秋バテの原因はこれ!親子で元気に秋を過ごすための4つの対策

暑さが厳しい季節も終わり、秋が来るとなんとなくほっとする人も多いのではないでしょうか。

嬉しい気持ちになる一方で、季節の変り目とまだまだ残る暑さも相まって体のだるさや疲れを感じる人もいると思います。

みなさんは、夏が終わり涼しい季節に移行する時期に体調を崩す「秋バテ」をご存知ですか。

体がバテてしまうのは夏だけではなく、秋にもあるので注意が必要です。

この記事では、秋バテの原因とその対策について詳しく解説します。

季節の変わり目に負けない体を維持するために、ポイントを抑えて元気に秋を乗り切りましょう。

 

秋バテの原因は自律神経の乱れ

秋バテの原因は、季節の変わり目に起こる体の変調です。

夏が終わったのに、夏バテのような症状が続いているなと感じることはありませんか。

あるアンケート調査によると、「夏から秋にかけていつもより体調が悪くなることがあった」という経験がある人は全体の60%以上という結果に。

参考:PRTIMES「全国の20代/30代/40代/50代の男女100名、合計800名に聞いた「秋バテによる体の不調に関する意識調査」

具体的に秋バテとは、気温の変化や日照時間の減少、夏の疲れが残っていることが影響してきます。

これらの原因が重なると、自律神経が乱れ体調不良を起こすきかっけとなってしまうのです。

 

夏の疲れ・夏バテを引きずっている

夏の間、クーラーの効いた室内と室外の寒暖差に体が疲れてしまい、秋になっても体の不調が続くことがあります。

だるさや食欲不振など、夏バテに似た症状があればそれは「秋バテ」の可能性が。

わたしも夏から秋にかけては体調を崩しがちですが、女性は特に敏感に感じる人も多いのではないでしょうか。

体が完全に回復していない状態で秋を迎え、夏バテの延長として秋にも同じような症状を感じる人が多いのはこのためです。

 

気温の変化による温度調節の負担

夏が終わり徐々に気温が下がってくる秋ですが、日中はまだまだ暑さが残っている日も多いですね。

朝晩との温度差が激しくなるため、体は体温を調節しようとしますが負担が大きくなるにつれ自律神経が乱れやすくなります。

結果、疲労感やだるさなどが引き起こされ「秋バテ」の症状を感じやすくなるのです。

 

日照時間の減少やホルモンバランスの崩れ

秋は夏に比べて日照時間が短くなります。

日光を浴びる時間が必然的に減るため、体内のホルモンバランスも崩れやすい時期です。

ちなみに「幸せホルモン」と呼ばれるセロトニンは、太陽の光に当たる時間が少なくなると減少すると言われています。

参考:立命館保険センター「日照時間とセロトニン」

そうなると、気分の低下や疲労感が強まる原因となり、睡眠の質が低下することにも繋がります。

 

 

主な症状は4つ!解消するためには?

秋バテの症状は夏バテに似ていますが、具体的な症状を以下に挙げてみます。

  • 疲労感やだるさ
  • 食欲不振
  • 頭痛や肩こり
  • 不眠や睡眠の質の低下

これらの症状がいくつか現れてくると、日常生活も辛くなってきます。

気温の変化に対応できないために、自律神経が乱れ頭痛や肩こりを感じる人も。

寝つきが悪くなったり眠りが浅くなったりと、睡眠の質が低下すると日々の生活に支障が出てきます。

秋バテを解消するためには、ポイントを抑えて対策を講じることが大切です。

 

 

秋バテ対策のポイントは4つ!

ここからは、秋バテを解消するための対策を見ていきましょう。

そのポイントは、以下の4つです。

  • バランスの良い食事を心掛ける
  • 適度な運動をする
  • 十分な睡眠を確保する
  • リラックスの時間を作る

日々の生活習慣を見直し体調を整えることで、秋バテにならない体力をつけていくのが大切ですね。

ここでは、それぞれのポイントを一つずつ詳しく解説していきます。

 

日々の食事はバランスを考えて

一つ目は、栄養バランスの取れた食事を意識するということ。

秋に旬の食材を積極的に取り入れるのは、秋バテ対策にはとてもおすすめです。

サツマイモ
かぼちゃ
マツタケ
さんま

これら秋の味覚は夏野菜などに比べて甘味のあるものや味の濃いものがたくさんありますね。

冬に備えた体作りをしていくためにも、栄養価の高い秋の食材を取り入れて、この時期を元気に乗り切りましょう。

ちなみにわたしは秋になるとかぼちゃやサツマイモを使ったスープやシチューをよく作ります。

温かいものを食べると心身ともに暖かくなるので、朝晩気温が低くなってくるこの時期にはとてもおすすめです。

しかし、忙しい現代において毎日の食事にまで気を遣うのは大変だなと感じる人もいるでしょう。

そういった方には、宅配食という方法もありますよ。

「シェフの無添つくりおき」なら、季節の食材を活かしたメニューはもちろん、100種類以上のオリジナルメニューが楽しめます。

体調管理は宅配食に任せてみるのも、一つの選択肢かもしれません。

シェフの無添つくりおき公式サイト

 

適度な運動で体力を維持

2つ目は、適度な運動で体力を維持するということ。

適度に運動することは、秋バテ対策に欠かせません。

ポイントは、無理なく続けられる軽い運動を習慣化することです。

ウォーキング
ストレッチ
ジョギング

運動は、体をほぐしたり血流を促したりといいことがたくさん。

厚生労働省によると身体活動や運動の推奨時間は成人ならば、

1日60分以上(1日約8,000歩以上)とされています。

参考:厚生労働省「健康づくりのための身体活動・運動ガイド2023(案)」

ちなみにわたしは週に数回ジョギングをしています。

木々の葉が変わっていく様、道端に咲く花や空気の変化など小さな発見ではありますが、ちょっとしたことに季節の移ろいを感じる瞬間は、ジョギングの醍醐味でもあり続けられる理由です。

昼間の時間が徐々に短くなっていく秋にこそ、ぜひ外に出て体を動かす時間を意識的に作ってみてください。

自然を感じながらのジョギングはとってもおすすめですよ。

 

十分な睡眠を確保する

秋バテ防止には睡眠も欠かせません。

寝つきを少しでもよくするためにできることの例として、

デジタルデトックスをする
寝室の環境を整える
ルーティンを作る

などがあります。

快適な睡眠のために、寝室を静かで落ち着いた空間にする工夫するのはもちろん、スマホやテレビを控えて読書をするのもおすすめです。

また、自分だけのルーティンを作るのもいいですよ。

我が家では、わたしは寝る前に子どもと一緒に絵本を読み、主人は白湯を飲んでから寝る習慣ができています。

毎日続けることで、「これから寝る時間だ」と体も認識しやすくなるため、習慣として取り入れてみてください。

 

アロマなどリラックスできる方法を探す

自律神経を整えるためにも、リラックス方法を導入するのも重要です。

ストレッチ
瞑想
アロマ
ハーブティー

自分だけのほっとできる時間を楽しめれば、気分もよくなりますね。

仕事の合間や夜寝る前に深呼吸をするだけでも気分が落ち着きますよ。

わたしはよくハーブティーを飲むのですが、いい香りに癒される時間が大好きで、自分自身のリラックスタイムには欠かせません。

お気に入りのリラックスタイムを、あなたもぜひ導入してみてください。

 

 

まとめ

秋バテは季節の変わり目に起こる体調不良ですが、予防や改善をするためにできることはたくさんあります。

気温の変化や夏の疲れなど原因は複数の要素がありますが、バランスの取れた食事や適度な運動、十分な睡眠やリラックスの時間を意識的に作るなどすれば、元気に秋を乗り切ることができるはず。

季節の移り変わりを楽しみながら、秋バテに負けず健康的な生活を送ってくださいね。