ホントは危険!?実は間違っているかもしれない、作り置きおかずの保管や調理方法
毎日、家事、育児、仕事……と忙しいママにとって、作り置きのおかずは頼れる味方になります。
一方で、その保管方法や調理方法を間違えると日持ちがしなくなり、味が変わったり、腐ってしまったりする場合もあるでしょう。
この記事では作り置きおかずを安全に保管し、おいしく食べるための重要なポイントをご紹介します。
作り置きおかずを作る際は、ぜひ参考にしてください。
<目次>
日持ちする調理のポイント、あなたは何個当てはまりますか?
作り置きする際の調理のポイントをご紹介します。
きちんと把握できているでしょうか。何個あてはまるか、確認してみましょう。
清潔な調理道具を使う
菌の繁殖を防ぐためにも、包丁、まな板、箸などは清潔なものを使用しましょう。
食材にしっかりと火を通す
食材をよく加熱し、微生物や細菌を排除することが大切です。
水気をしっかり切る
食材の水分はしっかりと取り除きましょう。
濃いめに味付けする
作り置きおかずの場合は、塩や調味料を濃いめに使うのがおすすめです。日にちがたっても風味が損なわれにくくなります。
酢やスパイス、油を使用する
抗菌作用のあるお酢やスパイス、油を料理に取り入れると、より日持ちしやすなります。
清潔な保存容器を使う
食材やおかずを保存する容器は清潔で密閉性のあるものを選びましょう。
しっかりと冷ましてから蓋をする
作り置きを保管する際は、しっかりと冷ましてから容器に入れましょう。蓋をしっかりと閉めて空気の侵入を防ぎ、保管します。
作った日をわかるようにする
作った日を容器に記入しておくことで、保存期間を把握しやすくなります。
料理の取り分けに清潔な箸やスプーンを使う
食材を取り分ける際は、清潔な箸やスプーンを使いましょう。雑菌が繁殖するのを防ぐことができます。
あなたは何個実践していましたか?
作り置きを作る際には、特に衛生面に注意が必要だということがわかりますね。
実は食べ方も重要?作り置きおかずの消費方法
作り置きのおかずをおいしく食べるためは、その食べ方も重要になります。
食べる際に、味と衛生面に配慮することが重要です。
作ってから数日たっても安心して食べられるよう、以下のポイントを守りましょう。
加熱済みの作り置きおかずは再加熱する
作り置きおかずは、食べる直前にお鍋、電子レンジ、グリルなどで再加熱してから食べましょう。
再加熱することで、細菌の殺菌が可能です。食中毒の予防になります。
さらに、再加熱によって味がさらに良くなり、食材により一層の風味が加わることも期待できます。
盛り付け後は即座に冷蔵庫に入れる
作り置きおかずを食卓に出して盛り付けたら、残りはすぐに冷蔵庫に戻しましょう。
時間が経つほど、常温で放置することになってしまいます。常温では、食材の品質が低下しやすく食中毒の危険が高まります。
取り分けるときは、清潔な菜箸やトングを使う
作り置きおかずを取り分けるときは、清潔なトングや菜箸を使いましょう。
各々が口に入れた箸を使ってしまうと、細菌が繁殖しやすくなります。細菌を作り置きおかずに触れないようにし、食中毒を予防することが大切です。
冷凍する際の注意点
作り置きのおかずを冷凍する際にコツを押さえると、よりおいしく保管が可能です。
以下で、冷凍する際の注意点をご紹介します。
味付けは控えめにする
冷凍すると食材の繊維が壊れ、味がよく染み込みます。味付けが濃すぎると、食材の味が濃くなりすぎる場合があるため、味付けは控えめにしましょう。
粗熱をとってから冷凍する
料理を温かいまま容器や袋に入れると、水滴が付着し、料理が傷みやすくなります。冷凍前には、しっかり粗熱を取りましょう。不要な水分を最小限に抑え、品質を保つことができます。
小分けにして冷凍する
食材や料理を小分けに分けて冷凍することで、必要な分だけ取り出しやすくなります。せっかく作った作り置きおかずを無駄にしないためにも便利な方法です。
空気に触れないようにする
冷凍容器やジッパー付きの密閉袋などを使用して、食材に空気が触れないように密封しましょう。食材の鮮度を保つことができます。
冷蔵庫で自然解凍してから加熱する
冷凍した料理を食べる際は、冷蔵庫でゆっくりと自然解凍するのがおすすめです。急速に解凍すると食材の風味や食感を損なう場合があります。可能であれば時間をかけて解凍し、その後加熱して食べるのがおすすめです。
保存する際におすすめの容器のご紹介
作り置きおかずを保存するための容器もおいしさを保つために重要です。おすすめ容器をご紹介します。
耐熱ガラス容器
耐熱ガラス容器は、電子レンジやオーブンで加熱が可能です。そのまま調理もでき、食べる際の再加熱がスムーズです。透明なので、中身が一目でわかります。代表的なブランドとしては、Pyrex、Anchor Hocking、HARIOなどがあります。
プラスチック容器
プラスチック容器も作り置きおかずの保存に適しています。BPAフリーのものや、電子レンジや冷凍庫に対応したものがおすすめです。代表的なブランドとしては、Rubbermaid、Ziplocなどが挙げられます。
シリコンバッグ
密閉性が高く、何度も使えるため、環境に配慮した選択としても人気があります。代表的なブランドとしては、Stasher、Zip Topなどがあります。
作り置きおかずの種類、保存期間、使用用途に合わせて、一番使いやすい保存容器を選びましょう。
自分で作らない!安心・安全な食事宅配サービスの活用も
働くママ、とくに共働きのご家庭にとって、食事作りはとても大変な作業。
せっかく料理した作り置きおかずは、安全においしく食べたいですよね。
一方で日々の生活は忙しく、作り置きを作る時間も気力もない、という方も多いのではないのでしょうか。
料理にかける時間は限られているのに、食材の買い出し、献立の考案、栄養バランスを考えなければいけない……など、時間がたくさんかかります。
食事にまつわるさまざまなタスクは、家事の中でも時間とエネルギーを必要とするものです。
家族の健康を考え、栄養バランスを気にしながら食事を用意することは大切ですが、それに費やす時間や労力が限られていることも事実、といえるでしょう。
そんなときは、作り置きの宅配サービスを利用するのもひとつの合理的な方法です。
宅配サービスを利用することで、夕食にかかる負担を軽減し、家族との大切な時間やゆとりある時間を得ることができるでしょう。
ぜひ、宅配サービスの利用もあわせて検討し、自分自身の時間も大切にしてくださいね。
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