福岡県の子育て世帯給付金はいつもらえる？給付金以外の子育てサポートも紹介！

「福岡県在住で最近子どもが生まれたけれど、子育て世帯給付金はいつもらえるの？」
と気になっている方もいるのではないでしょうか。
子どもが生まれれば児童手当をもらえるものの、育児には何かとお金がかかるため、給付金が支給されるのであれば受け取っておきたいところです。

この記事では、福岡県の最新の子育て世帯給付金について詳しく解説します。給付金以外に頼れる子育て世帯向けのサポートについても紹介するので、子どもがいる方は是非参考にしてくださいね。

福岡県市区町村別の子育て給付金

2023年12月時点、福岡県でもらえる子育て給付金は低所得の子育て世帯生活支援特別給付金のみです。食料や日用品などの物価高騰の影響を受け、生活が困窮している低所得層を対象に給付金が支給されます。低所得層とは、住民税非課税世帯のことです。

対象世帯であるひとり親世帯とふたり親世帯では、支給要件が異なります。それぞれの支給要件をまとめました。

世帯別に、支給要件のいずれかを満たさなければ給付金は受け取れません。ひとり親世帯は家計の急変によって児童扶養手当を受け取る世帯と同等の収入水準にまで下がること、ふたり親世帯は家計急変によって住民税非課税世帯に該当することが条件です。

支給要件を満たす場合は、子ども1人につき50,000円を受け取れます。世帯別の支給要件を確認し、該当する項目があれば、すぐに申請しましょう。

低 所得者以外の世帯がもらえる給付金はある？

2023年12月現在、福岡県で低所得者以外の世帯がもらえる給付金はありません。ただし、手当は受け取れるため、子どもが生まれたばかりの方は児童手当について確認しておきましょう。

児童手当とは、出生から15歳の誕生日後の最初の3月31日まで一定金額を支給してもらえる制度です。

3歳未満は15,000円、3歳～小学生まで10,000円、中学生も10,000円です。第3子以降は、3歳～小学生まで15,000円を受け取れます。

子どもが生まれたばかりの方は、自治体窓口、または電子申請で申し込みをしなければなりません。申し込み後は世帯の中で最も所得の高い人に自動的に振り込まれるため、最初の手続きを忘れないようにしましょう。

福岡県で誰もが受けられる子育てサポートとは？

福岡県で受け取れる子育て世帯給付金は低所得世帯のみを対象としているため、該当しない方は金銭的な援助がなく、困るかと思います。金銭的なサポートはないものの、福岡県では子育て世帯を対象としたさまざまな支援を行っています。支援を上手に活用すれば、子育てにかかる費用をある程度節約できるかもしれません。

ここでは、福岡県でおこなわれている子育てサポートについて紹介します。

おむつと安心定期便

福岡市がおこなっているおむつと安心定期便は、対象施設の利用でもらえる電子スタンプを、おむつやミルクなどの育児用品と交換するサービスです。対象となる子どもの年齢は0～2歳、育児用品はおむつ・ミルク・スタイ・赤ちゃん向けのインスタント食品など、さまざまなグッズがそろっています。

対象施設を利用するだけで育児用品と交換できるため、赤ちゃんと一緒に楽しい思い出を作りつつ、育児用品を節約できるでしょう。対象施設は以下の通りです。

• 自治体
• 公民館
• 子育て交流サロン
• 認可保育施設
• 産後ケア事業

公民館や子育て交流サロンでは、赤ちゃん向けのイベントもおこなわれているため、参加すれば電子スタンプをもらえます。ママの体をケアする産後ケア事業に参加することでもスタンプをもらえるため、対象施設のなかから気になるところがないかをチェックしてみましょう。

子ども医療費～ふくおか安心ワンコイン～

子ども医療費～ふくおか安心ワンコイン～は、病気にかかりやすい子どもの医療費を手厚く援助してくれる制度です。子どもは母親からもらった免疫が切れる生後6カ月ごろから病気にかかりやすくなります。病院に通う回数も増えるため、医療費が家計をひっ迫するかもしれません。

高くなることが予想される医療費をサポートするのが、子ども医療費～ふくおか安心ワンコイン～です。出生から中学生までの医療費を最小限に抑えてくれます。

3歳未満の通院、0歳～中学校3年生までの入院と薬局利用時の自己負担はありません。3歳から中学校3年生までは1医療機関につき、1カ月あたり500円の医療費が発生します。1カ月あたりなので、月に何度診察を受けても500円以上を請求されずに済みます。

令和5年12月時点では対象が中学校3年生までとなっていますが、令和6年1月から、高校生にまで対象が拡大するため、子育て世帯の負担はさらに軽くなるでしょう。

子育て応援パスポート

全国でも実施されている子育て応援サポートは、福岡でもおこなわれています。各市町村でさまざまな店舗が参加しているため、対象のお店に行けばお得にサービスを活用できるでしょう。なかには商品をプレゼントしてくれるお店もあるので、気になるお店が子育て応援パスポートに参加しているかをチェックしてみてくださいね。

福岡県で子育て応援パスポートに参加している一部のお店とサービス内容についてまとめました。

福岡県では、各市町村別にさまざまな店舗が子育て応援パスポートに参加しています。子供向けの施設だけでなく、マッサージやヨガ、整体などの店舗もあるため、ママの産後ケアにもパスポートを活用できるでしょう。

服や眼鏡、食料品を取り扱うショップも参加しているため、住んでいる地域の参加店舗を確認することがおすすめです。子育て応援パスポートに参加している店舗は、レジ付近にパスポートマークが付いているため、サービス内容を確認したうえで提示しましょう。

まとめ

福岡では低所得世帯向けの子育て給付金が支給されています。該当しない世帯は受け取れないものの、各市町村で手厚い子育て支援をおこなっているため、サポートを上手に活用することがおすすめ。活用方法によっては育児費用を大きく節約できるため、子供の将来に向けて貯蓄もできるでしょう。

子育て応援パスポートは、県内のさまざまな店舗が参加しています。提示することで料金が割引されたり、商品をプレゼントしてもらえたりするので、パスポートをもって赤ちゃんとお出かけしてみてくださいね。

（参考）
https://r5-kosodate-kyufu-fukuokacity.jp/
https://www.smart-hojokin.jp/subsidy/prefectures/40/classifies/3
https://www.city.fukuoka.lg.jp/kodomo-mirai/k-katei/child/seikatusien_kyuhukin_3.html
https://www.city.fukuoka.lg.jp/kodomo-mirai/k-katei/child/kodomoteate.html#jump020
https://fuk-omutsu.com/
https://www.city.fukuoka.lg.jp/hofuku/hokennenkin/health/iryouhijosei_kakudai_kodomo_R0601.html
https://kosodate-mise.pref.fukuoka.lg.jp/kosodateapp/index.php

給付金の使い道をどうするかも悩みの種。
つい子どもの物品などに使ってしまいがちですが、お父さんやお母さんが毎日心身ともに健やかに過ごせることも非常に大切です。
そんなときは、思い切って作り置きの宅配サービスを頼ってみるのも手。

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