【18種類のミネラル】海洋深層水からお塩を作る三重県「尾鷲しお学舎」をご紹介

お料理で最もよく使う調味料はであるお塩。毎日使うからこそ、こだわりたい方も多いはず。安価な精製塩は使い勝手がいい反面、栄養素などの内容についてはいかがでしょうか?

食や健康を意識すると、

普段の食事の中で、家族全員が元気に過ごせる栄養素を摂りたいですよね。

それならまずは、お塩から変えてみましょう。

ただしょっぱいお塩ではなく、甘味や旨味も感じられる「尾鷲しお学舎」のお塩がおすすめです。三重県の素晴らしい自然環境により作られたお塩は、体が喜ぶような味がします。味の良さだけでなく、ミネラル量が豊富なお塩として人気です。

今回は、「海洋深層水からお塩を作る三重県 尾鷲しお学舎」をご紹介します。

 

尾鷲しお学舎とは?地域活性からお塩

(引用:尾鷲しお学舎

 

三重県尾鷲市(おわせ)に拠点を置く「株式会社 尾鷲しお学舎」

世界遺産の熊野古道がある三重県の南部に位置する尾鷲市は、「日本で一番雨が降る町」としても有名です。一度に降る雨の量が多く、「尾鷲の雨は上からも下からも降る」と言われるほど降水量の多い地域です。

(引用:尾鷲市公式サイト

山に囲まれた小さい町ですが、黒潮が流れる熊野灘は日本有数の漁業としても知られています。強い海流の黒潮では、カツオやマグロが水揚げされ、郷土料理も魚を使ったものが多いです。

(参考文献:尾鷲市公式サイト

 

そんな自然豊かな尾鷲市で作られている、しお学舎のお塩は、海洋深層水を使用し、ミネラル量が豊富なお塩として人気です。

2007年7月16日の海の日から始まった塩づくりは、尾鷲市の地域活性の一環の取り組みとして始まりました。

漁獲高の減少などによる産業の衰退や、後継者不足により徐々に町の賑わいが薄れてきました。また、65歳以上の人口が35%を占める高齢化社会という背景もあり、尾鷲の活気が失われつつあった矢先、新しい取り組みがスタートしました。

尾鷲市の活性化を目的に、2006年4月 海洋深層水取水施設「みえ尾鷲海洋深層水 アクアステーション」をオープンしました。こちらでは水産分野だけでなく、食品・医療・エネルギー資源など様々な分野で海洋深層水を利用し、再び尾鷲を元気にする目的で開設されました。

この取り組みに賛同する、地元産業や県内の中小企業家の方の支援もあり、翌年に尾鷲しお学舎が開校しました。

「尾鷲しお学舎」という珍しい名前ですが、廃校になった木造校舎で塩づくりをしているため、学舎と名づけられました。懐かしい雰囲気の中で作られているしお学舎のお塩は、やさしい味がします。

(参考文献:尾鷲しお学舎

 

尾鷲しお学舎のお塩の特徴とは

(引用:尾鷲しお学舎

しお学舎のお塩の特徴は、3つポイントがあります。

  • 海洋深層水使用
  • ミネラルが豊富
  • 美しい海と自然環境だからできる製造方法

他の地域でもできそうな特徴のように見えますが、「尾鷲だから作れるお塩」であるとお分かりいただけるでしょう。

それぞれ解説します。

 

海洋深層水使用

しお学舎の作り方は、まず熊野灘沖水深415mから海洋深層水を汲み取ります。ただの海水ではなく、海洋深層水を使う点が特徴です。

食だけでなく、美容や医療など幅広いジャンルで使用されている海洋深層水ですが、なぜこれほど注目されているのでしょうか?

海洋深層水とは、水深200m以深の深海の海水を指します。深海には、太陽の光が届かずプランクトンさえ発生していません。光合成により失われなかった栄養素が豊富に残っており、透明感があり、清浄性の高い海水です。

海水の表層は、気候などにより様々な影響を受けやすいですが、深海の海洋深層水は影響を受けにくいです。そのため、塩分濃度は変動しづらく安定した塩の製造ができます。

ちなみに、販売されている飲料用の海洋深層水は、脱塩されているのでしょっぱくありません。

 

ミネラルが豊富

(引用:尾鷲しお学舎 公式サイト)

 

体内では作られないミネラルは、食事からしっかり補いたいです。ミネラルが不足すると、頭痛・情緒不安定・便秘など様々な不調が現われます。特に汗をかきやすい子どもは、ミネラルが失われやすいです。

体に必要なミネラルには相互作用があり、単体で摂るよりも複数で摂る方が効率よく吸収ができます。上記の成分表をご覧いただくと18種類のミネラルが含まれていることが確認できます。

ミネラルは100種類以上存在し、必須ミネラルは16種類あります。精製されたお塩は塩化ナトリウムが約99%を占めており、味はご存知の通りしょっぱいです。

一方、しお学舎の商品「やさしいお塩」の塩化ナトリウム量は68%です。ミネラルの量が多くなると塩味だけでなく、甘味・苦み・旨味も感じます。お料理の味をより一層引き立たせてくれる上、栄養素まで補えるお塩です。

 

美しい海と自然環境だからできる製造方法

(引用:尾鷲しお学舎

 

しお学舎の作り方は「尾鷲に最適な製法」で作られており、現代の一般的なお塩の作り方とは真反対の製法です。

一般的な製造方法は、「イオン交換膜法」で製造されています。ナトリウムや塩化物イオンなどが溶けている海水は、プラスとマイナスの電気が帯びています。電気の力で塩の主成分を集め、浅い窯で煮詰めます。完成したお塩の約99%以上が塩化ナトリウムで、他のミネラルは含まれていません。

しお学舎の場合は、立窯という真空窯を使用し、約60度の低温で煮詰めながら水分を飛ばしていきます。この煮詰める作業が、塩造りでは最も重要なポイントになります。塩の味だけでなくミネラルバランス、採れる塩の量(生産量)にまで関わってきます。

手作業で煮詰め続け、塩分濃度が26%を超えると塩の結晶ができます。水分は無くなりますが、イオン交換膜法のように電気の力で主成分だけを残すのではないので、主成分以外のミネラル分も塩に含まれて残ります。効率重視ではなく、内容にこだわるしお学舎のお塩は、一度に作れる量が、通常の塩の1/4、たった8㎏だけです。

この製法で最も注意しなければいけない点は、不純物です。水分以外が残るこの方法は、大気汚染が懸念される環境では不向きな製法です。そのため、尾鷲の美しい海・恵まれた自然環境ならではの製造方法であると言えます。工場や大きな河川のない場所でしか製造ができない貴重なお塩です。

 

尾鷲しお学舎のお塩を使ったお手軽ごはんをご紹介

お塩は料理で使うことが多いので、しお学舎のお塩を美味しさを、お料理で試したい方もいるのではないでしょうか?

また、「調味料までこだわりたいけど使いきれるか不安」「忙しくて料理の時間がとれない」とお悩みの方にもおすすめのサービスがあります。。

冷凍宅配サービスの「FIT FOOD HOME」です。食材や食品添加物不使用にこだわり、美味しい冷凍ご飯が自宅に届くサービスです。手軽な冷凍食を常備しているご家庭も多いと思いますが、添加物が気になる方も多いのではないでしょうか。

こちらで使用されている食品添加物は、2つだけ。

  • ・塩化マグネシウム→豆腐を固めるにがり
  • ・水酸化カルシウム→こんにゃくを固める

塩化マグネシウムは、にがりです。どちらの添加物も江戸時代から使用されている添加物なので、安心できるでしょう。

しお学舎のお塩を使った「海洋深層水から作られた国産塩を使ったデミグラスハンバーグ」は、人気商品のひとつです。

国産の牛肉・豚肉に、とろろを加えてふわっとした食感です。京都・比叡山ホテルのフレンチシェフが作ったハンバーグには、お肉にもデミグラスソースにもしお学舎のお塩が使用されています。

料理のバランスを整える調味料にまでこだわっているFIT FOOD HOME。

時間をかけられない日のごはんも、美味しく安心できる食事をしませんか?
ハンバーグ以外にも、魚の煮つけやローストビーフなどさまざまな種類から選ぶことができます。簡単に美味しく、健康にも配慮して食事を楽しみましょう。

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