【注意点からレシピまで】時短に!覚えておきたい基本の作り置きおかず
こちらの記事では、作り置きした料理を長持ちさせる3つのコツを解説しています。
また、肉、魚を使った簡単で人気の作り置き献立のレシピ4種類に加え、忙しい時も安心して活用できる外部のサービスもご紹介しています。日々の料理の負担を減らしたい際にぜひ参考にしてみてください。
夕食やお弁当に大活躍の作り置きおかずのポイント
しっかり加熱を行う
食材にはさまざまな菌がついているため、加熱をして菌を減らす必要があります。
作り置きのおかずは3〜5日ほど冷蔵庫で保存することが考えられるため、その間に菌の繁殖を防ぐためにも中までしっかりと火を通しましょう。
特に厚みのある鶏肉を使用する場合、加熱時間が短いと中まで火が通らない場合があります。
肉の厚みで薄い部分と厚い部分がある場合は、加熱を行う前に包丁を入れて厚みを均等にするとその後の加熱がスムーズに行えます。
料理や食品の水気に注意をする
水気を含んだまま冷蔵保存を行うと、菌の繁殖が盛んになり食材が傷みやすくなります。調理過程で出た汁気はよく切ってから保存容器に詰めましょう。
加熱調理して作る献立は、加熱をしながら調味料などの水分を飛ばすと良いですよ。
含め煮やスープなど、汁物を多く含む料理を保存したい場合は保存袋を活用しましょう。保存袋に入れ、空気をよく抜いてから平らにして冷凍保存を行います。
また、キャベツやレタス、もやし、きゅうりなど水分を多く含む食材には注意が必要です。これらの野菜を使った作り置きは、保存できる期間の目安が2〜3日と考えられています。
湿度と気温が高くなる夏場に、水分の多い食材で作り置き料理を作ることは避けたほうが安全です。 それ以外の時期で使用したい場合は、酢やレモン、香辛料を活用して菌の繁殖を抑えましょう。
保存は清潔な容器によく冷ましてから
保存容器に汚れや水分がついているとそこから菌が繁殖し、せっかく作った作り置きが腐敗してしまいます。
保存容器はよく洗い、しっかりと乾燥させておくことも大切です。時間があればアルコールスプレーを吹きかけてから料理を詰めるとより安全性が高まります。
加えて、保存をする際はよく冷ましてから容器に蓋をし、冷蔵庫に入れることも大切です。保存容器に入れた料理が冷めていないうちに蓋をしてしまうと、容器の中に水滴がついてしまいます。
また、熱いままの料理を冷蔵庫に入れてしまうと、ほかの食品が傷む原因にもなります。必ず手で触れるくらいの温度になってから蓋をして保存を行いましょう。
【お肉】作り置き人気レシピ
カラフルポークチャップ
材料(2人分)
- 豚肉薄切り200g
- 玉ねぎ1/4個
- にんじん1/3本
- ブロッコリー1/4房
- A水大さじ2
- Aコンソメ5g
- Aケチャップ大さじ1
- 塩少々
- 胡椒少々
- サラダ油またはオリーブオイル適量
作り方
- 1.玉ねぎは薄切り、にんじんは千切り、ブロッコリーは食べやすい大きさに切る。豚肉は大きければ食べやすい大きさに切る。
- 2.鍋に湯を沸かし、ブロッコリーを茹る。火が通ったらザルにあげ粗熱を取る。
- 3.別の鍋で油を熱し、玉ねぎとにんじんを加え中火で炒める。具材に油がまわったら豚肉も炒める。
- 4.豚肉の色が変わってきたらAを3に加え、具材が柔らかくなるまで煮る。
- 5.味噌を加え塩と胡椒で味を調えた後、ブロッコリーを加え味をなじませながら水分を飛ばす。
3つの野菜を使った見た目がカラフルなポークチャップです。ケチャップ味で子どもも食べやすい味付けに仕上げています。
時間が経っても味がしっかりと感じるお弁当にもぴったりの一品です。
鶏の漬け照り焼き
材料(2人分)
- 鶏もも肉1枚(250gくらい)
- Aしょうゆ大さじ1
- A酒大さじ1
- Aみりん大さじ1
- Aしょうがまたはしょうがチューブ1片または1cmくらい
- 油適量
作り方
- 1. 鶏肉の厚みが均等でない場合は、包丁を入れ厚みを均等にする。
- 2. 保存袋に鶏もも肉を入れ、Aの調味料を全て加えもみ込む。
- 3. 20分〜1時間ほど漬け込み、フライパンで両面を焼くか200度オーブンで20〜25分程焼く。
- 4. 中まで火が通ったら食べやすい大きさに切り分ける。
鶏肉を調味料に漬けて焼くだけで簡単にできる鶏の照り焼きです。すぐに調理が難しい場合は、加熱前の状態で保存することができます。
鶏肉の照り焼きに茹でたブロッコリーやトマト、千切りキャベツを添えれば簡単に1つの献立が出来上がります。
【お魚】作り置き人気レシピ
鱈とじゃがいもの煮物
材料(2人分)
- 真鱈 2切れ
- じゃがいも 1個
- にんじん 1/2本
- 片栗粉 適量
- A水200ml
- A砂糖小さじ2
- Aしょうゆ小さじ2
- A酒小さじ2
- Aみりん小さじ2
- A顆粒和風だし小さじ1
- サラダ油またはオリーブオイル適量
作り方
- 1.真鱈の水分を拭き取り、食べやすい大きさに切る。その後片栗粉を薄くまぶす。
- 2.鍋で油を熱し、1を中まで火が通るように中火で焼く。
- 3.一度皿に移し余分な油を拭き取る。再度油を加えじゃがいもとにんじんを炒める。
- 4.具材に油がまわったらAを加え煮込む。沸騰したら取り出した真鱈を鍋に戻し、味をなじませながら水分を飛ばす。
鱈を使用したほっとする味わいの煮物です。煮汁の水分を飛ばすことで長持ちさせることができます。
少しとろみがついていて脂質も少ない献立のため、お腹に優しく疲れた時にも食べやすい一品です。
鮭のガーリックバターソテー
材料(2人分)
- 真鱈2切れ
- じゃがいも1個
- にんじん1/2本
- 片栗粉適量
- A水200ml
- A砂糖小さじ2
- Aしょうゆ小さじ2
- A酒小さじ2
- Aみりん小さじ2
- A顆粒和風だし小さじ1
- サラダ油またはオリーブオイル適量
作り方
- 1.生鮭の水分を拭き取り骨があれば取り除く。その後3等分位に切り分け薄力粉を薄くまぶす。
- 2.ほうれん草はよく洗い、根元がついたまま沸騰した湯で2分ほど茹でる。茹であがったら冷水にとり、よく絞ってから根元を切り食べやすい大きさに切る。
- 3.エリンギは薄切りにする。
- 4.フライパンで油を熱しにんにくを炒める。香りが立ったら1を入れ焼く。
にんにくとバターを使用したご飯が進む鮭の献立です。鉄分を多く含むほうれん草とたんぱく質を多く含む鮭を組み合わせているため、効果的に鉄分の吸収ができます。
貧血や鉄分不足が気になる場合にも取り入れてみてはいかがでしょうか。
作り置きに疲れたら「シェフの無添つくりおき」も試してみよう!
作り置きは予め使う食材を決めるため節約になりますが、献立を考えたり買い出しに行ったり、そして実際に調理を行ったりとさまざまな工程があるため時間に余裕がないと難しい場合もあります。
忙しいけれど美味しく健康に配慮した料理が食べたいと考えている場合、「シェフの無添つくりおき」を活用することも1つの手です。
「シェフの無添つくりおき」では一流シェフが作った作りたての献立が楽しめます。そして、化学調味料をはじめとする食品添加物不使用であるため、お子様と一緒に安心して食べられることも嬉しいポイントです。(豆腐のにがりなど、必要不可欠なものは除く)
お得な初回限定価格もあるので、料理に関する負担を減らしたい方や日々の献立のレパートリーに関して悩みがある方は一度試してみてはいかがでしょうか。
まとめ
作り置きを行う際は加熱、水気、保存方法に注意して作りましょう。この3つを意識することで料理が長持ちします。
忙しく時間に余裕がない時は、外部の作り置き配送サービスを活用することで日々の料理に関する負担を減らすことができますよ。
自分に合った方法を選びながら日々の料理の負担を減らし、家族や自分の時間を大切にできると良いですね。