無料で食べられる?大人も行ける地域の交流の場「子ども食堂」で健康な食事を楽しもう!
「子ども食堂」をご存知ですか?
最近、子ども食堂のテレビCMも流れていますが、具体的に何をしているのか知らない方が多いと思います。子どもの貧困や大人の孤立など、現代の生活における問題解決に、子ども食堂は必要な場所です。
子ども食堂は名前の通り子どもがメインで、「みんなでご飯を食べる場所」を提供している場です。お家で一人で食べるご飯より、大勢で食べると何倍も美味しく感じます。子どもだけで利用することができ、地域の関わりも増える素敵な場所です。
- 気になるけどよく分からない。
- 学童とは違うのか?
- 大人も行けるのか?
- 運営母体は?
- 開催場所は? など
まだ利用したことがないと、子ども食堂について疑問が多いのではないでしょうか?
今回は、「無料で食べられる?大人も行ける地域の交流の場 子ども食堂」をご紹介します。
<目次>
子ども食堂とは?ボランティアで運営しているの?
子ども食堂は、2012年に発足し、現在全国で7,363箇所登録されています。民間企業なので、届けを出していない箇所もあり、実際はもっと多くの子ども食堂が存在しています。
子ども食堂は、民間企業により運営されています。
- NPO法人
- 自治会
- 個人
- 協同組合 など
個人飲食店の方が、営業時間を分けて開催していたり、小学校のお母さんたちで運営していたりと様々です。クリニックが運営している子ども食堂もあり、意外と近くで開催しているなんてこともあります。
運営目的
子ども食堂の運営目的はこちらです。
- 食事提供
- 孤食の解消(一人で食事すること)
- 食育
- 地域交流の場 など
「共働きで子どもだけでご飯を食べることが多い」「ひとり親で十分なご飯を食べることが難しい」など、各家庭の食事事情はあると思います。子ども食堂は、そんなお悩みに寄り添い、解決を目指す地域の場です。
親が不在でも、子どもだけで利用できます。一人でご飯を食べるより、お友達や誰かと食べる方がずっと美味しいですし、場所が違うだけでいつもよりたくさん食べることもあります。
学校と家だけのコミュニティーに、子ども食堂が加わることで、より多くの人と関わることもできます。
宿題をしたり、遊んだりすることはできますが、子どもを預かる学童ではないので運営目的を理解したうえで利用しましょう。
運営費
子ども食堂の運営費は、ほとんどが寄付で成り立っています。その為、人件費を払うことが難しい為、ボランティアの方を中心に運営されています。
ボランティアでお手伝いをしている方は、主婦の方や学生が多いです。主な内容は、調理・買い出し・後片付けです。時間がある時は、子どもの遊び相手・宿題チェックまでしてくれる地域のお兄さんお姉さん的な存在です。
普段関わりが少ない年代の方と触れ合えるのも、子ども食堂の魅力です。
食材費も高額になるので、地域の方の寄付で野菜やお米をもらうケースが多いです。それでも足りない場合は、自己負担でまかなっていることもあり、思ったように開催できないこともあります。
食材やお金の寄付は誰でもできます。また、ボランティアも募集しているところが多いので気になる方は各市町村のホームページや、子ども食堂のサイトからお問い合わせをしてください。
(参考文献:子ども食堂ネットワーク/むすびえ)
子ども食堂は大人も食べられる!お金は払うの?
子どもだけでなく、もちろん大人(保護者)も利用可能です。場所により、おじいちゃんおばあちゃんなど、孤食が多い方も利用できます。
料金は開催場所により異なりますが、子どもは無料の場合が多いです。大人の利用の場合でも、数百円で食べることができます。
子どもが小さいと外食は行きづらいですよね。周りの目や、子どもに食べさせることで精一杯になりがち。しかし、たまにはゆっくりご飯を食べたい時もありますよね。子ども食堂ならストレスなく、お母さんお父さんも食事を楽しめます。(離乳食の提供は基本的にはありませんのでご注意ください)
- 疲れてご飯を作る気力がない
- 家だと子供が遊んでご飯を食べない
- お給料日前で買い物に行けない
このようなお悩みがあれば、是非子ども食堂を利用してみてください。同級生のお母さんと情報交換できる場でもあります。また、地域の会社や飲食店からの協賛品の配布がある場合もあります。
<協賛例>
- お米5kg
- ピザ
- お弁当 など
協賛品の配布は、兄弟3人以上・先着何名など条件がある場合が多いです。2か月に1回協賛品の配布がある地域もあり、比較的コンスタントに行われています。
また、持ち帰りができる子ども食堂もあります。兄弟が小さかったり、子どもだけで行かせることに抵抗がある方は、持ち帰りができる子ども食堂を探してみてください。
食事メニューとは?健康で美味しい食材を使った献立
気になる食事メニューをご紹介します。用意されている食事は、栄養バランスの考えられた家庭の食事を提供しています。何品もある豪華な食事ではありませんが、美味しく温かいごはんを食べることができます。
下記内容は、筆者が実際に伺った子ども食堂の内容です。
<東京都 八王子市 一例>
- ごはん
- お味噌汁(じゃがいも、わかめ)
- からあげ 3個
- サラダ
量も調整してくださり、足りない場合はお代わりもできました。
サラダのドレッシングが3種類・飲み物がジュースを含め3種類もあり、意外と充実していて驚きました。
また、食後にはお菓子や手作りシフォンケーキの配布があり、子どもたちは喜んでいました。
献立内容は、食材や資金状況などによりそれぞれの子ども食堂で違います。
副菜が多かったり、果物が付いたりと内容が異なる点は、利用する立場としては楽しいです。
地元のお野菜を食べられる点も子ども食堂の魅力の一つです。
また、ハロウィンやクリスマスなどのイベントを開催し、地域復興として街を盛り上げている子ども食堂もあります。初めて行く子ども食堂に抵抗がある場合は、イベントの日に行くと雰囲気が分かるのでおすすめです。わたあめやかき氷など、そのイベントに合ったお菓子や食事を提供してくれるので親子で楽しめます。
開催されている地域は?自分の地域で開催しているかチェックしよう!
開催地域は、下記サイトまたは各市町村のサイトから検索できます。
地域の掲示板や、回覧板に開催日等が記載されている場合もあります。子ども食堂は、認知度がまだまだ低いのが現状です。来て欲しい人に来てもらえないなど、子ども食堂側の悩みもあります。ふらっと気軽に行けるので、近くに開催場所がある方は足を運んでみてください。
注意点
子ども食堂へ行く際の注意点は、2つあります。
- 開催日
- 開催時間
まず、それぞれの子ども食堂の開催日と開催時間は異なります。
月1回の開催もあれば、毎日子ども食堂を開いている場所もあります。
公民館など町の施設を借りて開催していることが多いので、イレギュラーで休みの場合もあります。事前に確認しましょう。
また、時間も朝だけ開催しているところと、夕方から始まるところがあります。借りている施設が多い子ども食堂では、時間内の退出を心がけましょう。
子どもだけで行かせる場合は、行き帰りの道に気を付けてください。
お家に届く簡単で美味しい「おうちごはん」もおすすめ!
「近くに子ども食堂がない」「家でごはんを食べたい」このようなお悩みの方も多いでしょう。疲れて帰ってきた日は特に、ごはんを作る気力もないですよね。
「美味しくて満足感のあるご飯が食べたい!」
「栄養のある無添加の食事がしたい!」
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