笑顔になれる絵本です。
まだ会話はできなくとも、ジーっと集中して見てくれますよ。
私は寝かしつけの際、同じ作者の「おやすみ~」と一緒に読み聞かせていました。3歳になる今も、「おいし~い」と「おやすみ~」をセットで読んで!と持ってくるくらい大好きです。
食育におすすめな絵本②くだもの
くだもの│作:平山和子│福音館書店
1~2歳の子どもにおすすめな食育の絵本
1〜2歳は、卒乳し本格的に食べることを始める時期。
そんな時期におすすめしたい絵本が「くだもの」です。
1歳以降の子どもには、食べることに興味を持ってもらうことが大切。食に興味を持つことで、好き嫌いや食べず嫌いを少しでも減らしていきましょう。
表紙のさくらんぼから始まり、もも、ぶどう、なしやりんごと次々とフルーツが出てきます。
バナナしか食べてくれなかった娘も、この絵本をきっかけに、スーパーに行くと果物を指さして教えてくれるようになりましたよ。
カットした果物はどうなるのかな?果物は何色かな?といろんな声かけをしてみてください。子どもと食べ物について会話するのも、立派な食育の一つですよ。
食育におすすめな絵本③はらぺこあおむし
はらぺこあおむし│作:エリック・カール│訳:もりひさし│偕成社
2~3歳の子どもにおすすめな食育の絵本
2〜3歳頃の食育では、食べることは「いのち」を頂くことだと教えるのが大事。
「はらぺこあおむし」は、お腹を空かせたあおむしが1週間いろんなものを食べ、さなぎからちょうちょに成長するお話です。子どもは「はらぺこあおむし」を通して、食べることで成長できるのだと、理解できるようになっていきます。
穴が開いたページをめくる仕掛け絵本になっているので、次は何が出てくるかな?というワクワクも感じられます。カラフルな色使いがされているので、食べる意欲が自然とわくような絵本になっていますよ。
また、曜日や数字も散りばめられているので、食育だけでなく知育絵本として、3歳以降も大活躍してくれます♪
食育におすすめな絵本④おばけのてんぷら
おばけのてんぷら│作・絵:せなけいこ│ポプラ社
3~4歳の子どもにおすすめな食育の絵本
3〜4歳頃の子どもは、言葉がわかるようになり何でも自分でやる!と言い出す時期ですよね。
「おばけのてんぷら」は、美味しそうに感じた天ぷらを自分で作って食べてみるお話です。
子どもは、普段食べている料理がどのように調理されているのか、絵本を通して学ぶことができますよ。
話の途中、おばけがいい匂いにつられて山から降りてくるのですが、娘はそのシーンを読み聞かせると同じように匂いを嗅ぎます。
「なんだかいい匂いがするね!」と声をかけ、いつも2人でクスクス笑っています。
てんぷらを作るのは危ないかもしれませんが、いろんな食育の絵本を見ながら実際に作ってみるのもおすすめですよ♪
食育におすすめな絵本⑤しょうたとなっとう
しょうたとなっとう│写真・文:星川 ひろ子 星川 治雄│監修:小泉 武夫│ポプラ社
4~5歳の子どもにおすすめな食育の絵本
4〜5歳頃になると、言葉が豊富になり反抗もしてくるようになりますよね。
だからこそ、きちんと話をし理解してもらうことが大切です。
「しょうたとなっとう」は、納豆嫌いのしょうたが農家のおじいちゃんと一緒に大豆から育てて納豆になるまでを見届けるお話。
おかずになるまで、どれくらい時間と労力がかかっているかを絵本を通して理解できるようになっています。
作る人に対して、「感謝」の気持ちを育むことができる食育絵本になっていますよ。
我が家では食育の一環として、娘が嫌いなトマトをベランダで育ててみました。
スーパーで買ったトマトは食べないのに、自分で育てたトマトはおいしい!と言って何個も食べていました。
驚きと嬉しさに包まれたのと同時に、食べることだけでなく育てることも重要なんだなと感じた出来事でした。
まとめ
今回は、食育におすすめの絵本人気5選をご紹介しました。
「食育」は自分にはできないかもと不安な方も、絵本の読み聞かせで気軽に取り入れてみてください。
好き嫌いや食べず嫌いも、食についての会話を増やすことで少しずつ改善していきますよ。
また、子どもが絵本に興味を持ってくれないとお悩みのパパママもいますよね。
そんな方は、一緒にごはん作りをしちゃいましょう!
実際に食材に触れる方が、食べることに興味を持ってくれるかもしれません。
ただ、働いているパパママは一緒に料理する時間はおろか、絵本をゆっくり読んであげる時間すらなかったりしますよね。
そういう方におすすめなのが、お惣菜の宅配サービス。
「シェフの無添つくりおき」は、添加物不使用のお惣菜を週替わりでご自宅にお届けするサービスです。
献立作成から調理までの、食事にまつわるストレスをフリーに。
家族のために安心できる添加物不使用の食事を選ぶことで、罪悪感からも解放してくれます。
絵本を読むゆとりが生まれますよ。
普段親が作らない食材や味付けなど、新たな発見や経験ができるのも特徴。
お料理を電子レンジで温めている間、お野菜は何色に変わるかな?など声かけをしてみてください。
親子で食べ物に関する会話を増やすことができますよ。
食育したいけど絵本に興味を持ってくれないとお悩みの方は、ぜひこの機会に「シェフの無添つくりおき」をお試しください。