【大阪府の子育て支援パスポート】どう使う？子育て世帯におトクな「まいど子でもカード」

「子育て支援パスポート」は、各自治体が実施する子育て支援の一環で、18歳未満の子どもを育てる世帯が、協賛しているお店で割引サービスや特典が受けられます。

2017年からは、住んでいる地域だけではなく全国共通でサービスが受けられるようになりました。

この記事では、大阪府の子育て支援パスポート「まいど子でもカード」について登録方法や使い方について解説しています。

＜目次＞

子育て支援パスポートとは？

子育て支援パスポートとは、子育てしやすい・やさしい社会を実現するために、国と全国の自治体、企業・店舗が協力して、子育て世帯に各種割引やサービスを提供する事業です。

具体的には、自治体が発行した子育て支援パスポートを、事業に協賛しているお店で提示すると、割引サービスや特典がもらえます。特典内容はお店によって異なります。

子育て支援パスポートは、各都道府県の自治体で発行されますが、全国共通展開参加店舗であれば46都道府県で相互利用が可能。旅行や帰省時にもお得に活用できます。

また、自治体によっては子どもが3人以上の多子世帯に向けた、さらにお得なパスポートを提供しています。ただし、多子世帯に向けたパスポートは全国での相互利用はできません。

大阪府では、社会全体で子育て世帯を応援する「まいど子でもカード」を展開中です。会員数25.8万人、協賛店8,587店舗（2023年9月30日時点）となっています。

「まいど子でもカード」は子育て世帯にとって「まい（My わたしの）」「どこでも」使えるカード、協力企業・店舗にとっては「まいど」という歓迎の気持ちを表した名前がついています。

「子どもを預けてレストランでおいしい食事がしたい…」「子どもの習い事を始めたいけど続けられるかわからない」「お得に外食がしたい」このような子育て世帯に寄り添った特典やサービスが受けられます。

具体的には次のようなサービスです。

など

お店での直接的な割引やポイント加算、無料サービスといった特典が受けられるお得なカードです。協賛店や店舗ごとのサービス内容は、まいど子でもカードのホームページで確認できます。

18歳未満の子どもがいる子育て世帯であれば、家族のどなたでも「まいど子でもカード」の登録ができます。妊娠中や祖父母の方、大阪府以外の方も登録可。

※登録料は無料です。

登録後、まいど子でもカードアプリ「ぎもーヴ」をスマートフォンにインストールすると、カードを持ち歩かず、都度ログインの必要なく、電波がなくてもカードを表示できます。

※現在Androidのみ対応

必要事項を記載して往復はがきを事務局あてに送ると、シンボルマークが印刷されたハガキが届きます。切り離してカードとして使用します。

会員登録で送られてきたシンボルマークをサービス対象のお店で提示するだけです。子どもと一緒にお出かけしていなくてもお父さん・お母さんだけで使用できます。

関西地域（福井県・三重県・滋賀県・京都府・大阪府・兵庫県・奈良県・和歌山県・徳島県・鳥取県）では、「関西子育て世帯応援事業」として相互利用ができるので、帰省時や旅行のときにも利用可能です。「すくすくかんさい」のシンボルマークがあるお店でカードを提示すると、サービスや特典が受けられます。

まいど子でもカードは、内閣府が行っている「子育て支援パスポート事業」の一環なので、大阪府だけではなく、全国の協賛店で特典が受けられます。使えるお店の区分は次の通りです。

店舗	サービス・特典
コメダ珈琲	シンボルマークの提示で、中学生以下のお子さまにドリンク注文でミニソフトクリームがもらえる
マクドナルド	シンボルマークの提示で、ハッピーセットのチーズバーガーセットを特別価格で提供。朝食の時間帯はハッピーセットのチキンマックナゲットセットを特別価格にて提供
ガスト	シンボルマークの提示で会計時に税引き価格から5％割引（第3日曜日のみ実施）
丸亀製麺	シンボルマークの提示で10歳未満の子どもを対象に、ミニサイズのかけうどん・ぶっかけうどん・ざるうどんを無料。または、注文したうどんのサイズを並盛りから大盛りにアップ
ドミノピザ	シンボルマークの提示で注文金額から15％割引