子どものおやつはどう選ぶ?幼児におすすめ簡単おやつレシピ3選と市販のおやつ

忙しく過ごす中で、おやつの時間は心身共にリフレッシュができる幸せな時間です。

子どもにとっても、おやつの時間はおいしいものを食べて心を落ち着かせ、リフレッシュをするための大切な時間です。

おやつによる栄養補給が必要な子どもには、できるだけ体に良いおやつを食べてほしいと思いますよね。ですが毎日おやつを選ぶとなると、どれにしようか迷ってしまいます。

そこで今回は、幼児期のおやつを選ぶポイントや、与えるときの注意点、おすすめのおやつについてご紹介します。

 

幼児期は栄養補給ができるおやつを選ぼう

幼児期のおやつは栄養補給の役割があります。では具体的にどのようなおやつを選ぶといいのでしょうか。ここでは選ぶポイントをお伝えします。

 

「補食」としてのおやつ

幼児期のおやつは大人が食べるおやつと役割が違い、栄養が補える補食としてのおやつを意味します。

たとえば、ご飯やパンなどの炭水化物、フルーツや乳製品のような食べものを使ったおやつのことです。大人が食べる甘いスウィーツや油の多いスナック菓子ではありません。

幼児期のおやつは、一度にたくさんの量が食べられない子どもにとって、補食の役割があるので1日に1~2回年齢に応じた適当な量を与えるようにしましょう。

 

幼児がおやつで補いたい栄養素

食事だけでは不足しがちな栄養素は、タンパク質・カルシウム・鉄分・ビタミンCです。

たとえばタンパク質はきなこやヨーグルト、カルシウムはチーズや小魚、鉄分はバナナやドライフルーツ、ビタミンCはサツマイモやみかんに多く含まれています。

特に季節ごとの旬のくだものや野菜には栄養が豊富に含まれます。積極的に取り入れられるといいですね。

 

おやつを選ぶポイント

チョコレートのような甘いおやつを食べると、自然な薄い味では満足しなくなることがあります。

味覚を育てるという点においても、できるだけ与える時期を遅らせるほうがいいでしょう。

また、保存料や合成着色料・甘味料を摂りすぎると、体に悪影響がでる可能性があります。市販のおやつを選ぶときは、できるだけ含まれていないおやつをおすすめします。

 

幼児期のおやつの与え方と年齢に応じた量

子どもが小さいあいだは、おやつを欲しがるままに与えていると、ついつい食べ過ぎになることがよくあります。食事に影響がでないように親が与える量を調節しましょう。

 

幼児期のおやつを与えるときに気をつけること

幼児期におやつを与えるときには、ルールを決めておくことが大切です。

  • 与える量に気をつける
  • 食事の時間まで2時間以上は空ける
  • おやつの時間を決めて与える
  • 塩分・糖分・油分の多いおやつはできるだけ避ける

年齢に応じておやつを与える回数や量は変わってきます。おやつの量が多いと3度の食事を食べられなくなる可能性があります。与えすぎないように注意しましょう。

また、おやつを食べる時間は食事の2時間前までにします。だらだらと食べ続けないように時間を区切ることがポイントです。

さらに、塩分・糖分・油分が多いおやつは消化によくありません。幼児期にはなるべく控えるようにしましょう。

 

幼児の年齢別のおやつの量

  • ・1歳~2歳 午前と午後の2回
  • ・3歳~5歳 午後に1回

幼児の1日のおやつの量は1日に必要なエネルギー量の10~20%を目安にします。次の表を参考に年齢に応じたおやつの量を調節してください。

 

1日に必要なエネルギー量の目安

男児 女児
1~2歳 950kcal 900kcal
3~5歳 1300kcal 1250kcal

(引用:厚生労働省サイト

 

食品あたりのエネルギー量の目安

  • 一口塩おにぎり(30g)55kcal
  • 食パン1/2枚 85kcal
  • バナナ1/2本 50kcal
  • りんご1/2個 70kcal
  • プレーンヨーグルト(100g)56kcal

 

幼児のおやつレシピ3選!おいしく栄養を補う

 

ホットケーキミックスで作るにんじん入り蒸しパン

【材料 4~5個分】

ホットケーキミックス…..150g

にんじんすりおろし…..大さじ1

卵…..1個

牛乳…..80ml

砂糖(お好みで)

 

【作り方】

① ボウルに材料をすべて入れて混ぜます

② 用意しておいた容器やカップの半量ぐらいの①を流し入れて蒸します

③ 10分ほど蒸したら完成です

 

スイートポテト

【材料 6個分】

さつまいも…..300g

卵黄…..1個分

卵白…..少し(つやだし用)

バター…..20g

砂糖…..小さじ1

牛乳…..小さじ2

 

【作り方】

① さつまいもを蒸かすか茹でる

② さつまいもの皮を外してペースト状にし、材料をすべてボウルに入れて混ぜる

③ ②を形成してアルミかクッキングシートの上に並べ、表面に卵白を塗って200度にしたオーブントースターで10分~15分焼けば完成です

 

かつおぶし焼おにぎり

【材料 4個分】

ごはん…..大人のお茶碗1杯分

かつおぶし…..適量

味噌…..小さじ1

砂糖…..小さじ1

みりん…..小さじ½

ごま…..小さじ1

 

【作り方】

① ごはんとかつおぶしを混ぜて小さめのおにぎりを作る

② ごまをすって、その他の調味料と混ぜる

③ おにぎりに②を塗り、天板にクッキングシートを敷いた上にのせてトースターで焦げ目がつくまで焼く

 

おすすめの市販のおやつ

毎日おやつを手作りするのはたいへんですよね。そこで、幼児期におすすめできる市販のおやつをご紹介します。

 

市販のおやつを選ぶポイント

市販のおやつを選ぶときは食品表示を確認して、保存料や合成着色料・甘味料のような添加物があまり含まれていないものを選びましょう。また、塩分・糖分・油分がなるべく少ない自然な味のおやつがおすすめです。

 

おすすめの市販のおやつ3選

①無添加 小袋 アーモンドフィッシュ100袋

しょうゆや水飴を使わない自然なままのアーモンドフィッシュです。小魚は国産の片口いわしを使用しています。

②不二家 アンパンマンひとくちビスケット 5箱セット

スーパーでも購入できるビスケットですが、野菜のほのかな甘みがおいしくおすすめです。国産の小麦を使用していて、卵は不使用です。

 

③ナガノトマト国産ふじりんご100 125ml×36本

原材料がりんごだけで作られているりんごジュースです。りんご本来の甘さがおいしい、やさしい味のジュースです。

 

まとめ

幼児期のおやつは、栄養補給できることがポイントです。

年齢に応じて与える回数や量を調節して、食べ過ぎない工夫をしましょう。
与えるおやつは、手作りができるといいですが、毎日作るのは大変です。市販のおやつにも添加物を使わない、健康に配慮されたものがたくさんあります。市販のおやつも取り入れながら、楽しいおやつの時間が過ごせるといいですね。

スーパーで帰る無添加のお菓子については、こちらの記事でもご紹介しています。

 

 

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