無添加味噌で始める安心ごはん!メリットから活用法まで解説
「安心・安全な食品を選びたい」「毎日の食事で健康を意識したい」と考える人が増えている今、食材選びは非常に重要です。
そんな中、無添加の味噌は安心して使える調味料の一つ。
味噌は日本の伝統的な発酵食品であり、「無添加味噌」は日々の食事の安全にこだわりたい人にとってまさにおすすめの食材です。
本記事では、無添加味噌の特徴やメリット、選び方、さらにはおすすめ商品、活用法について詳しく解説します。
無添加の味噌を取り入れた生活で、健康的な食卓を楽しんでみましょう。
<目次>
無添加の味噌とは?その特徴を解説
無添加の味噌は、添加物を一切使用せず自然素材だけで作られた味噌のことです。
味噌の起源は、いまからおよそ1,300年前の飛鳥時代に中国から伝わったと言われています。
今ではたくさんの種類がある味噌ですが、無添加の味噌は発酵の過程で麹菌や乳酸菌が活躍し、味噌の風味や栄養も豊かになります。
その結果、旨味成分が増して深い味わいが楽しめるという魅力があるのです。
無添加味噌の特徴を簡単にまとめました。
特徴 | 詳細 |
原材料 | 大豆・米・麦・塩・麹 |
製造工程 | 自然発酵 |
風味 | 素材本来の味 豊かな風味 |
ちなみに、日本の食文化を支える「麹菌」は国菌として認定されており、無添加味噌においてその働きが活かされています。
スーパーでも手に入る!無添加味噌のメリットとデメリット
無添加味噌の最大のメリットは、安心して食べられるということ。
発酵食品である味噌は、日々の元気な身体を維持するために進んで取り入れたい食材です。
以下に、メリットをまとめました。
- 1. 栄養価が高い
- 2. 安心・安全
- 3. 腸内環境を整える
- 4. 料理の幅が広がる
シンプルな原材料なので、味噌汁以外の料理での扱いも安心ですね。
しかし、メリットばかりではないのも事実です。
デメリットとしてあげられるのは3つ。
- 1. 賞味期限が短い
- 2. 価格がやや高い
- 3. 味の個性が強い
保存料が含まれていない無添加の味噌は、添加物が使われている味噌に比べて賞味期限が短めです。
とはいえ、元々保存食のため短すぎるということはありません。
しかし開封後は冷蔵庫で保存し、風味を損なわないよう注意しましょう。
また、素材本来の風味が活かされている分、好みが分かれる場合があります。
味噌の種類とおいしい無添加味噌の選び方
ここからは、味噌の種類から無添加味噌の選び方について詳しくご紹介します。
味噌の3つの分類
味噌は「原料」「味」「色」により分類することができます。
分類 | 特徴 |
---|---|
①原料 |
米味噌、麦味噌、豆味噌、調合味噌 |
②味 | 甘味噌、甘口味噌、辛口味噌 |
③色 | 赤系味噌、白味噌、淡色系味噌 |
九州地方では甘口味噌が、信州では辛口味噌が好まれるなど、地域によっても扱われている味噌が違ってきます。
味噌はそれぞれの地域の文化や風土と密接に結びついていて、代々受け継がれてきた伝統の味にもなっているのです。
無添加味噌の選び方
無添加の味噌を選ぶときに気を付けたいポイントは2つです。
- ・原材料名を確認する
- ・「天然醸造 」or 「生味噌 (非加熱)」のものを選ぶ
添加物が含まれていないか、原材料は自然素材のものか、どのようなものが入っているのかきちんと見極めましょう。
また、「天然醸造」「生みそ(非加熱)」という表記も無添加味噌を選ぶ際のひとつのポイント。
これらの表記は、自然の温度変化でじっくりと発酵し熟成したものであることを示しています。
古くから守られてきた伝統的な製法で、麹菌や乳酸菌、酵母菌などが働くので風味豊かで美味しい味噌ができあがるのです。
そのため、これらの表記があるかも確認するといいでしょう。
原材料の表示について詳しく知りたい方はこちらの記事もどうぞ。
おすすめ!試して欲しい人気の無添加味噌4選
無添加の味噌は、近所のスーパーでも購入できます。
売り場にはたくさん陳列されていて悩む方も多いでしょう。
ここではスーパーで買える、おすすめの無添加味噌をご紹介します。
名称 | 販売者 | 原材料 |
---|---|---|
フンドーキン生詰あわせみそ | フンドーキン醤油株式会社 | 米(国産)、大豆(分別生産流通管理済)、食塩、大麦 |
円熟こうじみそ | ひかり味噌株式会社 | 米(国産)、有機大豆、食塩 |
生みそ糀美人 | マルコメ株式会社 | 米(国産)、大豆、食塩 |
丸の内タニタ食堂の減塩みそ | マルコメ株式会社 | 米(日本又はタイ又はその他)、大豆、食塩 |
どの味噌も、原材料がシンプルですね。
好みにもよりますが、お子さんのいるご家庭なら「フンドーキン生詰あわせ味噌」がおすすめ。
甘めでまろやかなので、味噌汁はもちろんさまざまな料理に重宝します。
どの味噌も無添加かつお手頃価格なので、一度試してみてはいかがでしょうか。
ちなみに、原材料の大豆横に「分別生産流通確認済」という表記がありますが、これは「生産・流通・製造・加工の段階で遺伝子組み換え食品が混入しないように分けて管理している」という意味です。
遺伝子組み換え食品の意図せぬ混入率が5%以下の場合に表記できますが、「遺伝子組み換えでない」とは表記できません(※混入率0%のときのみ「遺伝子組み換えでない」と表記可能)。
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いつものレシピにちょい足し!無添加味噌の活用法
古来より日本人に親しまれてきた味噌ですが、その活用法は多岐に渡ります。
- ドレッシング
- マリネ
- カレー
- 鍋
- スイーツ
普段の食事の隠し味などにも使える味噌は、まさに万能調味料。
わたしはカレーや鍋、パスタのときによく使っていますが、少し入れるだけでコクが出てとてもおいしくなりますよ。
また、意外かもしれませんがクッキーやグラノーラなどのスイーツやお菓子などにも使えます。
甘味を一層引き立ててくれるので、本当におすすめです。
手軽に栄養価の高い料理を作るための強い味方である味噌は、旨味、塩味、甘味などさまざまな味わいを含むので、料理の味に深みを与えてくれます。
普段から無添加の味噌を常備しておけば、さまざまな料理の立役者として活躍してくれるでしょう。
味噌を使ったアレンジレシピはこちらの記事でもご紹介しています。
まとめ
無添加の味噌は、健康と安心を両立できる日本の伝統食品の代表と言っても過言ではありません。
シンプルな素材でできた無添加の味噌は、日々の食事をおいしく豊かにしてくれます。
この記事を参考に、ぜひ無添加味噌を取り入れた食生活を始めてみてください。
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